写真は日本領海内に侵入する台湾漁船/BackChinaより
http://news.backchina.com/viewnews-213909-gb2312.html
中国は千隻の漁船で尖閣に侵入すると言う最後の一線を越えず、日中戦争を回避した。これは、次期国家主席の意志であろう。ここで戦争になれば、国家非常事態となり、習近平国家主席の就任は先送りとなり、胡錦濤現国家主席が続投すると言う石平氏の読み通りとなる可能性もあるからだ。
ただ、中国としては狼狽える日本をさらに揺さぶりたい。ここで揺さぶるだけ揺さぶり、今後の日中交渉を優位に保ちたいとの読みである。唸声は民主党の野田首相には何ら期待もしていないが、あの顔には一縷の望みを託している。なんとも読みづらい顔であり、習近平副主席のブッチョ面といい勝負ができるからだ。
ここはわが国としては、慌てず騒がず、デンとしていたい。ハトカンのように動けば動くほど、貧乏くじを引く真似だけは避けたい。国民は分かっていても、奴らは貧乏くじをロトの大当たりと勘違いしている点も恐ろしい。不要なだけではない。わが国にとってマイナスの存在、特にハトの訪中など論外である。
さて、台湾の漁船であるが、これも中共の指令であろう。自国の船は動かさず、台湾や香港のシンパを使うのである。日台の離反もできるし、日本を揺さぶれると踏んでいる。中共はできうれば、海保と台湾の巡視艇をぶつけたいと考えている筈である。中共を喜ばせてはならない。習近平副主席の言うように、「茶番」なのだから!
【IZA9/25-台湾漁船が領海侵入 中国語で「防衛を誓う」】
沖縄県・尖閣諸島周辺の接続水域を航行中だった台湾の漁船数十隻と巡視船6隻は25日午前7時40分ごろから、日本の領海に侵入した。
第11管区海上保安本部によると、領海に入らないよう呼びかける警告に対し、台湾の巡視船は「ここは中華民国の海域だ。われわれは正当な業務を行っている。退去して下さい」などと中国語で応答した。
漁民らは漁業権保護を訴え、台湾漁船が掲げる横断幕には「防衛を誓う」などと中国語で書かれているという。
また、11管によると、25日午前、中国の海洋監視船4隻と、漁業監視船1隻の計5隻も尖閣諸島周辺の接続水域を航行している。
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