写真は国際刑事裁判所のサイトより、スーダンのバジル大統領、二本の逮捕状が出ている。訴因は、
人道に関するモノ:殺人・集団殺害・強制退去・拷問・レイプ
戦争に関するモノ:民間人攻撃・略奪
大量虐殺に関するモノ:殺害によるジェノサイド・重大な肉体/精神的な危害を加えるジェノサイド・.全部又は一部に肉体の破壊をもたらすために意図された生活条件を集団に対して故意に課すジェノサイド
以上合計10の訴因があげられており、悪のデパートのようなワルであるのだが、国連常任理事国であるロシアと中国のバックアップで逮捕の可能性は薄い。歴史認識や人権などで我が国を常に非難している中国であるが、スーダンとは親密である。自国の歴史と共通部分が多いからであろうか???武器とアブラにまみれた関係が金を生み出す!
国連で事務総長はこの独裁者と笑顔で接するのだろうか?
以下は中国で歓迎を受けるバジル大統領(2011/6)
【産経9/23-国連総会に出席方針 国際手配のスーダン大統領】
ロイター通信などによると、スーダン西部のダルフール紛争をめぐる戦争犯罪などで国際刑事裁判所(ICC)から逮捕状が出ているスーダンのバシル大統領が22日、米ニューヨークでの国連総会に出席する方針を明らかにした。26日に演説を予定している。
米国はICCに加盟しておらず、バシル氏を拘束する義務はないが、法廷で裁きを受けるべきだと主張してきた。一方、国連との取り決めにより入国査証(ビザ)を発給する義務があり、対応に苦慮している。
バシル氏はスーダンでの記者会見で、モロッコ経由で渡米する予定で、既にニューヨークのホテルを予約していると述べた。米国から既にビザを発給されたかどうかは明らかにしなかった。
バシル氏はICCから逮捕状が出た後、拘束しないと保証する友好国を選んで訪問し、2011年には中国を訪れている。(共同)
コメントする