写真はイスラマバード近郊の墜落現場/BackChinaより、以下に16枚の写真あり
http://news.backchina.com/viewnews-192932-gb2312.html
4分37秒後、パキスタン民間航空庁(CAA)の職員が会見をしているが、それに詰め寄る住民?記者?手にはボイスレコーダーを持っている。延々とこの画面が続く・・・。
【イスラマバード】4月20日18時40分頃、イスラマバード空港近郊でボジャ航空のボーイング737が墜落し、乗客121名乗員6名が死亡したと伝えられた。原因は悪天候とされているが・・・。
『110人の遺体が回収され、さらに部分的な遺体の入った150の遺体袋が現場付近の複数の病院に搬送』以下のCNNの記事であるが、これだけでも事故の悲惨さが十分に伝わってくる。
AFPでは、『警察当局者はAFPに「生存者がいる可能性はない。いたとしたら奇跡だ。機体は完全にバラバラだ」と』書いている。
また、CNNの記事の最後に『ボジャ航空は、同旅客機の機体は新しく、十分飛行できる状態にあった』とある。つまり、十分飛行できる状態にないジェット機も飛んでいるとも読める。
【CNN4/21-パキスタンで旅客機墜落、127人全員死亡 悪天候が原因か】
イスラマバード(CNN) パキスタン北部ラワルピンディで20日、127人が乗った旅客機が墜落した。パキスタンの民間航空局(CAA)は悪天候が原因と見ているが、まだ明確な事故原因は明らかになっていない。また今のところ、生存者は発見されていないという。
関係当局によると、墜落したのは、パキスタンの南部カラチから首都イスラマバードに向かっていたボジャ航空のボーイング737-200型旅客機で、事故当時、現場周辺の天候は曇りだったという。
CNNの気象予報士も、当時の現場周辺の天候は雷雨に見舞われるなど、視界不良だったとしている。
墜落現場は、イスラマバードにあるベナジル・ブット国際空港に隣接する空軍基地近くの住宅地で、現場周辺にはがれきや遺体が散乱している。パキスタンのマリク内相によると、この事故で4つの村が被害を受け、墜落現場から半径1キロ圏内で飛行機の残骸が回収されているという。
これまでに少なくとも110人の遺体が回収され、さらに部分的な遺体の入った150の遺体袋が現場付近の複数の病院に搬送されたという。また現場から飛行記録装置も回収されており、事故原因究明の重要な手掛かりになると見られている。
パキスタンのセチ国防長官は、墜落した旅客機が飛べる状態にあったか否かについて現在調査中としているが、ボジャ航空は、同旅客機の機体は新しく、十分飛行できる状態にあったとしている。
パキスタンでは2010年にも、カラチからイスラマバードに向かっていた旅客機が墜落し、152人が死亡した。
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