写真はパトカーの中で手を振る北極クマ/YouTubeより、北極の環境破壊をやめろとのアピール、「私はクマだから、人間の法律は通用しないぞ」とロシア語で抗議し、射殺されたなんてことはありません。
Протест "Гринпис" у здания "Газпрома"="ガスプロム"の前で抗議"グリーンピース"
顔の長いシロクマや痩せたシロクマでどう見ても北極クマに見えません。でも逮捕されてパトカーに乗ると、なんとなく北極クマらしく見えます。不思議です。2012/9/5のモスクワの気温は最高19℃最低13℃でした。
環境団体が騒がなくとも、日本政府は魚釣島に何もしないとしています。東京都よりも2000万円上乗せで国が尖閣諸島を買い取りました。でも何もしません。中国は「不当だ!無効だ!」だと騒いでいますが、そんなものニュースにもなりません。石原さんに託した浄財は何もしないために寄付されたわけではありません。灯台や船溜まりだけではなく、ここに実効支配の証を求めて、多くの方が寄付したのです。それを忘れないでください。ただの国有化などを求めた訳ではないのです。
中国人評論家は「イシハラが中国を挑発し、たかだか20億で3000億以上の商売をなくした」と非難しています。商売人丸出しで、どこかの大使みたいなセリフですが、中国としては、尖閣の全てを石原都知事におっ被せて幕引きを図ろうと日本政府と話をしているのかもしれません。商売と領土問題を一緒にする発想そのものが売国発想であり、日本人には思いつきません。
「石原都知事責任」と共に「何も建設しなければ、口出ししない」なんて竹島のような密約が中国との間にあるのでしょうか?そんな密約は政権が代われば、何もならない。わが国は経験済みです。だから、建てられる???
「日本は密約を破ったのだから、わが国は軍艦を出す」とした時に、オタオタする日本政府を中国は望んでいます。「そう、なら、我が国も出そう」と言い放つリーダーが一番嫌な相手となる訳です。ですから、そうしたリーダーをわが国は選ばねばなりません。
【IZA9/6-“シロクマ”北極圏開発に反対し無許可デモ ロシア警察が拘束】
国際環境保護団体グリーンピースの活動家が5日、モスクワのロシア政府系天然ガス企業ガスプロムの本社前で、環境破壊の危険性が高い北極圏での海洋資源開発をやめるよう訴えるデモを行い、10人が無届けデモを理由に警察に拘束された。同団体などが明らかにした。一部は白いホッキョクグマの着ぐるみ姿で連行された。
拘束者はドイツやハンガリーなど欧州4カ国からモスクワ入りしたメンバーを含んでいる。活動家らは雪に見せ掛けた白い物質を本社前に積もらせ、その上で“ホッキョクグマ”が「ミレル(同社社長)よ、あなたの(天然ガス採掘用)ドリルは北極を殺す」などと書かれたボードを持ち、同社に出入りする人々にアピールした。
プーチン政権は北極圏の資源開発に力を入れており、ガスプロムはロシア欧州部の北方にあるペチョラ海などで関連会社が海底油田の採掘計画を進めている。(共同)
コメントする