2007年12月アーカイブ


写真は死刑判決を受けた小学校教師・趙慶梅と中学校教師・馳垚の指名手配書/恵州公安HPより

住所・生年月日・身分証番号・身長・方言まで記載、5万元の賞金首也

http://www.hzga.gov.cn/tjl/ShowArticle.asp?ArticleID=1164

写真左は死刑囚・趙慶梅/看中国より、右は夫馳垚の勤める中学校/大視網(映像)より

http://www.secretchina.com/news/222365.html

http://www.dashi.com/dv/59/59785.htm

 

AFP12/20-中国教師夫妻、生徒23人に売春させ死刑判決】

中国で性経験のない女児との性行為を買おうとする男たちに対し、教師夫妻が最年少11歳を含む生徒23人に売春をさせていた罪で死刑を宣告された。同国内の各紙が19日、報じた。

 

 英字紙チャイナ・デーリー(China Daily)によると、死刑判決を受けたのは中国南西部貴州(Guizhou)省の男女の教師。2人は夫婦で、性的な奴隷行為を強要していた少女23人のほとんどは、自分たちが教える学校の生徒だった。全員11歳から17歳までだったとの報道もあるが、上海日報(Shanghai Daily)によると、犠牲者のうち6人は14歳以下で、性経験がないという触れ込みで売春させられていた。

 

 計画を首謀したのは小学校教諭で妻のZhao Qingmei28)被告で、地元裁判所から前週、死刑を宣告されたという。夫のChi Yao25)被告は同地域の中学校教諭で、同じく執行猶予付きの死刑を言い渡された。執行猶予が付いた場合、実際に死刑になる可能性は少ない。

 

 一連の売春事件の最初の犠牲者は夫Chi被告のめいで、もう1人の少女とともに20063月、農作業の手伝いという名目で農村部へ連れて行かれたという。上海日報が報じた陳述内容によると、少女との性行為に男2人が4900元(約75000円)を支払ったという。

 

 また、同売春に関与したとして、同じ学校の教師だったやはり夫婦の男女2人が禁固11年および13年を言い渡された。

 

 この事件ではほかにも、売春のために少女を連れ込む場所を提供した建物の所有者など10人以上におよぶ関係者が、それぞれの罪に応じた刑期で禁固刑を言い渡されている。(c)AFP

 

◇唸声コメント

指名手配書には一人捕まえたら5万元と報奨金が出ている。二人捕まえたら10万元だ。日本円で考えると5万元≒775000円とそれほどびっくりする額ではないかもしれないが、この悪魔の教師の住むミャオ族では年収が2000元にも満たないのだから、25年分に匹敵する5万元は大金である。

注-犯人は貴州威寧人となっており、ミャオ族に限定はできない。この地区は
州省威宁彝族回族苗族自治、イ族・ホイ族も含まれている。どなたかこの顔で判断できる方がいれば教えてください。中国紙には民族を特定する記事はない。少数民族同士の差別を教師が利用したのか???

 

教え子まで金儲けに使うのだから、中国の拝金主義には恐ろしさを感じる。こうした教師は慰安婦問題をどのように教えていたのだろうか?反日を教え込み、子供達を自分達の道具に使う、何か某国の縮図を見ているようだ。
 

死刑廃止論が高まる中で、こうした犯罪が起きると死刑もやむなしと思う。執行猶予付き死刑は執行猶予中に罪を犯さなければ、無期懲役に減刑される。最近の中国では死刑の即時執行判決よりも執行猶予付き死刑が増えてきている。それで犯罪数がどう変化しているかは分からないが、拝金主義の増長とともに犯罪数が正比例していることは想像に難くない。

 

 



写真左はサンパウロ美術館2007/9/7、右は夜のサンパウロ美術館2007/12/15/Flickrより

http://www.flickr.com/photos/erprando/1342630545/

http://www.flickr.com/photos/thiagohenrique/2120563510/

写真左はサンパウロ美術館の陳列・犯人はこのルノワールに目もくれていない?/同美術館HPより、中はシュザンヌ・ブロックの肖像を書いた1904年当時のピカソの写真/モンマルトルより、右はブラジル一有名なカンジド・ポルチナリの写真・彼はコーヒー農園出身

http://masp.uol.com.br/exposicoes/2005/as100maravilhas/3.php

http://www.montmartrenet.com/article.php?id_article=115

http://www.scarte.com.br/artistas.php?id=33


写真左は盗まれたピカソ作Portrait of Suzanne Bloch/アートディリーより、右は盗まれたポルチナリ作Lavrador de Café/Ritual Caféより  いずれも大判詳細は以下のサイトで

http://www.artdaily.com/imagenes/2007/12/21/e28303ff-5878.jpg
http://www.artdaily.com/index.asp?int_sec=2&int_new=22683
http://ritualcafe.files.wordpress.com/2007/07/lavrador-de-cafe.jpg

写真は防犯カメラの捕らえた犯人の映像だが、不明瞭で犯人を特定できる代物ではない

【朝日新聞12/21-ピカソなど60億円相当の絵画盗難 わずか3分間の犯行】

 中南米有数の美術館として知られるサンパウロ美術館で20日朝、ピカソなどの絵画2点(計60億円相当)が強盗に盗まれた。わずか3分間の犯行だったという。

 

 ロイター通信などによると、盗まれたのはピカソが1904年に描いた「シュザンヌ・ブロックの肖像」と、ブラジルの画家ポルチナリがコーヒー農夫を描いた39年の絵画。

 

 強盗は3人組。午前5時すぎに、目抜き通りであるパウリスタ大通りに面した正面玄関のドアを破って侵入し、異なる部屋に展示されていた2点を奪って逃げた。ドアには警報装置はついていなかった。

 

 地元メディアによると、この2点を狙った強盗未遂は、最近2カ月で2度起きていたという。捜査官は「素人のやり口ではない。プロの仕業だ」などと話している。

 

◇唸声コメント

盗まれたピカソの絵が5000万ドル≒57億円、ポルチナリの絵が500600万ドル≒57千万円~684百万円とサンパウロギャラリーのジョーンズ氏は見積もる。

 

同氏はルノワールやゴッホ、マチス、ラファエルやレンブラントには手もつけていなかったことに絵画窃盗のプロではないと言う。ピカソの絵は小さいし(6653cm)、ポルチナリの絵(10181cm)はドアにかかっていたので手っ取り早く盗めると犯人が考えたのではないかと推測している。

 

しかし、ガードマンの交代時を狙った早朝59分から512分の3分間で犯行を終えていることから、ブラジル警察のゴメス刑事はプロの犯行だと見ている。但し、防犯アラームは故障していたようでなんとも情けない。宝の山もノーセキュリティーでは泥棒が各国から押し寄せてくるぞ。

 

ポルチナリの盗まれた絵はブラジルの教科書に載っているポピュラーなものだそうで、この絵を狙いピカソはおまけなのか?

 

ピカソの描いたシュザンヌ・ブロックの肖像であるが、彼女はベルギーのオペラ歌手であり、ピカソの友人かつパトロンであった。

 

ポルチナリの絵は土を絵の具に混ぜて描いたものもあるようだ。コーヒー園の農夫もなかなか力強い。NYの国連ビルのロビー壁画↓は彼の作品、「平和と戦争」

http://www.un.org/Pubs/chronicle/2003/issue3/pw.jpg

 

 


写真は中国国家予防腐敗局サイトより、ココに書き込みをする

http://yfj.mos.gov.cn/yfj/index.html

 

AFP12/20-中国国家予防腐敗局のウェブサイト、苦情殺到でシステムダウン】

中国国家予防腐敗局(National Bureau of Corruption Prevention)のウェブサイトが開設翌日の18日、システムダウンした。汚職のまん延で大量の苦情が寄せられたことが原因とみられる。国営新華社通信(Xinhua news agency)が19日伝えた。

 

 国家予防腐敗局は今年9月に設置されたばかり。ウェブサイトは汚職行為に関する情報を収集するために開設されたが、アクセスが集中していたという。

 

 新華社通信は「ウェブサイトの立ち上げに対する熱狂的な歓迎ぶりは、政府レベルの汚職に対して国民の不満が募っていたことを示している」と報じた。メッセージの多くが国家予防腐敗局の設置について祝福の言葉を伝える内容だったが、同局の役割について疑問を呈するメッセージも同程度あったという。

 

 あるメッセージは「予防局を設置する意味があるのか。検査を受けない権力は汚職につながって当然だ。政治システムが変わらない限り、(腐敗予防に対する)いかなる取り組みもあまり成果を上げないだろう」と厳しい見方を示している。

 

「何の効果もないだろう。予防局のモラルにも疑問符を付ける必要があるかもしれない。何も期待していない」とのメッセージもある。

 

 ウェブサイトは本名で投稿するよう呼び掛けているが、大半は仮名を使っている。「報復しないで」と書き添えたメッセージもあるという。

 

 新華社通信によると、同局は汚職行為に関する情報を収集、分析するのみで、調査権限は与えられていない。(c)AFP

 

【人民網12/19-国家腐敗予防局のウェブサイトがオープン】

  国家腐敗予防局の公式ウェブサイトがこのほど、正式にオープンした。アドレスはyfj.mos.gov.cn。 

 

  腐敗予防局の局長は、同局の主要職責として次の3項目を紹介した。

 

  (1)全国の腐敗防止活動の組織調整、総合計画、政策制定、検査指導を行う。

 

  (2)企業、事業機関、社会団体、仲介機構、その他社会組織の腐敗防止活動の調整、指導を行う。

 

  (3)腐敗防止に関する国際協力や国際援助を行う。(編集AY

 

◇唸声コメント

何とも物々しい名称の機関である。国家腐敗予防局であればなるほどであるが、国家予防腐敗局であり、腐敗した局か?などと勝手な妄想を膨らませている。

 

同局は情報収集と分析が主な仕事であり、簡単に言えば、密告受付機関とでも言うのだろう。この国の密告制度は歴史と伝統があり、単に陰謀だけでなく、正常化にも一役買っている。

 

今、日本中に吹き荒れている内部告発も密告の一部であるが、この内部告発がなければ、白い恋人達も赤福も何知らぬ顔で売られ続けていただろう。米国公認不正検査士協会の調査によれば、企業犯罪の約40%が内部告発により発覚している。内部監査で分かるのは24%に過ぎない。まして外部監査となると11%と大幅にダウンする。それだけ内部告発は重要な地位を占めているのだ。

 

システムダウンするほど国家予防腐敗局にアクセスが集中したのは、ある意味で同局の成功とも言えるが、果たして腐敗は一掃できるのか?密告の歴史だけでなく、腐敗の歴史も長い。

 

 

 

国務院(中央政府)弁公庁にて12/16に来年度の祝日が決まった。大型連休は1回減ったが、3回の小型連休が増えた。大型連休は観光地のアチコチでトラブル続出、金額も高くなるし、米国では大型連休を避ける人が増えているそうだ。

図は看中国より、この案が決定となった。

http://www.secretchina.com/news/222017.html

 

USFRONTLINE12/18-感謝祭もクリスマスも関係ない~年末年始を避けて休暇を取る人が増加】
航空運賃が最も高く、道路も混雑する連休や年末年始を避けて休暇を取る人が増えている。


USA
トゥデイによると、年末年始は航空運賃が高くなるだけではない。フライトの遅れやキャンセル、荷物の紛失など、旅行に伴うストレスが上がるときでもある。全米自動車協会(AAA)が今週発表した予測によれば、今年の年末年始に飛行機で旅行する人は890万人に上り、ガソリン高にも関わらず車で50マイル以上移動する人も5300万人に上る見通しという。


そのほかの数字を見ても、休暇をずらした方が賢明なのは明白だ。AAAレジャー旅行指標によれば、この時期の航空運賃は昨年末比で16%も上昇、ガソリン価格も年末としては過去最高水準だという。エア・トランスポート協会によると、今年の感謝祭の連休は、飛行機の座席の約90%が埋まった。また、テロ対策として、液体類を透明ビニール袋に入れたり、靴を脱ぐことが手荷物検査で義務付けられて手間が増えており、最近は、悪天候などで飛行機の遅れも頻繁に起きている。


一方、休日の前後に有給休暇を取ることを認めない会社が増えており、旅行期間が限定される傾向にある。雇用管理会社クロノスが昨年実施した調査によれば、祝日は休みになるもののそれ以外の有給を認める企業は減少している。


ニューハンプシャー大学のシーラ・マクナミー教授は、祝日には社会的な意味合い以上のものはないと話す。清教徒が秋の最初の収穫を祝ったのが感謝祭の始まりであり、1225日はイエス・キリスト生誕を祝う日だが、本当の誕生日だとは信じられていないという。


混み合う祝日の移動で生じるコストと心理的な負担を避けるため、家族で集まる日を感謝祭やクリスマス当日ではなく、前後にずらす家族が増えていると旅行アナリストのテリー・トリップラー氏は話す。また、昔に比べて伝統を重視する傾向が減り、こうした祝日の重要性が低下しているという。


◇唸声コメント
日本でも正月休みは道路は混むし、列車も席が取れない。大変な思いをして温泉に来たものの人大杉で情緒なし。正月期間は同じ宿屋でも値段が倍近くなる。サービス変わらず?逆に忙しくなるからサービス低下か?ヤレヤレ

中国は2008年から五一(労働節)の黄金周(huáng jīn zhōu=ゴールデンウィークの3日間の休みを1日に短縮した。2007年度はこの3日間に振替2日間+土日で7連休となった。この為に中国人は全国的に移動をして、観光収入にはプラスとなったものの、交通機関や行楽地では大混乱が起きた。そこで大型連休を一回減らし、小型連休を増やすことにした。しかし、中国は何処に行っても人が多く、こんなことでは混乱を避けることはできないだろう。
 
五一を2日減らしたが、清明節・端午節・中秋節を各一日づつ法定休暇日とした為、合計では1日休みが増えたことになる。新設の休日を台湾に合わせたとの記事もある。

法定休暇                  台湾祝日 
元旦    1日 12/30-1/1 3連休   1日
春節    3日 2/6-12      7連休   3日
清明節 1日 4/4-6       3連休   1日
労働節 1日 5/1-3       3連休
端午節 1日 6/7-9       3連休   1日
中秋節 1日 9/13-15    3連休   1日
国慶節 3日 9/29-10/5 7連休   1日
合計  11日                           9日
青字は休日新設赤字は休日減

台湾には労働節はないが、2/28和平記念日がある(2.28事件)台湾では春節を除き、振替休日はなし。

こうしたアナウンスが事前にされていたのか分からないが、12/16に次年度の休日を決定するのだから、やっぱりこの国は毒菜国家なのだと思う。来年5月の黄金周を計画していた中国人も多いことだろう。

労働節は日本のゴールデンウィークとも重なり、日本人が中国へ旅行して金を使うので、中国人は働けってことかな?それとも台湾のことを考えてか?後者だとちょっと怖いぞ。
 
ちなみに日本の祝日は15日と先進国の中では多い。(例、米12日、英9日)

ここで世界の祝日を見ることができる↓英語
http://www.journeymart.com/tools/holidays.htm

 


写真は背中に第三の手を持つRen Xinちゃん/TelegraphThe girl with three armsTV3'Angel with wings' has third arm removed

http://link.brightcove.com/services/link/bcpid1137942530/bclid1155254697/bctid1343631430

http://www.tv3.co.nz/News/WorldNews/Story/tabid/417/articleID/41600/cat/41/Default.aspx

30秒に一人の畸形児が生まれる中国で山西省の畸形率が一番高いと言われている。その山西省でRen Xinちゃん(11)は背中に第三の手を持って生まれた。寄生性双胎であり、その背中にある前腕は2本指を持ち、血液・神経などを共有している。

 

山西省の病院では難しい切除手術ができないために、12/12、北京の武警総医院で5時間をかけて行われ、無事成功した。年間収入が数千元の農家では今回の手術代は払えず、免除される。

 

Ren Xinは本名なのか?中国の新聞には出てこない。中国メディアでは欣欣と仮名になっていた。以下の人民網の記事をご覧あれ。かなり明確な写真も有。

http://pic.people.com.cn/GB/1098/6554687.html

 

Ren Xinちゃんはこの後、この第三の手により歪んだ背骨を矯正するために3ヶ月は入院を続ける必要があるとしている。

 

手術代免除は美談であるが、こうした畸形そのものの原因を手術する必要はないのか?そしてその大手術の費用は日本が出すのか?遺棄兵器のように・・・。

 

◇元ネタ/SkyNews12/12Arm Removed From Winged Girl's Back

http://news.sky.com/skynews/article/0,,30200-1296647,00.html

 

20世紀最大の嘘である「南京大虐殺」、この嘘を映画「南京の真実」が暴く!

写真左は左より水島総氏、田久保忠衛氏、西部遭氏、西村幸裕氏、藤岡信勝氏、水間政憲氏/1214九段会館にて、右は「南京の真実」のチラシから作成

12/14、本来であれば、第一部『七人の「死刑囚」』の試写会が行われる筈であったが、撮影の遅れから予告版とシンポジウムに切り替わった。

 

始めに監督である水野総氏より、撮影の遅れに関して、この映画を取る際に思わぬ抵抗があったとの発言、役者やスタッフ、ロケ地から題名を見ただけで拒否されたと言うもの。戦後の偏向教育は南京の嘘への抵抗力を損ねてしまった。

 

予告版の冒頭で東京大空襲や原爆による非戦闘員への無差別殺戮の実写が流れる。マタイ受難曲をバックに、広島にプルトニウム型、長崎にウラン型とのテロップが流れたが、どうやらウラニウム型とプルトニウム型を取り違えたらしい。正しくは、広島にはウラニウム型、長崎にはプルトニウム型が投下された。まさに米国は悪魔の実験を日本で試みたのである。

 

30万人以上の非戦闘員への大虐殺が米国により行われた。映画ではここから南京の嘘が始まったのだと示唆している。

 

しかし、シンポジウムの中で藤岡信勝氏より、この米国の虐殺の前に、国民党は1937/12に謀略を考案、内容としては放火・強奪・強姦、その数は2万人とし、虐殺は考えてもいなかった。1938/2、国民党代表の顧維鈞は国連で演説するものの一蹴されている。これを第1の嘘として、第2の嘘はベイツによる4万人、第3の嘘は東京裁判による20万人、第4の嘘は本多勝一、第5の嘘はアイリス・チャンによるものとしている。

 

尚、自殺したアイリス・チャンによる「レイプ・オブ・南京」のデタラメ本が柏出版よりそのままで出版されるようであり、シンポジウムの面々は手ぐすね引いて待っている様子だった。

 

登場人物と出演者(敬称略をお許し戴きたい)

松井石根…浜畑賢吉

東條英機…藤巻潤

広田弘毅…寺田農

土肥原賢二…渥美國泰

木村兵太郎…久保明

板垣征四郎…山本昌平

武藤 章…十貫寺梅軒

花山信勝…三上寛

広田静子…烏丸せつこ

松井文子…上村香子

 

田久保忠衛氏より土肥原大将役の渥美國泰氏の思い出話が出た。九段高校の同級生であった渥美氏はバリバリの反戦高校生であったそうで、東洋のローレンスを演じ、土肥原大将のお孫さんである佐伯裕子女史の歌集を褒めている姿は想像できないとのこと。

 

渥美氏ご本人が「南京の真実」スタッフ宛に書き込んだものをご紹介しよう。

『今年も押し詰まりましたな、そして皆さん、元気にしてますか?いやあ、歳はとりたくないもの、久方ぶりの、半月ばかりの映画撮影の現場に望み、十何年ぶりの職業俳優業とはいえ、すっかり意気地が無くなって、大事にされればされるほど、わが身の衰退が身にしみました。高名な十三階段を登るクライマックスの精神的な充実表現にすっかりくたくたとなり、もはや「老兵は死なずただ消え去るのみ」の名言をあらためてかみ締めました。二週間の独房生活もまたぬくぬくとした最近の俗生活のわが身のみそぎとしてある種の感慨になりました。すべてはこのたびの出演への決断は我が大和民族精神高揚回帰への小さなせめてものデモンストレーションでありました。「肩肘を張って祖国のためになる」です。わが身を捨てて御仏のもとに旅たちました。独房では浄土真宗の読経に明けて暮らし、わが身を捨てて御仏のもとに旅たちました。南無阿弥陀・南無阿弥陀佛』12/13 22:17

http://www.nankinnoshinjitsu.com/blog/2007/11/post_8.html

 

シンポジウムの中で西村幸祐氏が「日本が被害者の視点でこの歴史を捉えてみたい」との発言あり、非常に興味深く、今後はこの視点が慰安婦・南京問題のプロパガンダに対抗するために必要であることを感じた。

 

この他、唸声が取ったメモは5枚にもなる。6時半から3時間を越える九段会館は熱気を孕んでいた。2008/1/25、読売ホールでの「南京の真実・第一部試写会」に大いに期待をするものである。

 

◇参考/「南京の真実」の雰囲気はここで↓

http://jpn.nanjingpedia.com/wiki/

◇人民日報12/13-南京大虐殺に新たな資料集 元日本兵の日記など収録

http://j.peopledaily.com.cn/2007/12/13/jp20071213_81132.html

ないものを日記にする元日本兵?今回のシンポジウムの中で南京の元兵士によるインタビューがあったが、誰もが何故大虐殺など言われているのか分からないと話している。当時は放火も強姦も強奪もなく、軍の規律は守られていた。特に松井大将は軍規に厳しく、放火などもってのほか、ありえないことだと証言している。

 

◇人民日報12/15-日本の合唱団、南京大虐殺犠牲者に献花

http://j.peopledaily.com.cn/2007/12/15/jp20071215_81267.html

こういう方達にも是非「南京の真実」を見てもらいたい。

 

 


写真左は破産した蟻力神本社/大紀元より、中は蟻のエキス?入りドリンク/同社HPより、右は同社を民衆に紹介したとされる薄煕来・中国商務相/新唐人日本より

http://www.epochtimes.com/gb/7/12/15/n1942728.htm

http://www.yilishen.com/newarrivals.asp

http://www.ntdtv.jp/xtr/2007/12/html/n57984.html

 

写真左は蟻力神に対する2006年度中国10大ブランドの証書、中は王奉友CEO、右は人気コメディアン趙本山()と範偉()を使ったコマーシャル/同社HPより

http://www.yilishen.com/about.asp?action=honor

http://www.yilishen.com/about.asp?action=ceo

http://www.yilishen.com/ad.asp

 

【新唐人日本12/15-「蟻力神」事件の余罪 20人の被害者が自殺】

 百万人の養殖業者が投資金を根こそぎ取られてしまった「蟻力神」事件に引き続き惨事が現れています。中共当局が「蟻力神」天璽グループ会社の破産を公表した後、養殖業者達(投資家)は絶望の淵に立たされました。政府内部の統計によると、現在少なくとも20人の養殖投資家が自殺しています。今年1120日より、数万人の蟻の養殖業者は連続3日間「蟻力神」本部と省政府の前で抗議し、保証金の返還を求めました。当局は2万人の武装警察官、機動隊及び私服警官を出動させて鎮圧しました。

 

【新唐人日本12/7-「蟻力神」の倒産は中共崩壊前の縮図】

 キャスター: つい最近、遼寧省は「蟻力神」健康食品会社に騙された一般投資家が、1120日から連続3日間「蟻力神」の本部を包囲して投資金の返金をもとめ、さらに遼寧省委員会、省政府にも抗議デモを行った事件が発生しました。「蟻力神」事件は113万人の養殖業者が関わり、詐欺金額が百億元(1元約16円)を上回りました。次に記者は時事評論家を取材しました。

 

 記者: 著名な時事評論家・伍凡氏は、当時の遼寧省の主要な責任者・薄煕来が「蟻力神」を民衆に紹介したことで、百万人以上の投資家に、百億元余りの損をもたらしたと指摘しました。

 

 伍凡: 今回の被害はとても酷いものです。5年前に彼らは職場を離れた後に自分で生計の道を図らなければならなくなり、小さい商売をしたりして、手元に少しお金を溜めました。しかも共産党のおだて上げたいわゆる全国的に有名なこの企業家を信じてしまいました。薄煕来はこの企業家を瀋陽市、遼寧省に紹介しました。

 

 前陝西省テレビ局の編集者・馬暁明さんは、官民の結託でこの巨額な詐欺事件を引き起こしたと指摘しました。現在、下層部の人が受けた被害も酷く、それに目覚め抵抗する意識はもっと高いはずだと述べました。下層部の被害の酷い庶民達こそ中国共産党の崩壊を推し進める主要な力になるでしょう。

 

 馬暁明: 最後に共産独断政権を崩壊させるのは、おそらくこれらの最も下層部にいる、被害がもっとも酷い、最も深刻なこれらの人々で、彼らの抵抗は基本的に力になると思います。

 

 アナリストは、「蟻力神」の倒産・失敗は、中共の崩壊前の縮図のようである。今、中国共産党の統治の下に巨大な財政赤字が現れており、中国共産党が今日は公然と不利をこうむっても無事にしていますが、明日は崩壊するかもしれないと述べました。(記者・李明/穆潔)

http://www.ntdtv.jp/xtr/2007/12/html/n57984.html

 

◇唸声コメント

11/27に蟻力神(1998年創立)は破産申請をして、11/30に瀋陽市中級人民法院は破産申請を受理した。経営不振が続き、深刻な債務超過に陥っていたと言うのが破産申請の理由である。

 

20人もの自殺者まで出ている企業倒産だが、中国当局から報道管制が布かれているのか、新華社などの新聞報道はない。蟻養殖の投資者を募り、高額配当(1万元を投資すると14ヵ月後に13250元に)を約束していたが、2007/10/10より支払いができず、11/20に大規模デモに発展した模様(YouTube画像参照)

 

日本人から見ると旨すぎる話で危うさを感じる。中国人も同じ気持ち?だったかも知れないが、この企業が有名であり、中国の十大ブランドを始め十以上の栄誉を受けていることと薄煕来・中国商務相の紹介もあり、高利息に有り金を叩いたと推察される。

 

200411月に米国は「蟻力神」にシルデナフィル(バイアグラの主成分)が検出されたとして輸入停止とした。日本でも健康食品にシルデナフィルを含むものは薬事法違反である。蟻のエキスよりもバイアグラが効いた為にそれなりに売れたのであろう。中国でも健康食品にバイアグラを入れることは合法とは思えない。米国や日本から指摘されていても、ほったらかしであった中国当局の責任も大きい。

 

各国から叩かれても中国の十大ブランドとはこれ如何に?投資詐欺の道具にすぎなかったか?

 

いずれにしても金と性欲が一体化した「蟻力神」であったことが被害を拡大化させたと言えよう。

 

YouTube画像/蟻力神に対する保証金返還抗議デモの様子(2007/11/21)

http://www.youtube.com/watch?v=-qQbjHeQUws&eurl=http://china.alaworld.com/modules.php?name=City&op=video&aid=01320&p=Y3M9c2hvdyZyaWQ9MTAxMjkw

これを沖縄タイムズが取材すると11万人となるだろう。

 

◇蟻力神CEO王奉友氏の紹介

http://www.hotbus.cn/shehui/3904.html

1962913日生まれ、意外と若かった。ここのCEOをやる前は広州タクシー会社のマネージャー。

 


写真左は手術前のIsabelleさん/Weltオンラインより、中は手術後/Cellarイメージオブザディより、右は顔面提供者のMarylineさん/Sunより

http://www.welt.de/wissenschaft/article909826/Gesichtstransplantation_uebertrifft_alle_Erwartungen.html

http://cellar.org/iotd.php?threadid=10039

http://www.thesun.co.uk/sol/homepage/news/article193005.ece

 

IZA12/14-世界初の顔面移植女性「機能も見た目も回復」】

 2005年に世界初の顔面移植を受けたフランス人女性イザベル・ディノワールさんが、手術後1年半で機能的にも見た目にも満足できる状態に回復したとの治療結果を、医師団が13日付の米医学誌に発表した。

 

 同誌で写真を公開、ほおに残った傷跡も化粧すれば目立たなくなり、医師団は「ひどい損傷を受けた患者に希望のある治療法だ」と結論付けた。

 

 ディノワールさん=当時(38)=は05年5月に飼い犬に鼻と唇、あごを食いちぎられ、同年11月に脳死になった46歳の女性から提供された顔の皮膚や筋肉を移植する手術を受けた。

 

 最初は発音や飲食にも苦労したが、手術後3カ月でPやBといった唇を使う発音ができるようになり、1年後には飲み物をこぼさずに飲めるようになった。軽い触覚や熱さ、冷たさの感覚が戻ったのは半年後。1年半後には笑顔が左右対称になったという。

 

 拒絶反応が2回起きたが、免疫抑制剤を増量することなどでしのいだ。

 

 機能回復で手術結果を心理的にも受け入れられるようになり「街を歩いたり、パーティーに出席するのも怖くないと言っている」としている。(共同)

 

◇唸声コメント

手術後、口を閉じるのに6ヶ月かかっている。上記の写真中では口が開いたままである。手術の素晴らしさか?人間の再生能力か?映画「フェィス・オフ」のような話も現実となった。

某国では真剣にこの技術を取得しようと躍起になっているかもしれない。そう言えば、某大統領がエアバス受注でウハウハしていたなぁ・・・。続くEUの慰安婦決議もきっと関係しているに違いない。

 

以下は手術後9週間後のIsabelleさんの映像

http://72.14.235.104/search?q=cache:9HF9YAXM43wJ:www.afpbb.com/article/1201778+Isabelle+Dinoire&hl=ja&ct=clnk&cd=6&gl=jp

 

上記写真右の顔面提供者Marylineさん(46)は首吊り自殺をして脳死状態となり、顔面だけでなく、他の患者に心臓と肝臓も提供している。

 

◇参考米医学誌/the New England Journal of Medicine 12/13

Outcomes 18 Months after the First Human Partial Face Transplantation

http://content.nejm.org/cgi/content/full/357/24/2451

医学誌だけあって、かなり詳細に書かれている。

 

 


写真左は発がん性物質が検出された上海梅林社のランチョンミート減塩/BBCより、右は上海梅林正广和股份有限公司のHPより

BBC12/7-含致癌物梅林牌午餐肉停止出口香港

http://news.bbc.co.uk/chinese/simp/hi/newsid_7130000/newsid_7132100/7132152.stm

http://www.csjmp.com/Chomepage/Web3/?MemberID=192

 

【大紀元日本12/13-香港:上海産肉缶詰に発がん性物質、商品回収へ】

 香港でこのほど、上海梅林・肉缶詰から発がん性物質ニトロフランが検出された。香港地区の総代理店が同製品の回収を始めている。資料によると、問題の缶詰は昨年末から今年初めまでに輸入され、約2万個に上る。12月6日、上海市出入境検験検疫局は、製造業者・上海梅林食品有限公司のすべての製品輸出を一時停止すると発表した。

 

 香港食物環境衛生署の12月3日の公表によると、缶詰サンプル11個を抜き取り検査した結果、当該の肉缶詰(340グラム)中の百万分の0.0022のニトロフラン代謝物を検出した。この化学物質の発がん性はすでに確認されている。

 

 同製品の香港地区総代理店は回収を決定した。対象は2万個に達する見込み。

 

 製造業者の上海梅林食品有限公司はメディアの取材に対し、今回発がん性物質が検出された製品は2006年12月に生産したものであり、主に香港に出荷したと説明、原料による汚染の可能性を示唆したが、現時点において、問題のある製品の量を確認できないとしている。

 

 事件後、上海市出入境検験検疫局は12月6日、同公司のすべての製品輸出を一時中止すると決定した。

 

 また、カナダの食品検査当局は12月3日、上海から2度にわたり輸入された同じ品番の缶詰からはそれぞれ、マラカイトグリーン(発がん性物質)と、上記のニトロフラン代謝物を検出されたことを公表した。当局はすでに11月23日、問題の製品を返品したという。

 

 ニトロフランは抗菌剤であり、その代謝物と同じく、人体と家畜に有毒である。長期あるいは大量に摂取した場合、中毒症状が現れ、がんを発病する恐れがある。

 

 同公司のこの品番の缶詰は、日本にも輸出され、主に中華街や、中国物産店などで販売されている。

(翻訳/編集・叶子)

 

◇唸声コメント

日本でも中華街や中国物産店でも販売されていると言うので気をつけてもらいたい。問題の発癌性物質ニトロフランは抗菌剤とされているが、そうしたものを添加せざるを得ないような豚肉なのか気になるところである。抗菌剤よりも中身が・・・。

 

上海梅林は梅林印の缶詰として70数年の歴史があり、1997年に上場、2005/9には缶詰業界で始めての中国ブランド(中国名牌)を獲得している。それだけ中国では有名な企業である。

 

問題の商品は「上海梅林牌B2午餐肉()」、梅林ブランドが他にも流通しているので、輸出番号であるB2を加えて「梅林B2」とのブランドにして、他の類似商品と差別化をしている。Bの文字の中に2を入れているのでこれを目印にしてもらいたい。

 

「午餐肉」は豚肉のすり身を固めたもので、ランチョンミートから訳された。1937年に米国人Jay Hormelが発明した「SPAM」が原型、ちなみに「SPAM」はSpiced Hamの頭と尻をくっつけたものである。

 


写真左はリコールとなったストッケエクスプローリー/CPSCより、右はストッケ社HPより

http://www.cpsc.gov/cpscpub/prerel/prhtml08/08113.html

http://www.stokkeusa.com/xplorygallery.htm

 

なかなかモダンなベビーカーであるノルウェー・ストッケ社のエクスプローリーだが、前輪の外れる事故が相次いで起こり、12/11リコール通知が米国消費者製品安全委員会より出された。

 

原因は前輪を固定するボルトがゆるくなって外れてしまうと言うもの。この前輪部分の組み立ては中国で行われている。

全米で14件の前輪の外れる事故報告が上がっており、そのうちの1件で子供がかすり傷を負っている。米国以外では244件の同種事故が起きている。

 

このオシャレなベビーカーはなかなかの値段がついており、米国では770ドル≒86700円、日本で売られているものは15万円もする。

 

日本ではこの問題は2007/5/17に輸入代理店より顧客向けにアナウンスされている。

http://www.daimaru-ess.co.jp/essay/stokke_xplory/safety.html

 

前輪の事故と言えば、カナダの飛行機ボンバルディアのチョンボを思い出す。あの時はネジの長さの違うものを使用した為の事故だったが、このベビーカーに関しては、指定されたボルトとは違うものを中国で使ったのではあるまいか?その理由は「こっちのボルトは安いよ」に尽きる。

 

見えないところは手を抜く伝統芸のなせる業か???

 

そんな中国で飛行機が作られる。ネジやボルトは大丈夫かな?

独自開発の国産旅客機、完成迫る!2009年にも運用開始―中国

http://www.recordchina.co.jp/group/g13530.html

 

ストッケエクスプローリーの日本語による説明↓

http://www.daimaru-ess.co.jp/essay/stokke_xplory/xplory.html

唸声


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