忙しい人の為のデトロイト美術館三分間見学コース
写真はデトロイト美術館所蔵のゴッホの麦わら帽子の自画像(F526)/YouTubeより、この作品は1887年夏のもの、24.9×26.7cm、厚紙に油彩、ゴッホは自画像を生涯に37枚も書いたと言われているが、最高値は自殺する一年前に書かれた最後の自画像(F525)で、1998年に7150万ドル≒70.5億円で落札された。今では1億ドル≒98.6億円を超える可能性もある。麦わら帽子を被った自画像も何枚もあるが、デトロイト美術館のものが、一番色彩が明るい。破綻したデトロイトの色彩と同自画像の明るい色彩の対比が面白い。オークションでは作品そのものなので、デトロイトは一切関係ないが・・・。生涯で1枚しか売れなかった画家ゴッホ、破綻したデトロイト、ゴッホには弟のテオ夫妻がいた。デトロイトには180億ドルの負債が・・・?
初期画面はピーテル・ブリューゲルの結婚式の踊り
行ったつもりのグーグルビュー↓デトロイト美術館です。どうぞ、この辺りを散策してみてください
【産経8/6-破綻デトロイト市が資産査定開始 ゴッホ・コレクションなども対象】
【ワシントン=柿内公輔】財政破綻した米中西部ミシガン州デトロイト市は5日、米競売商クリスティーズと契約して同市が保有する全資産の査定を始めると発表した。全米屈指とされるデトロイト美術館の所蔵品も対象で、債務再編のために処分可能な資産の選定を進めるとみられる。
同市は115億ドル(約1兆1300億円)に上る無担保債務の再編に必要な措置と説明。デトロイト美術館はゴッホの有名な「麦わら帽子の自画像」など6万5千点以上のコレクションを抱え、評価額は25億ドルに達するとの見方もある。ほかにも空港や駐車場などの公共施設が資産査定の対象になっている。
同市は先月18日に約180億ドルの負債を抱えて連邦破産法の適用を申請。破産裁判所の管理下で再建に乗り出しており、資産査定の結果を踏まえ、債権者との債務再編協議を進める。
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