写真はチャウシェスク元大統領夫妻処刑直後と博物館の処刑場跡地/YouTubeとVerizonとの合成、以下は1989/12/25、トゥルゴビシュテにて革命軍の手により銃殺刑となったチャウシェスク元大統領夫妻の映像である。独裁者の末路は残酷である。庶民は公開処刑で溜飲を下げるが、暮らしは楽にならなかった。アラブの春でも同じであろう。ちなみに1989年この処刑の数日後にルーマニアでは死刑が廃止されている。
以下はさらに衝撃写真、血は出ておりませんが、見たくない方は止めて下さい。銃殺の瞬間写真です。胃が重くなります。胃の悪い方は見ないで下さい。
http://www.maramedia.ro/images/news/foto-crimetime-ro-0.jpg
以下は1985年、ゴルバチョフと握手をするチャウシェスク、1989年にポーランドにおいて民主政権が成立し、ルーマニアにも波及することを恐れたチャウシェスクは、チェコ事件とは反対にワルシャワ条約機構軍による軍事介入をソ連に要請したが、ゴルバチョフはこの要求を一蹴した。
http://en.wikipedia.org/wiki/File:Ceausescu_%26_Gorbachev_1985.jpg
以下は今年の8月にアップされた同処刑場の様子、AFPの高画像ニュース映像です。こちらは衝撃映像ではありません。
【産経9/4-チャウシェスク元大統領処刑場が博物館に ルーマニア】
ルーマニア中部トゥルゴビシュテで、1989年の東欧民主化の際、独裁者のチャウシェスク元大統領が妻とともに処刑された軍施設が博物館に変わり、3日、報道陣に公開された。AP通信が伝えた。
博物館には、元大統領夫妻が使った金属製の皿やベッドを展示。死刑判決が下された急ごしらえの小さな法廷や、処刑現場の庭も公開された。
元大統領は65年に政権に就き、独裁体制を続けたが、東欧民主化の流れを受け、89年12月22日にブカレストから妻と一緒にヘリコプターで逃亡。ブカレスト北西約80キロのトゥルゴビシュテで逮捕された。特別軍事法廷で国民の大量虐殺などの罪で死刑判決を受け、同月25日に銃殺された。(共同)
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