写真は世界最速のスーパーコンピュータ「京」/YouTube(神戸新聞ニュース)より、ちなみに右が「京」、左は「系」・・・
ある会話<真実でも二番でもありません>
秘書「スーパーコンピュータの「京」の予測によれば、東日本大地震クラスの南関東直下型地震で10分後に関東平野は沈降し、30分後に東京に大津波が襲ってきます」
議員「で、東京はどうなる?」
秘書「完全に水没します」
議員「そんなことがあってたまるか!「京」の予測は当たるのか?」
秘書「東日本大震災がほぼ100%再現されています」
議員「どうなるんだ?」
秘書「先生の熱い心は必ず有権者に伝わります」
議員「何を言ってる、票田が流されちゃうんだぞ。二番だったら、こんな予測はしなかったのか?」
【読売1/30-巨大地震の揺れ・沈下・津波、「京」で同時計算】
巨大地震の発生に伴う揺れと地盤沈下、津波をスーパーコンピューターで同時分析できるシステムの開発に、東京大学の研究チームが成功した。
東日本大震災で起きた状況をほぼ再現できており、次世代スパコン「京(けい)」で実用化を図る。複合災害の精緻な被害予測に利用できる成果で、研究チームは東海・東南海・南海地震が同時発生する三連動地震の事前分析を計画している。
東大総合防災情報研究センターの前田拓人特任助教らは、新システムを既存のスパコンに実装し、これまで別々に行っていた揺れや津波の広がり、地殻変動を再現する計算を同時に実施した。
東日本大震災の状況をスパコン上で表現したところ、地震発生直後から10分後までに地震波が全国に伝わり、関東平野や仙台平野が沈降した。30分後以降からは大津波が沿岸を襲った。入力データ量は少ないが、分析結果はいずれも観測値に近く、システムの実用性が確認できた。(2012年1月30日 読売新聞)
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