写真はウィキペディア・イタリア版
http://it.wikipedia.org/wiki/Wikipedia:Comunicato_4_ottobre_2011
下院で議論されるまで非表示になるとの掲示がされ、『知識の源と場所としてネットを使用する権利があり、それは私たちの優先事項である』とあり、検索しても同じ画面となる。
【IZA10/6-イタリア語版ウィキペディアが停止 プライバシー法案に抗議】
インターネット上の百科事典で、誰もが執筆に参加できる「ウィキペディア」のイタリア語版サイトが5日、閲覧サービスを停止した。プライバシー侵害の申し立てがあった場合、サイト管理者が48時間以内に内容を訂正しなければならないとの条項を盛り込んだ法案を、イタリアのベルルスコーニ政権が国会に提出したことへの抗議という。
ベルルスコーニ首相はこれまで、捜査当局の盗聴捜査から明らかになった買春疑惑などを新聞などにすっぱ抜かれ、政治的に窮地に追い込まれてきた。法案は予備的捜査段階での盗聴内容の報道を規制することを狙いとしており、その一環でメディアも含むサイトにこうした訂正を義務付ける規定が盛り込まれた。
ウィキペディアのイタリア語版サイトは、申し立てに対して抗弁ができないことや、第三者機関による審査がないことを問題視。「サイトの中立性と自由が脅かされている」と訴えた。(共同)
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