写真は死刑囚鄭金文(48)/BackChinaより
http://news.backchina.com/viewnews-169273-gb2312.html
写真は死刑囚処刑後に移植用の臓器を摘出するために運ぶ医療従事者
鄭金文は7年前に二人を殺し埋めた罪で2011/6に死刑判決が下った。その判決が出てすぐに、姉への腎臓移植の申請を出した。鄭は13人兄弟の末っ子、8番目の姉が腎臓病で毎日4回の透析をしているので、その姉さんへの腎臓移植である。(毎日、4回の透析とあるので血液透析ではなく、腹膜透析か)
この移植申請について、台湾法務部門と移植主管機関の衛生部門はすべて承認、病院では昨日、医学倫理委員会にて審議の結果、死刑囚の鄭が腎臓を提供することができると認定し、早ければ2週間後に移植手術が行われる。鄭金文は台湾で処刑前に生体器官を寄贈する始めての死刑囚となる。通常は、処刑後に生体器官が患者に移植される。今回は姉の具合が悪いので、処刑まで待てないとの判断である。
この移植が被害者の身内であれば、どうだっただろうか?さらに美談となるのだろうか?被害者の親族は鄭金文を許すことはないであろう。そんな男の腎臓をもらう筈がない。
さて、我が国でもオウム裁判が16年も経ち、事実上の終結をみた。麻原彰晃の死刑執行は?この男の臓器は???
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