映像は逮捕される張在九会長（６５）、初期画面は画像が悪いが、映像はそれほど悪くない/YouTubeより、テロップにある韓国語は、'배임 혐의' 장재구 한국일보 회장 구속＝'背任疑惑' 張在九 韓国日報 会長 拘束
創業者の次男である現会長のお財布は公私混同なのか？
『逮捕され拘置所に連行される張容疑者に向かって、数十人の韓国日報記者らが「反省しろ」と叫んだ』とあり、映像でも少し聞こえてくる。数十人の記者は排除された労組側であろう。韓国日報のサイトでは会長逮捕の記事はない。
韓国企業の弱点はこの労組にあり、あまりにもこの労組が強いために、外資も躊躇してしまう。もともと感情的な国民故に労組もすぐに熱くなる。この国のデモを見ていると、反日色を含めて、すぐにでも北朝鮮化する怖さがある。
為政者側が反日となれば、もはや、外交・友好など消え去り、敵対する感情しか残らない。その反日の原因は過去の歴史と現代人がどのような努力をしても無理難題ばかりを突き付けて来る。
尚、ウィキによれば、同新聞の論調は、中道やや改革寄りであり、反日一色の韓国紙の中では、比較的公正な報道で知られているそうだ。
韓国日報のサイト↓
【産経8/6-.韓国名門紙の会長を逮捕 背任容疑、労組弾圧、経営も悪化】
韓国検察は５日夜、同国で名門の新聞とされる「韓国日報」の張在九会長（６５）が同社や関連会社に計約３００億ウォン（約２７億円）の損害を与えたとする背任容疑などで逮捕した。韓国メディアが伝えた。
韓国日報をめぐっては、編集局員の大半が加入する労働組合が張容疑者を４月に告発。同容疑者は報復として編集局から労組員の記者を排除し会社側職員だけで編集作業をするなど異常な新聞発行を一時続けた。
張容疑者は会社が持つ不動産関係の権利を独断で売却し、会社に損害を与えたとされた。個人の負債返済が目的だった疑いが持たれているほか、約１３０億ウォンを横領した疑いもある。ソウルの検察施設で逮捕され拘置所に連行される張容疑者に向かって、数十人の韓国日報記者らが「反省しろ」と叫んだ。
１９５４年創刊の同紙は韓国の「四大新聞」の一つとも呼ばれたが、ファミリー経営の末、９０年代から経営悪化が伝えられていた。（共同）
韓国日報メモ
1954/6/9、韓国日報は、創業者の張基栄が太陽新聞社を買収し、『韓国日報』として創刊した。
1954/8/1、記者を公募し、6名を採用、以降定期的に公募採用を行い、他の新聞社の範とした。
1964年、社主の張基栄が経済副総理として入閣し、業績が下降する。1965年、中央日報が創刊し、記者や編集者・広告担当者らが引き抜かれ、業績は益々悪化する。
韓国日報では韓国版以外にも英字日刊新聞『コリア・タイムス』を発行しており、1960年には『少年韓国日報』と『ソウル経済新聞』を、1964年には『週刊韓国』を、そして1969年には『週刊女性』と『日刊スポーツ』（現日刊スポーツ）をそれぞれ創刊した。
韓国ABC協会によれば2011年有料発行部数は17万4千7百97部で、ニューヨークタイムズやロサンゼルスタイムズからも記事を提供されている。ただ、日本語版ウィキには2002年の韓国ABC協会への申告数は100万部となっているので、その凋落ぶりが分かる。
韓国日報の現在の社主は創業者張基栄の次男である張在九会長、三番目の息子張在ミンは米国韓国日報会長、四番目息子張在コッｸは前韓国日報会長であったが、会長在職時代の1990年代にラスベガスで巨額の賭博をし、為替管理法違反で2002年に有罪判決を受けている。
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