写真上は観客同士の乱闘、下は乱闘から逃げようとして転倒して亡くなった人々/YouTubeより
二つしかない出入口に散らばるゴム草履が混乱を物語っている。同ボクシング場の収容人員は500名~600名であったが、当日は1500名の観客がおり、乱闘が起き、観客が一斉に二つの出口に殺到したために転倒し、17名(うち11名が女性)が亡くなった。乱闘は128ポンドの決勝戦の判定負けを不服とした応援団の抗議から始まった。決勝戦の選手が違う種族であったことも暴動の一因となったようだ。
【産経7/15-競技場で転倒、17人死亡 ボクシング試合場で乱闘 インドネシア】
インドネシア東部パプア州ナビレの競技場で15日未明、ボクシングの試合の判定をめぐり観客同士の乱闘が発生、競技場から逃れようとした観客が折り重なるように次々と転倒した。地元警察によると、一連の混乱で、少なくとも17人が死亡、30人が負傷した。
競技場には観客ら約1500人がいた。判定で敗れたボクサーのファンが結果に怒り、相手のファンに向かっていすを放り投げるなどして乱闘が始まった。死者の大半は女性で、転倒に巻き込まれて圧死したとみられている。
試合は14日深夜に始まり、15日未明に終わった。(共同)
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