本題(生活保護支給額)に入る前に、「子供を産む機械」発言での野党の審議拒否は、まるで靖国に行かなければ首脳会談を行なうと言った某国の反応に似ている。マスコミや野党がバカ騒ぎするほど日本国民は子供ではない。妄言好きの某国により過去どれくらいの大臣が更迭されたか。反日新聞と社会党の成果?であろう。過去の栄光が忘れなれないのか、また同じことを繰り返している。民主党が社会党と同じことをしてはならない。-「男は働く機械だ」と考える唸声より-
そして、働く機械が働かなくなったら・・・↓
【厚生労働省HP-生活保護制度の概要】
http://www.mhlw.go.jp/bunya/seikatsuhogo/seikatuhogo.html
東京都区部等 地方郡部等
標準3人世帯(33歳、29歳、4歳)------162,170円 125,690円
高齢者単身世帯(68歳)--------------------80,820円 62,640円
高齢者夫婦世帯(68歳、65歳)---------121,940円 94,500円
母子世帯(30歳、9歳、3歳)-------------158,650円 122,960円
色々な環境や諸条件もあり一概には言えないが、年収100万円のフリーターよりも多く支給されている。これでは一生懸命に働くことより、生活保護費ゲットに腐心することになる。現実に2chではそうした議論が起きている。
フランスでも働かない層が増えている。親の働く姿(親は働かないことを恥と感じているが)を見ていない子供達はそれが日常となり、恥を感じず自分達も働きない。教育費はタダなので、働かず一生懸命に研究に没頭できると豪語するフランス人もいる。
所得格差を論じる際に「ジニ係数」が取り上げられることが多い。

【総務省統計局-平成16年全国消費実態調査】
http://www.stat.go.jp/data/zensho/2004/keisu/youyaku.htm
ジニ係数は0と1の間の数値で表わし、数値が大きければ大きいほど(1に近いほど)格差が大きく、数値が小さいほど(0に近いほど)、格差が小さいことを示している。そして、ジニ係数は0.4を超えると社会不安を引き起こし、0.5を超えると暴動の起きる可能性があると言われている。日本はジニ係数が毎年上がってきているものの0.278とまだ低い。
年中暴動の起きている中国のジニ係数は0.458、北京では0.5前後との社会科学院の調査結果がある。中国の格差は益々広がり農村部と都市部では同じ国とは思えない有様だ。
フランスではジニ係数は0.278と低いが、昨年暴動が起きた。所得格差だけでなく、これが移民国家の難しいところ。中国とフランスの暴動の違いは、暴動を起こしても喰っていけるかどうかか?(勿論、喰っていけるのはフランス、しかし、このままじゃ国が疲弊するばかり)
日本も格差拡大とアジア系住民の流入で治安悪化が進み、富裕層地区を壁で囲んだ城壁都市がそう遠くない将来に出現するかもしれない。→欧米か?