写真はSSJ100と書かれた飛行機の胴体/YouTubeより
【IZA5/9-ロシア開発の旅客機が消息絶つ デモ飛行中 ジャワ島で】
インドネシア運輸省当局者によると、ロシアが開発した旅客機「スホイ・スーパージェット(SSJ)100」が9日午後、インドネシア・ジャワ島の西ジャワ州付近を飛行中に消息を絶った。ロシア人を含む四十数人が乗っていたとみられる。
運輸省当局者によると、同機は首都ジャカルタのハリム空港を離陸し、同空港に戻る予定だった。SSJ100の宣伝を目的としたデモ飛行だったという。(共同)
このSSJ100は2000年から開発スタート、このプロジェクトの株式の75 %は、スホーイの民間機部門となる株式非公開会社「スホーイ民間航空機」(Гражданские самолеты Сухого)が保有し、残る25 %はイタリアのアレーニア・アエロナウティカが保有している。機体の設計と製造はロシアのスホーイ設計局、型式証明取得作業をイリューシン、販売や顧客管理をアメリカ合衆国のボーイング社がそれぞれ担当している。またエンジンもロシアのサトゥールンとフランスのスネクマの共同開発であり、空調や制御系はドイツのリーブが担当する。そのため、ソ連時代からの「純国産」を放棄し、多くの国際企業の協力を得ている。-ウィキペディアより-
と言う国際企業の集合体のような飛行機であるが、墜落した原因は何なのか?エンジン系か制御系か?はたまた、人的ミスなのか?
今回の事故がSSJ100では初めてだと言う。ミャンマー・パキスタン・カザフスタンと売込み、この後はラオスとベトナムに売込み予定であった。一機3500万ドル≒27億9千万円也。2011年はじめまでに300機の受注を取っている。2020年までに600機、最終で800機が販売目標とのこと。今回の事故で受注は減るであろう。
プーチン再任大統領には痛いプレゼントとなった。
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