写真は自身のからだに石油をかけて火をつけた瞬間/BackChinaより
http://news.backchina.com/viewnews-159971-gb2312.html
9月16日、ギリシャ、テッサロニキのピレウス銀行の前で55歳の事業主が自殺を図った。幸い、警官がすぐに消火器で消し止め、男性は胸のやけどで入院をしているが、命に別状はない。
この男性は住宅ローンと商業ローンを返済中であり、新規融資が受けられないことを苦に抗議の自殺を図った模様。
まさに、ギリシャの国そのものを象徴するような事件である。我が国でも、銀行の返済猶予制度はあり、銀行もリスケに応じているが、いつまでも猶予が出来る訳ではない。金融庁も再生可能な企業は別としても、再生の状況にない企業は切り捨てていくであろう。週刊文春が10月に2万社が倒産するとセンセーショナルなことを書いていた。これは少し誇大表現であるが、倒産が加速するのは避けられない。
ドジョウが火鍋状態を回避できるのか?今までの政権が倒産の先送りをしただけであり、現実を突きつけられれば、倒産は避けられない企業は続出する。
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