写真はツイッターで差別発言をして解雇されたIAC(InterActiveCorp)広報部長のJustine Sacco=ジャスティン・サッコさん↓
http://images.bwwstatic.com/columnpic6/0D42FD60-F7D0-0C38-F1FA6471EDB41647.jpg
http://batshitcrazynews.com/wp-content/uploads/2013/12/justine-sacco-photos-7.jpg
差別発言は以下の通り
"Going to Africa. Hope I don't get AIDS. Just kidding. I'm white!"=“これからアフリカだけど、AIDSにかかりたくない。なんて冗談、私は白人だからね!”
【産経12/25-つぶやき一瞬 台無し一生 米ネット大手広報部長、炎上即解雇】
140字の「つぶやき(ツイート)」で人生を台無しにする人が後を絶たない。米大手ネット企業の女性広報部長が、ミニブログのツイッターに差別的な発言を書き込んで“炎上”し、すぐさま解雇される事態となり、波紋が広がっている。日本でもツイッターなどへの不適切な投稿が社会問題になっている。愚か者が墓穴を掘り自らさらし者になることから“バカ発見器”や“バカッター”とも揶揄(やゆ)されるツイッター。米メディアは二の舞いにならないようにと注意を呼びかけている。(SANKEI EXPRESS)
◇「私は白人だから!」
「これからアフリカに行きます。AIDS(エイズ)にかからなければいいな。というのは冗談。私は白人だから!」
ニューヨークにある大手ネット企業、IACで広報部長を務めるジャスティン・サッコさんは20日、南アフリカに向かう飛行機に乗る直前にツイッターにこう書き込んだ。
米紙ニューヨーク・タイムズやフランス通信(AFP)の報道によると、サッコさんのツイッターのフォロワー(読者)は約200人と少なかったが、ネット上の話題を紹介する専門サイトで取り上げられたため、世界中から非難が殺到。機上でネットに接続できなかった当人は約12時間後にケープタウンの空港に到着したところで初めて騒ぎを知り、投稿を削除したが、もう遅かった。
会社側は翌21日、「彼女の侮辱的発言は弊社の見解や価値観とは無関係だが、極めて深刻に受け止めている」との声明を出し、解雇を明らかにした。
即解雇という厳罰になったのは、IACがニュースサイトのデイリー・ビーストなど約50の人気ウェブサービスを展開しアフリカ系米国人向けのサイトもあることから事態を重視したためとみられる。情報発信のプロである広報部長だったことも影響したようだ。
サッコさんは22日になって、米ABCニュースと南アの有力英字新聞スターに声明を出し、「私の発言で傷つけてしまった南アの人々にどれほど謝罪せねばならないか、言葉では説明できない」と謝罪。「私の父は南ア出身で自分も南アで生まれ、つながりを大切にして頻(ひん)繁(ぱん)に訪問している」と弁明した。
◇「投稿前に考えよう」
米国では今年10月にも国家安全保障会議(NSC)の上級スタッフが匿名のツイッターで外交政策を批判したり、政府高官を侮辱したりする投稿を2年間も続けていたことが発覚し解雇された。日本でも6月に国会議員や市民団体を中傷する投稿をしていた復興庁幹部が停職処分を受けている。また飲食店やコンビニのアルバイト店員が店内で撮影した不適切な写真の投稿が相次ぎ、逮捕されたり、損害賠償を求められたりしたケースもあるなど、“バカッター”騒動として問題になった。
米CNN(電子版)は、「ツイートする前に考えよう」と題したオピニオン記事で、人生を台無しにしないための8カ条を紹介している。
(1)ツイートを読み返す
(2)人種差別的なツイートは即失業
(3)匿名でもいつかはばれる
(4)ツイートは削除できない
(5)有名人でなくてもクビになる
(6)冗談でもクビになる
(7)(特定の人に送信する)ダイレクトメッセージと混同してはいけない
(8)不安なら(投稿しても解雇されないか判別してくれる)アプリを使おう-。
肝に銘じて注意しよう!
「私はこれで(小指)で会社を首になりました」なんて、禁煙パイポのCMを覚えている方もいるであろう。あの人、ド素人なんですって。それはさておき、このツイッターで首とはかなり厳しい。目先の人種差別に関してはかなりうるさいのが米国であり、今回の処置となったが、一方的な解雇通告に関して、これまた弁護士が入り、裁判になるのも米国。このジャスティス・サッコさんは有名人となったため、力のある弁護士もすぐに名乗り出るであろう。さて、どうなるのか?
IACのグーグルビュー↓555 West 18th Street NEW YORK
http://goo.gl/maps/50bAl
尚、この建物は建築家フランク・ゲーリー氏によるものである。