写真は執行猶予付き死刑判決の出た重慶広電集団元総裁の李暁楓被告/激動網動画より
http://news.joy.cn/video/1970714.htm
このニュースは2010/10/13のもので、重慶ヒルトンホテル暴力団売春斡旋事件で李暁楓が取り調べを受けていたと言うもの。ちなみに重慶ヒルトンホテルはその後営業停止となり、開始後も5つ星ランクを取り消しされている。これが日本であれば、このホテルは、ほぼ息の根を止められているであろう。ホテルにかかわる企業は、すべて警察からのチェック対象となるので。
この別件取り調べから、収賄の事実が出てきたのであろう。4904万元≒5億9370万円であれば、確実に死刑となることは被告もよく知っている。そこですべてを積極的に話したのであろうか。2年間の執行猶予付き死刑の判決となった。2年間を模範囚として過ごせば、死刑はない。無期懲役に減刑となるが、実際は15年もすれば出てくるかもしれない。
政治権利は終身剥奪、個人財産もすべて没収、なお、被告は上告をしない模様。
別件取り調べをすれば、中共幹部のほとんどは収賄罪となろうか。
【IZA9/16-中国のテレビ局元トップに死刑判決】
新華社電によると、中国重慶市の第1中級人民法院(地裁)は16日、約4900万元(約5億9千万円)相当の収賄罪などに問われた重慶テレビ局の元トップ、李暁楓被告に執行猶予2年付きの死刑判決を言い渡した。
巨額の収賄額で「重慶最大の汚職事件」(中国メディア)とされたが、罪を認め、資金流用も自ら供述したことから、無期懲役などに減刑される可能性がある執行猶予が付いた。
判決によると、李被告は重慶テレビ局トップなど地元メディアの経営幹部だった2001年から09年にかけ、17人から計4904万元余りの賄賂を受け取っていたほか、自社の資金300万元を流用して、別の使途に充てていた。(共同)
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