2007年5月アーカイブ


写真はサンタアナHPより、サンタアナ刑務所

http://www.ci.santa-ana.ca.us/pd/jail.asp

 

USFRONTLINE5/1-1日82ドルで刑務所も「5つ星ホテル」に】

有罪判決を受けた犯罪者は、刑務所に収監されることで「社会への負債」を返済している。ところがカリフォルニア州の一部の刑務所には、犯した罪が比較的軽く、かつ経済的に余裕のある受刑者が金を払うことでいくらか快適に過ごせる制度がある。

 

ニューヨーク・タイムズによると、十数カ所の市刑務所が、1日いくらの「宿泊料」と引き替えに「上級待遇」を提供している。上級監房は清潔で静かだ。周囲は鉄格子、人気が荒く受刑者の権利などほとんどない郡刑務所とは大きく違う。

 

有料の監房は、刑務所界の秘密クラブのように運営されている。入るには特定のルートがなければならず、裁判所が有料監房の利用を承認したとしても、刑務所の管理者がクラブの用心棒のように自由裁量で入所を却下できるという。

 

「5つ星のヒルトンのような存在として、知っていた」と話すのは、飲酒運転で禁固21日の判決を受けたニコール・ブロケット受刑者(22)。ロサンゼルスの南東サンタアナ市の刑務所で、1日82ドル払って服役している。

 

1日75127ドルを払い、刑務所の「お客」となるこうした受刑者は、暴力的な受刑者から離れたところに普通のドアが付いた小さな監房が与えられる。場合によってはiPodやコンピュータの持ち込みも許される。

 

多くは仕事のための外出許可を得ており、日中は仕事をして寝る時だけ刑務所に戻る(ただし全裸の身体検査がある)。こうした有料監房は何年も前からあったが、最近は、偽証罪と公金不正使用で有罪となった元オレンジ郡保安官補佐のジョージ・ハラミーロ受刑者がフラートン刑務所に収監される際、検察側がコンピュータと携帯電話の提供を阻止したことで注目された。同受刑者は結局、フラートンではなくモンテベロの有料監房を予約した。

 

◇唸声コメント

下記のニューヨークタイムズに写真が載っているが、確かに刑務所とは思えない。刑務所の意義とは何か考えさせられる。これでは反省をして社会復帰をする意味が全くないではないか。拝金主義を進めるだけだ。米国資本主義の限界を見たように思う。

元ネタ↓

NYTimesFor4/29-】

http://www.nytimes.com/2007/04/29/us/29jail.htmlω_r=1&oref=slogin

 

この有料刑務所には誰でも入れる訳ではない。暴行事件の加害者や薬物中毒者などは入れない。ゲームや携帯電話を持ち込める有料刑務所もある。懲役(労働)が免除されている点も特徴の一つ。面会も刑務所によっては一日2時間まで自由なところもある。

 

自分の今の生活が刑務所以下だとの書き込みが米国の本音、日本はこんな国の真似をしてはならない。

NYTimesより引用

http://graphics8.nytimes.com/images/2007/04/29/us/0429-nat-JAILch.gif

 

 

 10万ウォン新紙幣の二人の候補者↓

強盗殺人犯の金九も韓国では英雄、日帝の拷問で手足がバラバラにされたと嘘の多い柳寛順

【郵便学者・内藤陽介のブログより、テロリスト図鑑:金九】
http://yosukenaito.blog40.fc2.com/blog-entry-460.html#trackback

ToronTalker柳寛順への日本の蛮行、誇張多い】
http://toron.pepper.jp/jp/20cf/nation/yanagi.html

NNA5/310万ウォンと5万ウォン札、09年上半期に発券】

発券を求める声が高かった高額紙幣がついに誕生することになった。韓国銀行は2日、2009年の上半期(16月)に10万ウォン紙幣、5万ウォン紙幣を同時に発券すると発表した。新たな額面の紙幣が発券されるのは1973年の1万ウォン以来。使用者の利便性が増し、発券による経費節減効果が期待される。図柄(肖像)には女性も採用されそうだ。

 

韓国銀行は高額紙幣2種を発券する理由について、「物価や経済状況などを考慮した場合、最高額紙幣が1万ウォンだと(発券などの)費用がかかり、使用するのにも不便という意見が多い」と説明した。

 

1万ウォン札が発券されてから34年。この間に物価は12倍となり、国民所得は150倍以上になった。日米で多く流通している1万円(約76,800ウォン)、100ドル札(約92,200ウォン)と比べて価値が小さく、携帯時の不便さが指摘されていた。

 

高額紙幣発券に伴う経済効果も大きいとされる。商取引は主に小切手(手形)で行われている。このうち最も多く流通しているのが10万ウォン小切手。年間約2,800億ウォンとされる同小切手の発券に関する費用を節減できる。また、現在流通している1万ウォン紙幣の約40%(9億枚)が高額紙幣に替わると予想され、紙幣の輸送や保管に関する費用を年間400億ウォン節減できる。

 

その一方で、闇取引が横行して脱税が相次ぐことやわいろの額が増えることを懸念する声も上がっている。

 

□新紙幣の“顔”は?

注目を集めているのが新紙幣の図柄。韓国銀は候補について、政治家、学者、女性、科学者、独立運動家の5分野の中から候補を絞る。現在の紙幣は1万ウォンの世宗大王が政治家で、5,000ウォンの李珥と1,000ウォンの李滉が学者に分類される。このため、それ以外の3分野から2人が選ばれるとみられる。

 

このうち独立運動家の金九が国民から高い人気を得ていることから10万ウォン紙幣に採用される可能性が高い。

 

もう1人については、李成泰・韓国銀行総裁が「女性を採用すべきだという世論を十分に考慮しなければいけない」と発言していることから、女性が有力。人気が高い女性のうち31独立運動の象徴とされる柳寛順は女性と独立運動家の両方の条件をクリアしており、有力な候補となっている。

 

◇唸声コメント

盧武鉉政権は、親日派の財産を没収と言う民主主義国家とは到底思えない決定を下した。↓

http://www.chosunonline.com/article/20070503000003

 

普通の法治国家では、過去に遡って現在法で裁く「遡及法」は常識外の問題である。それを韓国はやってのけてしまうのだから恐ろしい。中国ですらそんなことはない?(だろう)

 

反日が前提にあるとこの国は非常識国家となっても何ら恥じることなく、全てが許されると思い込んでいる。非常識は今に始まったことではないが、盧武鉉はパワー全開で韓国を狂った方向へ導いている。まともな大統領を選ばなかった韓国国民の問題ではあるが、感情論だけでは既に国内ですらうまく立ち行かなくなっている。よく考えてもらいたい。

 

今回の10万ウォン札も上記の人間を使用することはお金を使うたびに反日を意識させるのである。反日がなければ生きていけないのだろうか?日本としても隣国とは反目することは避けたいが仲良くしたいとも思わない。日中友好や日韓友好は幻想であることが分かっている。

 

日本も遡及法を実施して、戦後のどさくさで三国人が駅前の土地を獲得していったことを無効にしようではないか。

 

◇ある会話/遡及法

イ大統領「なんで我が国の親子は似ていないのだ」

ユ保険相「整形手術の所為です。誰もが気楽に手術を受けています」

イ大統領「何?そんなくだらんことに我が国は浮かれておったのか」

ユ保険相「では早速、整形禁止法を施行します。違反したものはどうしますか?」

イ大統領「強制労働で刑務所に収監する」

ユ保険相「過去の手術はどうしますか?」

イ大統領「親日財産没収と同じだ。みんな収監しろ」

ユ保険相「しかし大統領そんなことをしたら、街から女性が消えてしまいますが」

イ大統領「よし分かった。それでは腕に「整形済」の刺青を刺すことにしよう」

ユ保険相「政府関係者は如何すれば?」

イ大統領「そんな奴いるのか?全くもって我が国の恥さらしだ。死刑にしてしまえ」

             
    某大統領も風前の灯???

    うーむ、似ている!それは禁句?

 

 

戦闘行為とテロは同列にはならない。欧米人には理解不能か。

1945/4/11 14:43、ミズーリーに迫る零戦(左)、ミズーリーの甲板に投げ出された日本人操縦士を手厚く葬る乗組員(右)

On 25 November, for the first time in her combat career, Essex received injury. A kamikaze hit the port edge of her flight deck landing among planes gassed for take off causing extensive damage, killing 15, and wounding 44.

http://www.clubhyper.com/reference/ussessexandavg83_1.htm

空母エセックスはこうした攻撃を受けながらも生き残り、朝鮮戦争にも参加、197361日に除籍。

USFRONTLINE5/1-米軍は「カミカゼ」に屈しなかった~NYサン、イラク戦争の完遂訴える】

ニューヨーク・サンは4月27日、「オキナワと私たち」と題した社説を掲載し、イラクで頻発する自爆攻撃を第2次大戦中の沖縄海戦で旧日本軍が米戦艦に向けて行った「特別攻撃」にたとえながら、「怖じ気づいてはいけない」と米国の戦意を鼓舞してイラク戦争の完遂を訴えた。

 

同紙は、最近掲載した別の社説についてニューヨーク郡の名物地方検事ロバート・モーゲンソー氏から励ましの電話があったと前置きし、戦艦乗組員だった同氏が「沖縄で1900機のカミカゼ特攻隊が攻めてきた」と述懐しながら「忘れられないのは、規模だけでなくその過激さだった」と語ったことを紹介した。

 

同紙はさらに、モーゲンソー氏が参考資料として送ってきた歴史家ロナルド・スペクター氏の著書も紹介。「特攻機によって米国の戦艦57隻が沈められ、100隻以上が戦闘不能となったほか、300隻以上が損傷した」「米海軍兵の死者、負傷者はそれぞれ5000人に上った」「特攻機の命中率は32%に上り、米国側の被害規模は真珠湾攻撃より約30%大きかった」といった数字を列挙した。

 

スペクター氏の著書は、「『神風特攻隊』を編成した大西(瀧治郎)海軍中将ら日本の戦争指導者は、物量で勝る連合軍を震え上がらせようと精神戦を挑んできた」と背景を説明し、「にもかかわらず連合軍は沖縄占領とそれに続く本土上陸作戦を決して変更しなかった」と記している。

 

その上で同紙は、「日本人は皆イラクの自爆攻撃者よりも過激で熱狂的だったが、われわれは最終的に勝利を収め、民主化後の日本と平和的な関係を結んで寿司や俳句、トヨタ車、ソニーのプレイステーションを楽しんでいる」と結んだ。

 

◇唸声コメント

元ネタ↓

NewYorkSun4/27-Okinawa and Us

http://www.nysun.com/article/53358

 

「神風特攻隊は間違いなく皇室を救った」と言えるでしょう。中略、戦争には負けたが、占領政策に影響を与えることで彼らは立派に国体、つまり天皇を守り抜いたのです。<日本人としてこれだけは知っておきたいこと/中西輝政氏著/PHP新書>

 

この記事にある『精神戦を挑んできた』日本軍のおかげで、現在の国体が守られた。万一、皇室が廃絶されていたら日本はどうなっていたであろうか?まず、連合軍の占領政策はうまく行かなかっただろうし、マッカーサーの言うように100万の兵が必要になる。

 

イラクのように毎日がゲリラ戦が続き、戦時に増して国内は疲弊したであろう。その一方で、日本は急激に共産主義に突き進み、ソ連・中国・朝鮮・日本の強力な共産国家は西側諸国と絶えず小競り合いを繰り返していたかもしれない。考えるだに恐ろしい。

 

「無駄な死など一つもなかった。靖国の英霊は今も国を守っている。」

 

産経新聞5/12の「野口裕之の安全保障読本」中で大高未貴氏が言っている「戦争で人が殺されても国は滅びないが、魂が破壊された時、民族は滅びる」と、プレイステーションは日本人の魂を壊していないだろうか?日本人の魂を世界中に広めたのだろうか?

 

特別攻撃隊に関しては、勝つ為の攻撃ではなく、守る為の攻撃であった。美しく、立派である。しかし、やはり、心が痛む。合掌

 


写真はジミー佐古田氏の経営する危機管理会社JSI(Jimmy Sakoda Incorporatedの略)、隣は息子さん、右はLA検事局当時の佐古田氏(麻薬撲滅のポスター)

http://www.jsisolutions.com/

USFRONTLINE5/1-日系、アジアの視点捜査に~元LA検事局・佐古田氏に叙勲】

日本政府は29日付で、2007年春の叙勲の受章者を発表した。外国人叙勲は17カ国の38人で、1981年に米国で発生したロス銃撃事件の捜査をロサンゼルス市警などで指揮したジミー佐古田(さこだ)氏(71)が旭日小綬章を受けた。

 

LA郡検事局首席捜査官の佐古田氏は、日米開戦をきっかけに起きた日系人強制収容で、大戦中は3カ所の収容所を転々とした。「そこの生活で忍耐を学んだ」と幼年時代を振り返る。「どんな仕事でもそれに誇りを持てと教えてくれた父が生きていれば、今回の受章を心から喜んでくれただろう」と日系人としての誇りをにじませる。

 

西海岸シアトル生まれの日系3世。教師を目指していた大学時代、刑法関係の講座で警官には日系やアジア系が少ない事実を知り「(警察の組織や捜査に)日系やアジア系の声を反映させたい」と1958年、ロサンゼルス市警に4人目の日系人警官として採用された。

 

思い出深いのは81年のロス殴打・銃撃事件。「日米の法律や政府間の考え方の違いを乗り越えて合同捜査を進めることができた」。このほか、市警ではアジア系の人種が絡む事件・事故に専門対応する「アジア特捜隊」創設に尽力した。 

 

85年にロサンゼルス郡検事局に入り、99年に退官するまでの長い捜査官人生で培ったのは、多民族の文化を理解する視点だ。(共同)

 

◇唸声コメント

日系三世にも佐古田氏のような人間もいれば、マイク・ホンダのような奴もいる。魂の問題なのであろう。

平成18年10月、在ロサンゼルス日本国総領事館での佐古田氏の講演から

『一般的に日本人は警戒心が薄く、他人を信用しやすい上、多くの所持金を持ち歩いており、また事を大きくするのは避けたがる国民性があることから犯罪者にとっては狙いやすいターゲットとなっています。例えば、金銭の恐喝を受けた際に、10ドル程度のお金を渡せば良い場合でも、わざわざ大金の入った財布を出して手渡そうとするため、財布ごと奪われるケースも少なくありません。また、例え犯人を逮捕しても立証のために出廷することを嫌う日本人が多いことも、残念ながら犯人を増長させることに繋がっています。』詳細は↓

http://www.la.us.emb-japan.go.jp/web/m03_06_06.htm

 

米国で銃を突きつけられたら、たとえ10ドルでもいいから金を渡すことだと聞いている。日本であれば銃を撃つ場合には躊躇をするが、あちらでは何のためらいもなく引き金を引く。そう、バージニア工科大学のように…。佐古田氏はそんな修羅場を潜ってきた。息子さんとやっているJSIは佐古田氏の経験を活かし、リスクマネージメント・セキュリティ・調査分析・捜査などを行っている。

 

歌丸や道場六三郎氏ばかり話題に上るが、クラリネットの北村英治氏や映画監督の東陽一氏、池明観氏も叙勲リストにある。

 

平成19年春の叙勲等の受章者数及び受章者名簿↓

http://www8.cao.go.jp/intro/kunsho/list_hp/00list_top.html

 


1913年のカルフォルニア

http://www.publicartinla.com/Downtown/figueroa/Pershing_Square_History/pershing1913.html

94年前の191352日、排日土地法とも言われる外国人土地法がカリフォルニア州で可決された。要旨は、アメリカ市民権を持たない外国人の土地所有または3年以上の借地を禁止するというもの。これに倣い、カリフォルニア州以外の州でも同様の法が次々と成立していった。

 

外国人の土地所有とは日本人のみを指している訳ではないが、当時の日系移民が米国で経済力を持ってきただけに米国人の日本人に対するやっかみは大きく、日本人狙いの法案であることは明らかであり、排日土地法と言われている。

 

当時の移民は米国に帰化すること能わず、白人に雇われるもの、日本へ帰るものが続いた。当時は白人か黒人しか帰化が認められていなかったので、残留組は親日米国人に名義を貸してもらう、又は米国で生まれた米国籍の子供の名義にするなどの抵抗を試みた。しかし、成人に満たない子供の所有を認めない法改正が1923年に成立するなど、日系人への迫害は続いた。

 

この法律の撤廃はカリフォルニア州では1956年、最後は1966年のワシントン州。こうした日本人への迫害に対する日系一世の踏ん張りは賞賛に値するものがある。

 

さて、現代の黄禍論は、中国人(韓国人も)へ向かっている。中国人は日系人とは違い現地への帰属意識はなく、勝手気ままに暮らしている。ロサンゼルス暴動における在米韓国人への報復とも言える暴行は記憶に新しく、韓国政府も今回のバージニア工科大学事件を暴動への引き金になるのかと危惧していた。

 

中国人のチャイナタウン化は世界中で問題になっており、民主主義世界では異質な存在として、共存共栄が難しいと見られている。米国が不況に陥ると第二の外国人土地法が成立するやもしれない。とすれば、中国との摩擦は避けようがなく、外交問題に発展、お互いのメンツをかけて戦争になる可能性だって否定できない。とは言うものの、多国籍国家の米国ではこうした差別は自分の首を絞めるだけとなり、まず有り得ないか。

 

日本の多国籍国家化もこうした諸問題をたくさん抱えることになるのだ。とりあえず、仙台のチャイナタウン化は白紙となり大変良かった。仙台のチャイナタウン化を進めていた男が今日もテレビに出ていた。地方自治においても間違ったリーダーを選ぶと子々孫々に迷惑をかける。


写真は競報(私も痰はここに吐きます?)人民網(文明開化の音がする)Flickr(上海の地下鉄にて)上海環通(この壺を何と見る、頭が高い、毛主席の痰壺であるぞカーツ、ペッ)

北京市内で痰吐き禁止キャンペーンが始まった。北京オリンピックを意識したマナーキャンペーンの一環だ。バスの順番待ちなどあまりにもレベルの低いマナーキャンペーンであり、「文明袋」とはまさに滑稽以外の何物でもない。北京市の環境衛生条例に基づき、痰吐きをすると最高で50元≒750円の罰金を科すそうである。ゴミ捨ては200元≒3000円だって。

 

罰金バブルか文明袋か?中国四千年の痰なる歴史

 

痰なる歴史の一頁を紹介しよう。以下の一文は「頂門の一針」渡部亮次郎氏の日中友好平和条約締結の二日前の回顧録である。


『そうなのだ、鄧小平は私の前に、にこやかに現れた。北京の人民大会堂。1978810日、日本時間午後4時。6年越しの懸案だった日中平和友好条約にやっと目途をつけた我々交渉団は同行記者団と北京ダックの昼食をして一息入れたあとだった。

 

人民大会堂の玄関からテレビのライトに照らされながら1人の小男がゆったりと歩いてきた。それが「あの」(鄧小平)だった。合計3度の失脚から甦り、いまや最高実力者になろうとする副主席。小平は小男だからついた元は綽名。150センチに満たない。

 

丸顔。既に74歳だが老人シミはひとつも無い。失脚と復活を繰り返した自信からか余裕綽々の雰囲気が出ていた。これが貫禄と言うものなのだ。

 

会談の冒頭、カーツ、ペッと痰壷にツバを吐き、下から園田直日本外相を見上げた。園田は睨(ね)めつけられた、気おされちゃいかんからオレもやろうとしたんだけどタンが出てこない。やったのは大分経ってからだった。

【頂門の一針第7694/13-笑顔で人を殺す国から抜粋】全文は↓

http://www.melma.com/backnumber_108241_3625089/


園田外務大臣が手鼻でもかんだら歴史は変わっていたかもしれない??? 

ネットには「嘘吐きと痰吐き」なんて洒落たものがあった。座布団1枚。

 

では何故、痰を吐くのか?

 

答えは、体に悪いものは早く体から出さなくてはならないからだって

左は李鴻章の痰壺、人民網より

◇おまけ/無知の逞しさ、痰なるのんべか?

きっと冷ややかな目で中国人たちは見ていたのだろう。

 

 

唸声


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