写真と記事はBBCより、ペ・ジュンホ=Pae Jun-ho被告(右、米国名はKenneth Bae)と友人、左はBobby Lee氏で1988年オレゴン大学での新入生同士、今から24年前なので20歳くらいの写真でしょうか?写真からは、なかなか理知的でまじめな青年のように見えます。北朝鮮での米国人の逮捕拘留はペ氏で6人目となります。敬遠なクリスチャンだそうです。罪状は「反共和国敵対行為」とことですが、詳しい内容については不明、ただ、ぺ氏は大連の孤児施設と北朝鮮を頻繁に往来していたとのこと。ぺ氏の人道的な目的も北朝鮮から見れば敵対行為としか映りません。ヘタをすると人さらい、別の言い方をすれば、人身売買?となれば、この国では死刑です。ぺ氏の持っていたノートPCのハードディスクに北朝鮮孤児の写真があったことが直接の逮捕要因、今回の懲役15年は、北朝鮮が米国を刺激するちょうどよい設定と見たのでしょう。いずれにしても、交渉材料に使われる韓国系米国人となります。いずれにしても北朝鮮はしたたかな国です。
http://www.bbc.co.uk/news/world-asia-22377678
以下は上記ペ・ジュンホ氏の大写真
http://www.whiotv.com/ap/ap/top-news/nkorea-sentences-american-to-15-years-hard-labor/nXdqc/
以下は20年後のペ・ジョンホ氏の写真、同一人物でしょうか?かなり貫禄が出ています。他人のことは言えませんが、顔も含めて1.5倍かな?米国人として扱われる訳ですから、もっと自覚を持ってもらいたいと言うのが米政府の考え方でしょう。
【IZA5/2-北朝鮮、対話再開のシグナルか 米男性に懲役15年の判決】
北朝鮮の朝鮮中央通信は2日、昨年11月に訪朝し「反共和国敵対犯罪」を行ったとして拘束されていた米国人男性、ペ・ジュンホ被告に労働教化刑(懲役に相当)15年の判決が言い渡されたと伝えた。北朝鮮は過去にも拘束中の米国人釈放と引き換えの形で米国の元大統領や現職高官の訪朝を実現させてきた。今回も被告の処遇問題を機に、米国との対話再開の糸口を探るとみられる。
判決は北朝鮮の最高裁判所が4月30日に言い渡した。北朝鮮メディアの報道によると、ペ被告は昨年11月、北朝鮮北東部の経済特区、羅先に観光目的で入り北朝鮮当局に拘束された。具体的にどのような行為をしたかは不明。
朝鮮中央通信は4月27日、被告が北朝鮮への敵対心を持ち、同国を転覆しようとした犯罪行為を全て認め、犯罪が証拠によって立証されたと報じていた。(共同)
しかし、北朝鮮に敵愾心を持つ人間は全て犯罪者となると韓国でも半分くらいは犯罪者でしょうか???そう、日本にもたくさんいます。
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