写真はモスクワ警察元警視のドミトリー・パブリュチェンコフ被告/ロシア・チャンネル1より、Бывший полицейский, признавший вину по делу об убийстве Анны Политковской, получил 11 лет=元警官、アンナ・ポリトコフスカヤの殺害に対して有罪を認め、11年を下される
http://1tv.xn--1-dtb1c.com/news/crime/222056
【IZA12/15-元警察幹部に懲役11年 ロ女性記者殺害事件】
ロシアのプーチン大統領のチェチェン政策を批判したことで知られた女性記者、アンナ・ポリトコフスカヤさん=当時(48)=殺害を指揮したとされる元モスクワ警察幹部ドミトリー・パブリュチェンコフ被告の判決公判で、モスクワの裁判所は14日、懲役11年を言い渡した。タス通信などが報じた。
ロシアの言論の自由後退を印象づけた同事件で初の有罪判決。ただ、パブリュチェンコフ被告に殺害を指揮するよう命じたとされる人物については不明な点が多く、事件の背後には依然、闇が広がっている。
判決やこれまでの捜査によると、パブリュチェンコフ被告はモスクワ警察幹部だった2006年、何者かから金を受け取って部下にポリトコフスカヤさんを尾行させ、犯行グループを集めて武器を渡し、殺害させた。(共同)
元警視は暗殺者に女性記者アンナ・ポリトコフスカヤさんの住所を教え、銃を与えており、共謀犯と言うよりも実行犯に近い、それで懲役11年とは実に短い。ロシアの殺人の最高刑は懲役20年と記事に書かれているが、弁護士は司法取引をして12年で手を打っている。それをさらに1年短縮して11年では、被害者の遺族は納得しない。しかも、弁護士は被告の健康上の理由から執行猶予を求めており、これは裁判所が却下したが、遺族の気持ちを逆なでするようなもの。遺族は、司法取引した被告への量刑が軽過ぎるとして判決に不服を申し立てている。尚、判決には遺族に300万ルーブル≒817万円の賠償金を支払うよう命じている。
上記のIZAの記事にある『パブリュチェンコフ被告はモスクワ警察幹部だった2006年、何者かから金を受け取って部下にポリトコフスカヤさんを尾行』では、150万ルーブル≒408万円を受け取ったとチャンネル1の記事には書かれている。
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