▼唸声の気になるサイト/台湾歌壇より

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日本語の すでに滅びし  国に住み  

  短歌読み継げる 人や幾人

『日本人ではなくなった今も万葉の流れを台湾に留めようと、命の限り和歌を詠み続ける所存です。ご高見を賜ることができますれば光栄に存じます。 台湾歌壇代表 蔡焜燦』

冒頭の代表の言葉を抜粋致しました。これだけでもジンときます。

 

 

上記は三宅教子事務局長の短歌/台湾歌壇より

http://www.taiwankadan.org/bakkunanba/14ji-4

 

IZA5/29-台湾で「短歌」を詠み継ぐ人々 会員数100人以上】

【外信コラム】台湾有情

 台湾の日本語世代の歌人、呉建堂氏(故人)が創設した短歌会「台湾歌壇」の事務局長、三宅教子さんは、岡山県倉敷市の出身。細やかな気配りで知られる会のアイドル的存在だ。

 

 岡山大時代に縁を得た台湾の留学生と結婚。1男3女にめぐまれ、1977年に家族で来台した。

 

 その三宅さんから、自費で編んだ初の歌集「光を恋ひて」をいただいた。

 

 異郷生活のとまどいや望郷の念、台湾への愛着が深まる様子がうかがえ、在留邦人の精神史の一例としても興味深い。

 

 三宅さんは、日本語世代の会員が年々減少する様子をみて、「最後の一人までお世話をしたい」と決意し、数年前から月例会の準備や歌集の編集を支えている。その思いは2年前に詠まれた次の歌からもうかがえる。

 

 「亡き友らの歌読みをれば留めたき思ひ次第に膨らみてくる」

 

 大学での講演など、地道な活動が実を結び、一時は十数人だった月例会の参加者が、今や平均50人以上、会員数も100人以上に増えた。

 

 日台の若者の入会も相次ぎ、「先住民の若者からも佳作がよせられました」という三宅さんは、「今後は、次代への運営引き継ぎに取り組まなければ」と目を輝かせている。(吉村剛史)

 

李登輝元総統と三宅教子アナウンサーの写真↓

http://japanese.rti.org.tw/japanese/activities/2003/0304/P1010525.JPG

 

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このページは、唸声が2012年5月29日 18:00に書いたブログ記事です。

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