
写真はMichael Skakel=マイケル・スケークル受刑者/YouTubeより、事件から25年後に逮捕され、禁固20年より終身刑の不定期刑を宣告され、服役中である。第一級殺人により時効はない。マイケル・スケークル受刑者はロバート・ケネディ氏の妻であるエセル夫人(旧姓はスケーケル)の甥
写真は事件当時の二人
米国では未成年であっても死刑も終身刑もありうる。2011年のアムネスティの情報によると『18歳未満時に犯した罪によって仮釈放の可能性のない終身刑を受けている人は米国に2,500人以上いる』とある。多くは殺人罪であろう。幼いころから虐待され、精神的に不安定など種々の事情があるが、その事情の大半が考慮されず、重い量刑が科されているケースが多い。
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【産経10/24-故ケネディ長官のおい、38年前の殺人で再審決定】
米東部コネティカット州の高裁は23日、故ロバート・ケネディ元司法長官の義理のおいで、1975年に隣家の少女=当時(15)=を殴殺したとして殺人罪で有罪判決を受けたマイケル・スケークル受刑者(53)の再審を認める決定を出した。米メディアが伝えた。
事件当時15歳だったスケークル受刑者は2000年に逮捕され、州地裁は02年、禁錮20年から終身刑の不定期刑を言い渡した。同受刑者は上訴したが、06年に州最高裁に棄却され、服役していた。
AP通信によると、高裁は一審当時の弁護士がスケークル受刑者に対する適切な弁護を怠ったと指摘した。同受刑者は24日、仮釈放を申請する見通しで、州検察は再審決定に抗告する方針。(共同)
一審時の弁護士は、ロバート・ケネディ氏の息子のロバート・ケネディ・ジュニアでスケークル受刑者の従兄弟である。