BBCによる映像、数発の薬きょうが地面に転がっているシーンや生前の元気な姿、デモの様子も
以下は救急車の中でのブラヒミ氏(58)、至近距離から11発も撃たれていたので即死か?
http://www.demotix.com/node/2289351
以下は運び込まれたブラヒミ氏(58)の病院でのベッド
http://www.demotix.com/node/2288975
ブラヒミ氏が電話を受け、自宅を出たところで至近距離からバイクの2人組から11発も撃たれたという。暗殺されたブラヒミ氏は世俗派野党「民主愛国党」の幹部議員で、犯人は対立する与党穏健派イスラム政党「アンナハダ」ではないかとみられている。民主愛国党のショクリ・ベライード党首も今年の2月に自宅前で銃撃され死亡している。
アラブの春はイスラムの春とはならず、厳寒の冬に突入している。イスラム国家からすれば、政教分離など余計なお世話かもしれないが、イスラム原理主義に凝り固まってしまうのはどうなのだろうか?血を流してまで世俗派を排除しなくてはならないのか?
【産経7/26-暗殺の野党幹部議員、至近距離から11発 チュニジアで抗議のデモ】
チュニジアからの報道によると、25日、首都チュニス近郊の自宅前で射殺された同国の世俗派野党幹部、ムハンマド・ブラヒミ制憲議会議員は至近距離から11発の銃弾を撃ち込まれていた。犯人は2人組で、オートバイで逃走したという。
チュニスでは、イスラム政党アンナハダが率いる政権に事件の責任があるとして世俗派が数千人規模の抗議デモを行い、内閣の辞任を要求。中部シディブジドではアンナハダの事務所が放火された。イスラム、世俗両派の対立激化が予想され、年内を想定している憲法制定、大統領選などに影響する可能性がある。
ベンアリ政権を倒した2011年の革命後、野党指導者の暗殺はことし2月に続いて2件目。ブラヒミ氏は、2月に暗殺された別の世俗派野党の指導者ベルイード氏と同様にイスラム勢力を批判しており、自宅前での射殺という手口も共通している。25日は1957年の共和制移行を祝う共和国記念日で、休日だった。(共同)
コメントする