写真はアムステルダムの平壌レストラン、男性はオーナーのRemco van Daalさん/ funkhaus europaより、この店はヨーロッパで初めての北朝鮮レストランとして注目を集めていた。以下サイトに同店の4枚の写真あり。標題は「Essen wie beim Diktator=独裁者のような食事」
http://www.wdr.de/Fotostrecken/funkhauseuropa/2012/pyongyang_restaurant_120810.jsp
以下サイトには13枚の写真あり、絵画は飾っているだけではなく、たぶん売っていたようだ。その他、金日成や金正日の書籍(写真6~7枚目)も販売していた。つまり、このオーナーは北朝鮮シンパであり、この裏切りは根に残る筈だ。店内の絵画や展示品、冷蔵庫の中身まで全て持っていかれたと言う。金日成や金正日の本はどうだったのだろうか?
オランダ人経営者の賃金未払いで北朝鮮の女性たちが逃げ出したようだが、店内のモノを勝手に持ち出すのは窃盗罪、二日後に釈放されるとはどうなっているのか?全ては本国の指示によるもので、オランダ警察に北朝鮮が手を回したのであろう。
オランダは2001/1/15に北朝鮮と国交を樹立している。
【IZA9/26-オランダの北朝鮮レストラン 従業員が夜逃げ…廃業】
【ロンドン=内藤泰朗】オランダの首都、アムステルダムに今年1月、初めて開店した北朝鮮のレストランが、本国から派遣された従業員らが夜逃げし、開店からわずか8カ月で廃業に追い込まれていたことがわかった。欧州での北朝鮮の外貨獲得作戦は容易ではない、との見方も出ている。
現地からの報道によると、閉店したレストランは「ピョンヤン(平壌)」。開店当初は、北朝鮮から派遣されてきた美女たちが、本場のキムチなど朝鮮料理を出し、踊りや歌などのショーも提供していた。
しかし、派遣された従業員全員が8月中旬に突然、店内の装飾品や絵画など約400万円相当を持ち出して逃亡。通報を受けた地元警察が従業員を逮捕したが、2日後に釈放された従業員らは「店が経営不振で賃金が未払いだった」とオランダ人経営者側を訴え、店は廃業に追い込まれた。
経営者のレムコ・バンダール氏は「冷蔵庫の中のものまで全部持っていかれた。レストラン開業に費やした3年半がたった1日でパーになった。裏切られた」と語った。同氏は「労働ビザや経営ノウハウを得るために利用された」として従業員側を訴えた。
北朝鮮は世界40カ国に労働者3万~4万人を派遣し、賃金を「上納」することで年間約1億ドル(約78億円)もの外貨収入を得ているとみられている。
在スイス北朝鮮大使館は産経新聞の電話での問い合わせに「コメントできない。二度と電話しないでほしい」と語った。
コメントする