写真はヘブライ語で書かれた書籍/ニュースru.comより、脚注にはSchneersonコレクションとあります。この写真、立派な本よりもその前にある「しめ縄」の方が気になるなぁ!Schneersonとはラビのメナヘム・メンデル・シュネルソン(1902/4/5~1994/6/12)のことで、シュネルソンは米国では有名であり、彼の誕生日は「教育と共有の日=Education and Sharing Day」とされています。今年は2013/3/27がEducation and Sharing Dayです。祝日ではありません。
http://www.newsru.com/religy/17jan2013/sh_bibliothek2.html
ロシアで国有化されているものを米国側に返せとの記事です。シュネルソンはソ連生まれでNYで亡くなっています。コレクションはボルシェビキによって国有化され、ナチスの手に渡ったものもロシア国立軍事博物館にて保管しています。
エリツィン大統領がブッシュ政権のジェームス・ベーカー国務長官に返還を約束したもののそのままになっており、米国連邦裁判所は、返却しなければ1日5万ドル≒450万円を支払えとの判決を2013/1/16水曜日に下しました。ロシア側ではそんな一方的なものは受け入れられないとしています。オバマ大統領も1日5万ドルの罰金などロシアとの関係を悪くするだけだから止めてくれと要求しましたが、裁判所では拒絶、コレクションは12000冊の本と宗教的な文物50000点にのぼります。
我が国も北方四島の賃貸料でも取りましょうか?1日50万ドルとして年間で18250万ドル≒164億2500万円です。四島の人口が18000人として、一人当たり76000円/月の賃貸料です。賃貸料さえ払えば、もうしばらく使わせてやってもいいですかね。
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