2007年12月アーカイブ


写真は14歳のホセと現在のホセ(51歳)赤黒い腫瘍に覆われている/Telegraphより

http://www.telegraph.co.uk/global/main.jhtml?xml=/global/2007/12/03/noindex/wface103.xml

 

TelegraphTV映像は↓他のニュースにリンクする場合は、「Jose Mestre」でサーチを

Medical help for faceless man

http://link.brightcove.com/services/link/bcpid1137942530/bclid1155254697/bctid1328567293

Faceless man visits London

http://link.brightcove.com/services/link/bcpid1137942530/bctid1329235040

Man without a face

http://link.brightcove.com/services/link/bcpid1137942530/bctid1329220780

 

輸血を拒否するエホバの証人であるホセ・メストリは、何十年も外科手術を避けてきたため、顔中を腫瘍が覆っている。その重さは推定5.4kg、片目でしか見ることができない。もう片方は腫瘍に覆われてしまっている。ホセにとっては、食べるだけでも毎日が試練。

 

英国の医師ハチソン博士が無償で手術を行うと申し出た。超音波を使うので出血も少ないと言う。腫瘍の80%を除去できると話している。

 

映像に出てくるのは妹のGuida、実に献身的だ。ディスカバリーチャンネルの「My Shocking Story」で12/6に放映される


http://www.discoverychannel.co.uk/myshockingstory/manwithnoface/index.shtml


写真は張俊美さん/西安日報とウルムチオンラインより

http://www.xawb.com/gb/rbpaper/2007-11/21/content_1379371.htm

http://wlmqwb.com/5jk/2007-11/29/content_906851.htm

 

RecordChina12/2-美少女を襲った奇病、腫瘤の切除に見事成功―陝西省西安市】

20071129日、陝西省西安市の第4軍医大学西京医院で、張俊美(ジャン・ジュンメイ)さんの腫瘤切除手術が行われた。脊椎後部という位置から難度は極めて高かったが、手術は無事成功に終わった。生まれて以来の重荷から解き放たれた張さんは満面の笑みを浮かべていた。

 

張さんは湖北省棗陽市の農村出身の19歳。生まれたときからうなじにはゲンコツ大の腫瘍があった。それを理由に実の両親には捨てられてしまうが、王清芳(ワン・チンファン)さんに引き取られ育てられた。実の親以上の愛を受け、張さんは美しく成長したが、うなじの腫瘍もどんどん大きくなり、重さ5kg程度にまでふくらんだ。

 

王さんは愛娘の病気をどうにか治そうと奔走、借金をしてまで各地の病院を回った。張さんの医療費を捻出するため、2人の兄はともに大学進学を断念したという。王さんと張さんは一縷の望みをかけて西安を訪問したところ、第4軍医大学西京医院の郭明華(グオ・ミンホア)院長に手術での切除が可能だと聞かされた。

 

ただし手術費は10万元(約150万円)で、借金して集めた金を使い果たしていた王さんに払える金額ではなかった。ただし現地新聞が「腫瘍に蝕まれた美少女」について報道すると市民の関心が高まり、病院は無料での手術に踏み切った。

 

手術は成功し、生まれて以来ずっと抱えてきた重荷から解き放たれた張さんは満面の笑顔だった。今は医療関係の専門学校に在籍している張さんだが、「卒業後はいい仕事を見つけて、養父母や兄などお世話になった人々に恩返ししたい」と将来の希望を語った。(翻訳・編集/KT

http://www.recordchina.co.jp/group/g13302.html

 

◇唸声コメント

手術の成功を素直に喜びたい。7時間を越える大手術で2600グラムの腫瘍を摘出している。摘出痕が大きく窪んでいるために、3ヶ月後にシリコンを入れるらしい。

 

地元の新聞とは「西安日報」だろうか?新聞社も病院も、また国のイメージもアップする。そして、なによりも喜んでいるのは本人、「涙を浮かべて笑った」の標題は実にいい。

 

◇参考ニュース/西安晩報11/30-妙女含泪笑了(うら若き女性が涙を浮かべて笑った)

http://www.xawb.com/gb/wbpaper/2007-11/30/content_1388271.htm

 

 


写真は三峡ダム/大紀元・王洛:三峡大坝问题是一个政治问题より

http://epochtimes.com/gb/7/12/2/n1921214.htm

 

【大紀元日本11/29-三峡ダム建設による環境破壊、解決は不可能か】

 中国国務院の三峡建設委員会はこのほど、三峡ダムの所在地・長江沿岸の自然環境の破壊問題を解決するため、7つのプロジェクトを新たに追加するという。環境問題の専門家は、政権関係者が自己利益を追求するため、建設を無謀に進めたことが問題の発端であり、いまの体制下で解決は不可能と指摘した。

 

 これらのプロジェクトは、三峡ダム建設により家屋移転した住民の生活用水の供給を保障することや、長江沿岸の都市による汚染物の排出制限を厳格に履行すること、ダムの氾濫問題を解決する応急体制の構築などに取り組む姿勢を強調した。

 

 三峡ダムの建設により、長江の水が遮断されたため、大量の農業用化学物質の残留物や、工業汚染物を排出できず、沿岸で深刻な水質汚染をもたらしている。また、建設により広範囲の森林が破壊され地質が弱くなった。20037月ダムでの貯水が始まってからの統計資料によると、山崩れにより24人が死亡、1100人以上の家屋が破壊、大勢の農民が余儀なく移転する羽目になった。環境問題の専門家は、三峡ダムの建設がもたらした一連の環境問題の規模と度合いは、予想以上に深刻であると指摘している。

 

 同ダム建設を主管する中国当局の幹部は今年9月、ダム周辺地域での汚染と地崩れ問題を解決しないと、『環境災難』を招く、と発言していた。この発言が中国当局の政府メディアに報道されてから、世論が大いに騒いたため、同幹部が態度を一転し、保守派に変わった

 

 三峡ダムの建設企画に参加していた王維洛氏=ドイツ・ドルトムント大学国土計画学博士=は、中国当局はこの大型建設プロジェクトについて、支持する意見しか取り上げなかったと明らかにし、「中国の知識人は、政府の顔色を窺い、自分の見識より当局の言いなりになることを最重要視している。結局、彼らは、政府の主張を正当化する科学者にすぎない」と述べ、三峡ダムの建設を支持する科学者らは、中国当局の政治宣伝に同調するだけで、真の客観的な科学論証を示せないでいると指摘した。

 

 長い間、中国の環境保護問題に注目している米国在住の作家・鄭義氏は、三峡ダムの建設をめぐり、背後に膨大な利益集団が存在すると指摘、「中国の現状は、政権の権力者と民間業者が結託し、貪欲に自己利益を貪っている。このような状況において、言論や、報道の自由もなく、司法の中立も守られず、環境問題は無視され、益々深刻になるのは当然である。根本的に解決するのは不可能」と悲観的な見解を示した。

 

 三峡ダムの建設にめぐって、一部の中国環境問題の専門家は当初から、長江の沿岸地域の自然環境を破壊すると警告していたが、このような声は封じられていた。建設が始まってから、長江沿岸では洪水や、大規模な地すべりが度重り、深刻な森林破壊が指摘され、水質汚染も益々深刻になる一方である。今回、中国当局が公表したこの声明文は、これらの問題のつけが回ってきた現状を物語っている。(翻訳/編集・叶子)

http://jp.epochtimes.com/jp/2007/11/html/d86633.html

 

◇唸声コメント

記事にもある王維洛氏によれば、三峡ダムは科学の問題ではなく、政治の問題であるとしている。また、これほど国内外から批判を受けているダムも珍しい。

 

『三峡事業に関する外国報道の見出しを例に挙げ、「長江の妖怪、三峡事業は世界温暖化の時限爆弾、数百kmのダムの水は醤油のようだ」といった報道』に関して、憤慨している中国の専門家もいる。チャイナディリー11/28Engineer: Don't demonize Gorges dam

http://www.chinadaily.com.cn/china/2007-11/28/content_6283649.htm

 

中国の環境汚染はこのダムだけの問題ではないが、環境汚染の原点のようにも言われている。そして、それだけの環境汚染も引き起こしている。

 

孫文の考案による三峡ダムであるが、歴史はどのように評価するのか?中国の歴史における無用の長物となるのか?それともエネルギーの救世主となるのか?たぶん、前者のなるのだろう。ひょっとすると悪の権化と言われるのかもしれない。

そして、指導者は誰の所為にするのか日夜頭を働かせているのだ。

 


写真はJackie Glass判事/Telegraph11/29O.J. Simpson robbery trial映像↓

http://link.brightcove.com/services/link/bcpid1137942530/bclid1155254697/bctid1327153827

 

【東京新聞11/29-シンプソン被告が無罪主張 強奪事件で罪状認否】

 ホテルで記念品を奪ったなどとして、強盗や略取誘拐などの罪に問われた米フットボールの元スター選手O・J・シンプソン被告(60)の罪状認否が28日、米ラスベガスの郡地裁で行われ、同被告は無罪を主張した。公判は来年4月7日に始まる。共犯の2人も無罪を主張した。

 

 シンプソン被告は1994年、元妻とその知人を殺害したとして起訴された事件の裁判で争い、後に無罪となった経緯がある。今回は有罪なら終身刑になる可能性があり、再び同被告の裁判に米国民の関心が集まっている。

 

 同被告は9月、仲間5人と共謀してラスベガスのホテルの部屋に拳銃を持って押し入り、収集家2人を拘束、スポーツ関係の記念品などを奪ったとして逮捕、訴追された。<ロサンゼルス28日共同>

 

◇唸声コメント

Jackie Glass判事はNY生まれ、51歳、Steve Wolfson弁護士と結婚。ジョージア大学を卒業後、KTNV-TVのチャンネル13で犯罪事件リポーターとして活躍後、サンディエゴ法律大学に入学、在学中の1984年に司法試験に合格している。

 

リポーターをしていたからか、表情も豊かでいかめしい裁判官とは思えない。笑いながら入廷するとはまさにびっくり、どうか一瞬の映像をお見逃しなく。シンプソン被告の表情も豊か、この表情で殺人事件の無罪を勝ち取った訳ではないが、限りなく黒に近いシンプソン被告の表情を見るのは面白い。

 

今回の事件はどうなるのか分からないが、前回の無罪を勝ち取った殺人事件の弁護士費用5億円と、その後負けた民事裁判の850万ドル≒95千万円もの補償賠償金で、シンプソン被告の懐はかなり厳しい。

 

前回の無罪は黒人人種差別をうまく利用した。ちょうど、寸又峡篭城事件の金嬉老が在日朝鮮人差別問題を上手く利用したのと同じだ。この後、金嬉老は70歳で出所後、祖国の釜山で英雄として迎えられ、再婚後、愛人を作り、その愛人の夫への殺人未遂と放火容疑で逮捕服役をしている。

 

反省なきシンプソン被告、金嬉老と同じパターンをたどるのか・・・?

 


写真はニセ薬/鄞州食品薬品安全監管網より

http://www.nbyzfda.gov.cn/article_view.asp?id=1370

 

RecordChina11/29-薬害対策は徹底的に!!ニセ薬には死刑も!厳罰により医療界のニセモノを駆逐へ】

20071129日、「中国青年報」は、中国国家食品薬品監督管理局が、ニセ薬の製造販売により、死亡者もしくは特に重大な健康被害がでた場合、最悪で死刑になる可能性があるという「ニセ薬・低品質薬事件の法的解釈に関する意見書」を公布したと、伝えた。

 

ニセ薬・低品質薬の製造と販売には、厳罰が下されるニセ薬により、死亡者または特に重大な健康被害がでた場合は、死刑になる可能性がある。また、低品質薬による重大な健康被害については、最高で無期懲役、さらに売上額の50%以上2倍以下の罰金、または財産の没収が科せられる。

 

ニセ薬の使用後、軽症または重症の健康被害がでた場合は「重大な健康被害」、重い障害、3人以上の重症、10人以上の軽症、または特に重い後遺症がでた場合は「特に重大な健康被害」と認定される。

 

また、医療機関が承知の上で、ニセ薬・低品質薬を購入、保存、使用、販売した場合も、刑事責任が追及される。(翻訳・編集/高橋)

http://www.recordchina.co.jp/group/g13264.html

 

◇唸声コメント

ニセ薬で死亡者が出た場合は、そのニセ薬を飲んでもらうことにしたらどうかな?とにかく、命よりもお金が大事なので、ニセ薬に従事する奴らは死刑を怖がっていないと思える。

 

◇長江新11/29药监局:制售假致人死亡可判死刑

http://xx.dahe.cn/category/10101/2007/11/29/2007-11-29_98152_10101.shtml

 

 


写真は看中国・你章了(あんた違反してまっせ)より、他にもびっくり写真がいっぱい↓

http://www.secretchina.com/news/220094.html

 

左/人は砂利のようなものなのかな?ちょっと震えて一緒に座っている。これがホントの震同座(ブルドウザ)、なんて?

 

右/一階席はまだは入れるよ。二階席は満員、取り込み中。

 

上海や北京を見て、中国を語る勿れ

 

唸声


世界のニュースネタをお届けします。映像や写真、色々な国の新聞もご紹介します。笑いあり、涙あり、グロもあり!世界には我々日本人の知らないことがいっぱいあります。

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