写真は堕胎した7か月の胎児と母親/大紀元より
【陝西省鎮坪県】6月2日、「一人っ子政策」に違反し、二人目の子どもを妊娠したが、罰金4万元≒50万円を払えないなら、堕胎しろと強制的に7ヶ月の胎児をおろされた。母親の馮建梅さんと血だらけの胎児の上記写真は中国ネットに出回り、担当者は死刑にしろと批判されている。
北京の人権弁護士は国内にも呼びかけるが海外に救いを求めるとしている。確かにこの非人道的な写真は欧米人だけでなく、普通の人たちにも強い訴求力を持つ。
ただ、人口爆発を起こしかねない中国において「一人っ子政策」は間違っていない。今でも人が多すぎるのにこれ以上増えれば、食糧や水の問題が口を開けて待っている。今や金持ちとなった中国は金の力で海外の食料や水を買い占めていく。飲食物だけでなく、海外の畑や水源も含めて買い占めているのだ。
感情で残酷だと騒ぐのは、感情で原発反対と騒ぐのに等しい。でも残酷だなぁ・・・。きっとこれは氷山の一角に違いない。
【IZA6/15-妊娠7カ月を強制堕胎 中国の一人っ子政策担当者を停職】
新華社電によると、中国陝西省安康市政府は15日までに、一人っ子政策に基づく計画出産を担当する3人が、2人目の子を妊娠していた女性を強制的に堕胎させたとして、停職処分にすることを決めた。女性は妊娠7カ月だった。中国の法律では6カ月以上の妊婦の中絶は禁止。市当局は女性と家族に謝罪したという。
新華社電によると、当局者は今月2日、女性を病院で堕胎させた。病院のベッドで女性の横に胎児の遺体が横たわっている写真がインターネット上で出回り「残酷だ」などと批判が高まっていた。
中国メディアによると、当局は女性の家族に対して「4万元(約50万円)を支払えば強制的な堕胎をやめる」との趣旨を提示。家族が貧しさから「とても支払えない」と答えると、女性は病院に連れて行かれたという。(共同)
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