写真は焼身自殺をしたチベットの尼僧、班丹曲措さん(35)/博訊より
http://boxun.com/news/gb/intl/2011/11/201111032113.shtml
【四川省カンゼ・チベット族自治州】11月3日正午、道孚県の甘丹曲林尼姑寺の尼僧、班丹曲措さんが焼身自殺した。
新華社は理由不明としているが、班丹曲措さんは燃盛る炎の中で、「ダライラマ陛下万歳」「チベットに自由を」と叫んでいることから、中共のチベットへの弾圧に対する抗議の自殺とみられる。
班丹曲措さんは、もう一度抗議をしようと試みたが、ガソリンを飲み込んでいたため、口から火を噴きだし、抗議をすることはかなわず、数分後に死亡した。ガソリンを体に撒いただけでなく、大量に飲んでおり、壮絶な覚悟の上での焼身自殺と言える。
2011年に11名のチベット人が焼身自殺をしており、6名が亡くなった。班丹曲措さんはチベット史上13人目の焼身自殺者である。
【IZA11/3-尼僧が焼身自殺 中国チベット族自治州】
新華社電によると、中国四川省カンゼ・チベット族自治州で3日、35歳の尼僧が焼身自殺した。理由は不明としている。
同自治州や隣接するアバ・チベット族チャン族自治州では、宗教の自由などを求め僧侶らが相次いで焼身自殺を図っており、この尼僧の自殺も中国政府の少数民族政策への抗議とみられる。(共同)
コメントする