2009年6月アーカイブ

写真は北京五輪で聖火ランナーを務める蘇寧電器・張近東理事長/挖新聞より

http://www.17tech.com/news/2008052897854.shtml

写真はフォーブス・グローバル2000に入っている蘇寧電器、2008年版では1707位、現在は1055/Ku6動画より

http://v.ku6.com/show/bZZ3RmByKktS4Q9b.html

 

【東京秋葉原】東証2部上場の家電量販店ラオックスが、中国の家電量販業界2位の蘇寧(スニン)電器集団(南京市)と資本提携交渉を進めていることを18日付の日本経済新聞が報じている。中国で強力な販売網を持つ蘇寧はラオックスのノウハウを取り入れ競争力に磨きをかける。この交渉がまとまれば、日本の家電量販店として初めて中国企業の傘下に入るのだが・・・。

 

中国の家電量販店No1は国美電器であるが、黄光裕理事長が株価操作で2008/11に逮捕され、2009/4には拘置所で自殺未遂を引き起こしている。No2の蘇寧電器がNo1となるのも時間の問題だろう。但し、黄光裕理事長のように何が起きても不思議でないのがこの国であり、ちょっとした気の緩みが張近東理事長の逮捕を招くことになる。中共の恐ろしさがここにある。

 

ただ、ラオックスはガタガタの会社であり、どんなノウハウが役に立つのか不明、一時はラオックスのバイヤーに列を成したメーカーも今は昔。

 

日本企業が中国に取り込まれていくことを面白く思わない日本人もたくさんいるだろう。唸声も同じである。しかし、日本の企業がどこも手を出さない会社の株を30%も買うのだから、中国バブルマネーも怖いもの知らずである。いずれ、泡沫に帰すのか???

 

張近東理事長メモ

1963年、安微省天長市生まれ、1984年南京師範大卒、1990年に南京でエアコンの販売店を始め、14年後の2004年に深セン市場に中国の家電量販店として始めて上場を果たした。2009年5月現在、29の省及び直轄市、200以上の都市に850数件のチェーン店を持ち、従業員は12万人もいる。

 

フォーブス・グローバル2000

http://www.forbes.com/lists/2009/18/global-09_The-Global-2000_Counrty_3.html

 

 

 

写真は上海在住のドイツ人カメラマンBernd Hagemann氏のサイトより、眠れる中国人

http://nickerchen.com/v1/index.php?option=com_ponygallery&Itemid=26&func=viewcategory&catid=7

 

唸声の選んだ2枚は

一枚はトラックの下のハンモックで寝る中国人、もう一枚は新聞スタンドで眠る中国人、かなり深そうな眠りだ。

 

「会議は眠る」「授業は眠る」、こうした写真はBernd Hagemann氏の作品にはないが、この眠りも中国人には欠かせない。きっとBernd Hagemann氏が会議に出る機会があれば、いい作品が撮れるであろう。

 

食べたいときに食べ、寝たいときに寝る。ある意味では大らかである。眠れる獅子は起きたのか?それともずっと寝たままなのか?

 

 

写真は国連決議1874号に反対し金日成広場に召集された10万人もの人々/米東京2009/6/16より

http://www.meetokyo.net/news/shownews.php?newsid=43416

 

【平壌】6月15日、金日成広場に10万人の群集が集い国連決議1874号の制裁に抗議の声を上げた。集まったというよりは集められたと言うべきであろう。

 

人民武力部・朴在慶副部長はこの集会で「米帝とその追従勢力らが制裁決議を採択した以上,宣戦布告と見なして軍事的対応措置を取るだろう」と話している。(上記サイト動画参照のこと)

 

「宣戦布告」と言う言葉を何回聞いただろうか?国内の緊張を高めて、人心を掌握する北朝鮮のやり方は度重なると、緊張の糸も切れやしないか心配になる。

 

「軍事的対応措置」とは何であろうか?韓国へ攻め込むのか?日本へ核ミサイルを撃ち込むのか?グァム島の米軍基地か?できれば、ポクさん、日本の緊張ももっと高めてください。日本には友愛で目がくらみ、緊張などと言う言葉には一切関係ないお方が首相になろうとしている。

 

このまま行けば、日米安保も白紙化されるであろう。まさに日本は無防備国家となり、緊張の糸の切れそうな隣国+反日国に日本はなすすべも無くなる。宣戦布告と息巻いている国に友愛がどれほど役に立つのか、どうぞ示してもらいたい。

 

でも義務とは言え、10万人はすごい。これだけいれば、某氏も写真を拡大して数えることはしないであろう。

 

ある会話

市民A「今日は日当、出るのかな?」

市民B「今日は出ないんじゃないの?海外からの送金も制裁を受けるって話だぞ」

市民A「なんだ、出ないの?じゃ帰ろうかな」

市民B「そのために集会をしているんだぞ」

市民A「集会をすれば、日当出るの?」

市民B「米帝の奴らもわが国の元気な姿を見れば、驚くだろう」

市民A「それなら、毎日ココに立っててもいいけど、なにしろすることがないから」

市民C「ところで国連決議ってなあに?」

 

■唸声晴論/中国人泥酔パブにご用心

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/266170/

さいたま市大宮区の中国人パブで、客を酔いつぶれさせ、持っていた現金を盗んだとして、埼玉県警は14日、窃盗容疑で中国人ホステスを逮捕、JR大宮駅周辺のパブ4店舗を捜索した。』

 

この手の話はよく聞く。日本人の酔っ払い客をターゲットにしている泥酔パブは大宮だけでなく、全国に及ぶものと思われる。上野・錦糸町なども格好の舞台となっている。こうした手口の裏マニュアルでもあるのではないか。

 

つい先日、小岩で自分の知り合いが同じ目に遭った。駅の入り口まで送り、途中で分かれたのだが、どこかで獲物を狙っていた中国人の女に捉まってしまったようだ。

 

翌日、クレジット会社からパスワードミスが2回続きキャッシングに失敗したとの連絡が入ったので、実害はなかったからいいものの、恐ろしい話だ。

 

全ての店がそんなことをしている訳ではないが、店を点々とする中国人ホステスがいるので、どこであってもおかしくない。

 

一番恐ろしいのは、彼女らに罪悪感がないことである。酔ってスケベな日本人客から大目のチップを強制徴収くらいに思っているのだろう。

 

酒に強いあなたも要注意、何を飲まされるか分からないのだから。何を信用するかは別として、キャッチをする店にはご用心。相手は目利き、こちらはメクラ。

 

四千年の悠久の歴史の国だなんて思っているとたちまち食われてしまう。

 

 

■今週の一枚/イラン改革派の抗議むなしく

http://www.nytimes.com/slideshow/2009/06/13/world/0613-REACTS_10.html

テヘラン市内では「独裁者に死を」と叫ぶ若者らがごみ箱などを燃やしたほか、銀行も被害に遭った。大通りでは、ムサビ氏との連帯を示すため、深夜までクラクションを鳴らしながら走行する車も見られた。改革派100名が拘束されている。

 

 

 

■今週の気になったニュース

◇北朝鮮/金正雲の写真騒動

http://www.yonhapnews.co.kr/politics/2009/06/14/0511000000AKR20090614007900073.HTML

毎日新聞が金正雲のスイス留学時に写真を入手、14日の朝刊一面に掲載した。どうやらこれはガセではないようだ。

 

韓国で聨合ニュースでもこれを伝えている↓中身は毎日と同じ

http://www.yonhapnews.co.kr/politics/2009/06/14/0505000000AKR20090614021700073.HTML?template=2086

 

大恥をかいたテレ朝のニセ写真報道、その後の対応も韓国当局から入手として失敗、恥の上塗り、金正日の写真にぺ某氏の写真を並べ、金正雲後継者確定と自分のサイトに載せた冗談写真を真に受けたもの。40歳のぺ某が26歳の金正雲に見えたのか?バカだねぇー!それにしても影武者はいくらでもいるということが分かる。今のゲッソリさんは何人目なの?

 

問題の写真↓

http://www.seoul.co.kr/news/newsView.php?id=20090612500001&spage=1

 

 

◇米国/全米で風力が低下?~温暖化が原因(英語)

http://abcnews.go.com/Technology/GlobalWarming/wireStory?id=7800447

現在米国でも力を入れている風力発電が、国内各地で風力の低下問題に直面しているという初めての調査結果を大学の研究者が明らかにした。全米で風が弱くなっており、特に中西部の一部では、過去10年間で風力が10%以上低下したという。その原因は、皮肉にも地球温暖化にあるとしている。風速は水の上を吹く風より氷上の風の方が高いことから、湖面の氷の減少が理由だという。

 

クリーンエネルギーとしてはコストが安い風力発電、風はタダだが、風が吹かなければ何の役にも立たない。太陽発電も地球のどこかで大規模噴火があれば、発電量が減少する。いずれにしても、風が吹かなきゃ、桶屋も儲からない・・・。

 

 

◇米国/米国人の自己破産の62%は医療費が原因(英語)

http://www.cnn.com/2009/HEALTH/06/05/bankruptcy.medical.bills/index.html?eref=rss_mostpopular

今年は150万人の米国人が破産宣告を受けるだろう。その原因は贅沢や浪費でなく、なんと医療費である。数年前も自己破産の50%が医療費と言われていたので20%以上も増加している。自己破産した人の年間医療費は、医療保険に加入者で平均1万7749ドル、非加入者は同2万6971ドルだった。米国は盲腸の手術で数万ドルを取られるくらい高い。おまけに甘いものやジャンクフードを食べすぎで肥満や糖尿病も多い。薬品メーカーは笑いが止まらない?

 

 

◇中国/広西でトラックから密輸の熊の手173(中国語)

http://www.secretchina.com/news/295705.html

6/7、麻薬捜査中に不審車をチェックしたら、熊の手が173個とニシキヘビの皮4枚、センザンコウ1匹が出てきた。いずれも高値で売買される。8つの発泡スチロールに入れられていたと言うが、熊の手には血痕が残っていた。外国語が印刷された紙に包んであった。どこの国の言葉なのか気になるが「外文」としか書かれていない。中華で食べるか?漢方薬にでもするか?とすれば韓国語?

 

熊の手は右手しか食べないとか言うが、この写真には左手も足も写っている。熊の手は脂肪43.9%、蛋白質55.2%、熊の手は切ったばかりでは食材にはしない。血を水で洗わずにざら紙で拭いて乾かし、磁気の甕のそこに石灰を敷き、炒り米を厚く入れる。その上に熊の手を置き、4週間後、さらに上から炒り米を詰めて、石灰の封印をして、1年から2年寝かして、はじめて食材となる。

 

 

◇中国/成都で路線バスがまたもや?(中国語)

http://wccdaily.scol.com.cn/epaper/hxdsb/html/2009-06/09/content_64531.htm

6/5に起きた成都バス炎上事件から数日後、一人の女性客の悲鳴からバスの中はパニックとなり、我も我もとバスを降りる。バスのガラスが割られ、窓から飛び降りた人もいる。しかし、そのまま何も起こらず、バスに異常はなかったというお粗末な結果だった。これで逃げるときに怪我でもしたら誰の責任?そうは言ってもバスの炎上事故は中国各地で起きている。

 

 

◇英国/ねずみ麦芽パン(英語)要チュー入<ギョェとする写真・要注意>

http://news.bbc.co.uk/2/hi/uk_news/northern_ireland/8092921.stm

BBCによれば、2007年にスーパーで買ったハインドマンの麦芽パンにねずみが丸ごと入っており、これに対して、今週、北アイルランドの北アントリム下級裁判所は、ハインドマンの麦芽パンに対して1000ポンド≒161800円の罰金を科した。弁護人は誰かの嫌がらせだと話している。

 

 

◇米国/日本マンガコレクターの米国人、児童ポルノ禁止法で有罪!

http://wiredvision.jp/news/200905/2009052923.html

Christopher Handley容疑者(39)が日本から輸入した7冊のマンガ本の中に未成年者がわいせつな行為を行なっている様子が描かれた図画が含まれていた。これが児童ポルノ禁止法に触れ、15年以下の懲役となると言うのだ。同氏が児童ポルノの写真を持っていたという証拠がある訳ではない。

 

また、この手のマンガだけを集めていた訳でもなく、入手できるものはなんでも集めていたのだ。なんともバカげた話である。莫大な罰金が科せられ実刑は免れるのかもしれない。米国の司法はかなり危うい。それを真似る日本は大丈夫なのか?

 

米国へ旅行する際には、危ないマンガは持たないように気をつけよう。どこにどんな罠が仕掛けてあるのか分からない。ある日突然、殺人の共謀罪をでっち上げられるかもしれない。

 

 

◇米国/ミスカリフォルニア、イベント欠席で称号剥奪(日本語)

http://www.47news.jp/CN/200906/CN2009061101000218.html

セミヌードや同性婚反対で物議を醸したミスカリフォルニアのキャリー・プレジャンさん(22)。ミスUSAコンテストの際に審査員の同性愛者であるヒルトン氏から同性婚について質問された時、「結婚は男女間でするべきだと思う」と至極当たり前の答えをした為に、準ミスUSAとなった。この答えで彼女は同性婚反対の広告塔に祭り上げられ、ミスのイベントに欠席が多くなり、ミスコン実行委員長のドナルド・トランプ氏の怒りを買い資格剥奪となった。

 

ペレズ・ヒルトンの質問に答えるキャリー・プレジャンさんの動画↓

http://www.youtube.com/watch?v=8XMvviFbkf0&feature=related

会場内の歓声は反同性婚のほうが多い。ヒルトンの表情にご注目!

 

問題のセミヌード↓たいしたことはないが、水着の下着の違い?

http://picasaweb.google.com/carzada/MissCalifornia2009CarriePrejeanSemiNudePictures?feat=embedwebsite#5335209803982991330

 

おまけ/ミスベトナムはスーパーモデルのVo Hoang Yen

http://www.youtube.com/watch?v=gX4P62N_9B0&hl=ja

鮮明な写真は↓

http://photo.tamtay.vn/photo/view/86561/A-hau-chan-dai-Vo-Hoang-Yen.html

 

 

◇オーストリア/バッハの生演奏が白血病患者の症状を改善(日本語)

http://sankei.jp.msn.com/science/science/090606/scn0906061839001-n1.htm

ウィーンフィルのバイオリニスト・ダニエル・フロシャウアーらが白血病患者の病室でバッハの生演奏をしたところ病状が大幅に改善した。その演奏を録音しCDを聞かせても良好な結果が出た。

 

以下はウィーンの元ネタ↓ドイツ語

http://www.wienweb.at/pstorystart.aspx?menu=11&cid=164094

ここにはバッハのパルティータとフーガと書かれている。プレリュードとフーガの間違いか?

 

 

 

 

 

写真左は深センで燃え上がる公共バス、死傷者なし/大紀元2009/6/14より

http://epochtimes.com/gb/9/6/14/n2557569.htm

写真右はネットでのブラックジョーク、バスに乗る際の装備品/看中国2009/6/10より

http://www.secretchina.com/news/296002.html

 

【広東省深セン市】6月13日午前9時半頃、宝安南路と筍崗路の交差点で320路線バスが突然燃え出し、乗客26名は怪我もなく避難することができた。

 

9時15分に110番と119番に通報をしているが、消防車が来たのは9時45分でほとんど燃え尽きていたと言う。バスから煙が出てくると周りの自動車はいっせいに停止し、消火器を持って消化を手伝ったと書かれている。

 

なかなかと思うのだが、百名以上の野次馬がしきりに携帯で撮影していたと言うから、やっぱりとなってしまう。

 

原因はまだ調査中だが、同バスはエアコン付のガソリン車で車両左下より火が上がった模様。

 

実は前日の12日にも深センの布吉で路線バスが燃えている。

 

右の写真の記事では、トンカチが売れていると書かれている。ただ、タイミングを間違えると窓を割った瞬間に空気が入り込み火勢が増す可能性もある。

 

右写真の男性のバス乗車の際の装備品として、消火器・マスク・トンカチ・バックパックを指定している。

 

唸声川柳―トンカチを 忘れてバスに 釘させず―

 

 

写真と記事は英国医学誌「ランセット」のサイト、赤枠の部分が表題の記事

http://www.thelancet.com/home

 

6月12日、中国の精神障害者は1億7千3百万人を超えていると、The Lansetが発表した。そのうちの91%の1億5千8百万人は専門家の助言も受けていないとしている。

 

調査は2001年~2005年にかけて、青海、甘粛、山東、浙江の4つの省の96の都市、276の村から18歳以上の1億1千3百万人を対象として行った。このサンプル人数は全中国の成人の12%に当たる。

 

調査結果としては、サンプル対象の17.5%は1ヶ月に何らかの精神障害を患っており、うつ病が6.1%、不安障害が5.6%、薬物乱用障害が5.9%、精神異常が1%と言った結果が現れた。

 

うつ病と不安障害は男性よりも女性が多く、若い世代よりも40代以降が多い。アルコール依存症は女性よりも男性が48倍も多い。田舎の住民のほうが都会の住民に比べてうつ病とアルコール依存症が多い。この調査結果から、中国での自殺者が農村の女性に多いことが証明される。

 

中国の人口は13億38百万人(注1/CIA・FACTBOOKによる)、この内の1億73百万人とすれば、100人いれば13人が精神を病んでいることになる。この人数は子供を含んでいないので、自閉症等(2)をいれるともっと多くなる。

 

俄かに信じられない数値であるが、これも増加傾向にあると言う。中国の深刻な環境汚染と毒菜で精神も蝕ばまれているのではなかろうか?

 

注1/CIA・FACTBOOK↓世界各国の人口

https://www.cia.gov/library/publications/the-world-factbook/fields/2119.html?countryName=&countryCode=XX&regionCode=ž?countryCode=XX#XX

 

2/中国、自閉症の子供が100万人に

http://j.peopledaily.com.cn/94475/6629564.html

 

 

写真と記事は齊魯晩報2009/6/12より、梯子で通勤する社員

http://www.qlwb.com.cn/viewpdf.asp?id=413088

 

【山東省煙台市】只楚路149号にある煙台恵達商業貿易有限会社が陸の孤島と化した。以前重慶であった立ち退き拒否住宅の会社バージョンである。

 

煙台恵達商業貿易有限会社は酒類卸販売、2002年にこの230平米の土地を買い取り、事業をスタート、2009年に立ち退きの交渉を受けている。

 

開発会社からの平米1000元での安値提案で三回目の協議も物別れとなり、5月13日に会社の敷地の外を8~9mも掘り下げられて、この会社が孤島となった次第である。

 

社員は梯子を使って会社に通勤をする。トラックも軽自動車も動かしようが無い。水も電気もストップ、これじゃ、倉庫の酒を飲むしかない・・・。人がいないとアッと言う間に取り壊されてしまうので、社員も仕方なしに梯子で通勤する。

 

煙台市住宅管理局は開発会社へ電気・水道と出入口の道路の復旧を期限付きで命じている。賄賂が足りなかったのか?重慶並みに目立つことを恐れたのか?決着は裁判となる。ここも賄賂で右に左に判決が動くが・・・。

 

唸声川柳―物別れ 陸の孤島で 梯子酒

 

 

 

 

写真は発電状況をチェックする養豚場の労働者/南方都市報より

http://press.idoican.com.cn/detail/articles/20090513404ZA051/

 

【広東省珠海市】広州日報によると6月10日、珠海市初の重点養豚場として、平沙万興牧畜有限会社の養豚場が承認され、セレモニーが催された。同時に豚糞によるメタンガス発電プロジェクトも完了し、発電を開始した。こちらも珠海市では初めてである。

 

このプロジェクトは国家重点メタンガス建設工事プロジェクトに組み入れられている。現在、この養豚所では豚糞を利用して毎日8時間発電が可能であり、この電気は養豚場の照明・保温・冷房・水のくみ上げに利用し、養豚場全体で毎年10万元近くの電気代を節約することが可能となる。養豚場の電気代の60%を豚糞発電で補う計算だ。

 

豚糞は水分が多く、メタンなどの発酵ガスを発生させやすい。また腐食性ガス成分は少ないためボイラーも傷めずに発電が可能である。天然ガスと同等に考えても良い。発酵残渣は肥料としても使える。尚、汚水処理、メタンガスの製造技術、豚糞による有機肥料の製造等の技術面は日本が指導していると思われるが、その点については一切書かれていない。

 

いずれにしても、河へ垂れ流しにしていたことを考えると素晴らしい。もっと力を入れてもらいたい。国全体が代替エネルギーに向かえば、石油の価格も安定するだろう。メタンハイドレードなど、メタンはエネルギーの救世主かも?

 

一つ心配なのが、この発電システムのメンテナンスである。いくら腐食性が少ないとは言え、発酵残滓には腐食性物質が残っている。メンテナンスをさぼれば、豚糞発電のメタンガスが爆発なんてことも・・・。これはかなり臭そうだ!

 

メモ

メタンガスは中国語で沼气、日本でも今は使われていないが沼気(しょうき)と言う。たぶん明治期の和製漢語であろう。尚、メタンガスは無色無臭である。

 

「雨傘」とかけて

「豚糞(とんぷん)」と解く、その心は

「ウサン臭い」

<雨傘は音読みでは「ウサン」、韓国語も「ウサン」、中国語は「ユィサン」>

 

元ネタ↓広州日報6/11-粪发电每年省电费十万元

http://gzdaily.dayoo.com/html/2009-06/11/content_597243.htm

 

 

 

凛々しいヒロイン鄧玉嬌/大紀元より

http://epochtimes.com/gb/9/5/17/n2529205.htm

多くの写真でこの役人殺しをもう一度点検してみよう。

ヒロイン鄧玉嬌の普段着の写真/ネットから

鄧玉嬌の母親・張樹海さん/大紀元より

http://epochtimes.com/b5/9/5/31/n2543222.htm

事故の様子/大紀元より

http://epochtimes.com/gb/9/5/28/n2540137.htm

上左は事件の起きた夢幻城の経営者、上中は精神病院に強制入院させられたヒロイン鄧玉嬌、上右は売春を強要し殺された鄧貴大主任、下左は事件の起きた夢幻城、下右はクラブの中の様子/大紀元より

http://epochtimes.com/gb/9/5/27/n2539730.htm

死んだ鄧貴大主任の同僚で手を切られた黄德智(告訴人)/大紀元より

http://epochtimes.com/gb/9/6/7/n2550696.htm

多くの官吏がこの夢幻城の常連だった/大紀元より

http://epochtimes.com/gb/9/5/27/n2539797.htm

解任させられ無念の表情を浮かべる夏霖弁護士と夏楠弁護士/大紀元より

http://epochtimes.com/gb/9/5/23/n2535574.htm

彼女を応援するTシャツ/大紀元より

http://epochtimes.com/b5/9/5/27/n2539738.htm

鄧玉嬌の支援者/大紀元より

http://epochtimes.com/gb/9/5/30/n2542236.htm

熱烈な支持者/大紀元より

http://epochtimes.com/gb/9/5/28/n2540170.htm

代理弁護を要求した北京言語大学日学文研究所の高旭東所長/大紀元より

http://epochtimes.com/gb/9/5/28/n2540167.htm

5/17精神病院での写真、少しは元気な様子が伺えるが・・・/大紀元より

http://epochtimes.com/gb/9/6/1/n2543844.htm

 

この事件は宮崎正弘氏の6/10のメルマガに詳しいのでご紹介しよう。

 

☆中国ネットに女義賊が登場 共産党員の腐敗と荒淫に抵抗したヒロイン

 

 いささか旧聞だが、その事件は5月10日夜におきた。

 中国湖北省巴東県政府の幹部3人が、地元の「雄風賓館」でカラオケを楽しみ、飲んだ勢いか女性従業員の鄧玉嬌に「性的サービスをするよう」要求した。

 

 ところが拒否されたため三人は集団で強姦し、鄧玉嬌が強く抵抗、所持していたナイフで、主犯格を殺害し、もう一人の幹部に怪我を負わせた。

殺害後、自ら警察に通報し自首。警察は彼女を逮捕して精神病院に収監した。ここまではよくある話、中国では日常茶飯、たいがいは泣き寝入りである。

 ネット時代、共産党末端の横暴は民衆から意外な手段での報復を受ける

 地元警察は精神病院に収監されていた鄧玉嬌に暴行を加え、虐待したほか、鄧玉嬌の母親を脅して、「死者鄧貴大の精液が付着した彼女の下着を処分せよ」と命じた。さらに、無料弁護を申し出た弁護士の解任を強要した。

 あまりの横暴を見かねた匿名氏がネットに書き込みを始める。

 するとあっという間に中国いたるところに伝わった。共産党の情報操作の網の目をくぐることがあるのだ。

 およそ二億人の署名が二週間であつまり、なんと殺人犯の鄧玉嬌を支援した。彼女は一躍、ネット上のヒロインになった。彼女をモデルの「巴東烈女伝」がネット網に流れると熱狂的に読まれ、若い男性を中心としたファン・クラブも登場した。

 それらの多くは鄧玉嬌を早く釈放するよう当局に要請した。

 

 ▲民衆の抗議がネット空間でなされ、それが成功した異様なケース

 北京言語大学日学文研究所の高旭東所長が代理弁護を要求したおりの手紙も公開された。

 高は次のように言った。

 「孟子曰く「富貴も淫する能わず、貧賎も移す能わず、威武も屈するあたわず、これ大丈夫という(富貴でも不正をせず、貧しくても卑屈になることなく、威勢な武力に屈することはない。これは立派な行いである。鄧玉嬌さんの行為は中華民族の精神である。事件を歪曲報道する新華社は真実を語れ)」。

 結果、当局は鄧玉嬌さんを殺人罪で起訴しようと準備したが、世論の高まりの前に、書類送検だけにとどめた。

 こうしてインターネット世論が独裁政権の脅威となった。

 これまでの暴動やデモは農地を収奪された農民が政府ビルに詰めかけ、投石し、建物を破壊し、パトカーを燃やすなど群衆行動が多かったが、近年は共産党幹部の不正や腐敗を批判する行動が目立つようになりつつある。

インターネット普及以後の新現象である。

そういえば、08年に上海の公安警察六人が、たった一人の若者に刺殺された事件でも、ネット世論は圧倒的に刺殺犯を支援し、「烈士」「義賊」と賞賛の嵐だった。

 ネットは西側の政治を大きく変えて、オバマの誕生を生んだが、中国でも次の段階へ至る。当局はあらゆるパソコンのモニター化を制度化しつつあるが、新技術の進展のスピードには追いつけないだろう。

 

上記新聞は広州日報2009/6/6より、写真のキャプションは「牛肉を水に浸けたら、水が紅くなった。牛肉の正体は豚肉だった」とある。

http://gzdaily.dayoo.com/html/2009-06/06/content_592329.htm

 

【広東省広州市】6月5日、広州市農業技術研究所に勤める梁さんは新港中路の永安貸倉マーケットで牛肉を250gを買い、家で牛肉を洗ったら、なんと牛肉が豚肉になってしまった。

 

日本では肉を洗う習慣はないが、中国では肉は洗い、野菜も洗剤で洗うのが一般的だ。今回、梁さんが作ろうとしていたものは「牛肉水煮」で、牛肉は流水で洗い、血抜きをしてから調理する。「牛肉水煮」が「豚肉水煮」に!豚肉水煮なんて聞いたことがないけど・・・。

 

牛肉は500gが15~20元だが、豚肉は500gが10元、豚肉を牛肉だと騙して売れば、その差が利益となる。

 

広州日報の記者も同マーケットで牛肉を買い、水に浸けたところ、水が紅く染まり、今回の記事となった。

 

この紅い染料は何なのか?そこまでリポートされていない。なんとも薄ら寒い話だ。

 

唸声川柳―ニセ札で ニセ牛肉を たんと買い―

 

 

↑ぼやきくっくりさんに作っていただきました

 

唸声


世界のニュースネタをお届けします。映像や写真、色々な国の新聞もご紹介します。笑いあり、涙あり、グロもあり!世界には我々日本人の知らないことがいっぱいあります。

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