
写真は爆発現場/YouTubeより
冒頭のシーンはアシュラの儀式でシーア派信者達が自分の体に刃物を打ちつけている。何だか踊っているように見えるが、彼らの背中は血だらけになっている筈だ。これはムハンマドの孫にあたるイマーム・フセインが殉教した苦しみを自分たちにも科して哀悼の意を表現しているもの。
シーア派には大切な儀式であり、こうした宗教儀式の最中に自爆テロを起こすことは、大いなる禍根を残すことになる。一方、スンニ派では、アシュラは断食潔斎の日と決めていたが、宗教行事としては義務化されていない。
尚、タリバンは今回のテロを非難し、本件への関与を否定、爆発は「侵略軍」によるもので、NATO軍を指す声明を出している。
【IZA12/7-テロ死者60人以上 シーア派標的、アフガンでは「異例」】
【カブール=田北真樹子】アフガニスタンで6日、同国の少数派イスラム教シーア派信者を狙ったとみられる自爆テロが首都カブールと北部バルフ州の州都マザリシャリフで相次いで発生した。この日は「アシュラ」と呼ばれるイスラム教の宗教行事にあたり、多数のシーア派信者がモスク(イスラム教礼拝所)に集まっていた。
カブールでは、同日正午ごろ、大統領府や国防省などが集まった地区にあるモスクの入り口付近で爆発があった。警察関係者などによると、少なくとも58人が死亡、135人が負傷した。続いて、マザリシャリフでも、モスクの近くで自転車が爆発し、4人が死亡、17人が負傷した。南部カンダハル州でも爆発があり数人の負傷者が出た。
フランス通信(AFP)によると、イスラム原理主義勢力タリバンは、この日のテロを非難する声明を出した。一方、アフガン・イスラム通信は、パキスタンを拠点とし、シーア派を異教徒と見なして敵視することで知られるイスラム教スンニ派の過激派組織「ラシュカレジャングビ」(LJ)が犯行を認めたと報じた。
アフガンでシーア派信者がテロの対象になるのは珍しい。このため、カブール市内のシーア派モスク周辺では厳重な警戒態勢は敷かれていなかった。
アフガンのカルザイ大統領は6日、訪問先のドイツの首都ベルリンで、「アフガンの重要な宗教的な日に忌まわしいテロが起きるのは初めてだ」とテロを強く非難した。
以下はロサンゼルスタイムズの写真↓たくさんの子ども達が倒れている
以下には19枚の写真あり

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