写真上は8日でミサイルが発射台にあるとしているが、写真下は11日発表されたもので既に発射台からミサイルが外されていると中国紙は書いている/BackChinaより、この写真を見てもよく分からないが、中国紙では人民網をはじめ一斉にこのことを伝えている。延期か縁起かそれとも演技か?
http://news.backchina.com/viewnews-224151-gb2312.html
それにしても、北朝鮮のやり方はうまい!ウツウツ詐欺で毎日マスコミを賑わせている。「常に自分たちに世界の目を向けさせること」これを意識している筈で、ズバリその目論見は成功している。
わが国としては、既に北朝鮮の既存のミサイルの射程範囲に入っており、いまさら長距離ミサイルの実験など米国ほどに気にするものでもない。同盟国の米国を心配して、日本が大騒ぎしているのであれば、それはそれであるが・・・。
こうした北朝鮮の演出のうまさは、金正日仕込みなのであろう。金正恩にもその才能はありそうだ。李英鎬の更迭や幹部粛清、その場人事で評判が悪いと聞くが、なかなかの曲者とみる。たぶん、いいシナリオライターが側近にいるのではないか。
ミサイルのエンジン欠陥もシナリオ通りであり、たぶん欠陥というものの、それが普通の状態であり、失敗した時の言い訳に使われる筈だ。だいだい、本当にエンジンに欠陥があったら、数か月は修正にかかるのではないのか?これも成功した時の正恩神話にする題材である。
【IZA12/11-北朝鮮、ミサイルの解体開始か 「兆候」と韓国報道】
韓国の聯合ニュースなど複数のメディアは11日、韓国政府筋の話として、北朝鮮が北西部・東倉里の「西海衛星発射場」に設置した長距離弾道ミサイルの解体作業を始めた兆候があると伝えた。
北朝鮮は衛星打ち上げと称してミサイルの発射準備を進めてきたが、朝鮮宇宙空間技術委員会の報道官が10日、同日から22日の間としていた予告期間を29日まで延長すると発表。発射準備は最終段階にあるが「1段目の制御エンジン系統に技術的欠陥が見つかった」と説明していた。(共同)
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