2007年5月アーカイブ


写真左はエバンゲリン・ブース、救世軍創始者の7番目の子供にして、女性初の大将(四代目)、中はグリーンピースのデビット・マクタガート、右はグリーンピース2007/5/5京都のちょいと不気味なショット
http://www1.salvationarmy.org.uk/uki/www_uki_ihc.nsf/vw-search/D0C4EE90212E27EE80257058003CD96D?opendocument
promoted to Glory: 17 July 1950、死亡年月の表現、なーるほど

USFRONTLINE5/17-救世軍とグリーンピース、遺産相続訴訟で和解】
シアトル郊外でつつましい生活を送り、昨年90歳で亡くなったヘクター・デステファノ氏がの遺産をそっくり8つの慈善団体に遺贈したことは周囲を驚かせた。団体のうち救世軍とグリーンピースの間で醜い訴訟が起きたことはさらに世間を騒がせたが、このほど両団体は和解し、ようやく騒ぎが収まった。

ロサンゼルス・タイムズによると、デステファノ氏は生前、救世軍とグリーンピース・インターナショナル、米人道協会、世界自然保護基金、ディレクト・リリーフ・インターナショナル、傷痍軍人慈善サービス財団、加州サンタバーバラの訪問看護とホスピスケア施設、サンタバーバラ基金の8団体を遺贈先に選び、3300万ドルずつ寄付する旨を遺書に記していた。各団体には何の事前連絡もなかった。

遺贈は問題なく完了するように見えたが、救世軍は、グリーンピースには遺産を受ける権利がないとして提訴し、3300万ドルは7等分して残りの団体に分けられるべきだと主張した。デステファノ氏が亡くなる1年前の2005年にグリーンピース・インターナショナルは解体して関連のグリーンピース基金に吸収されており、「氏が寄付先に指定した団体の1つは存在しない」というのが理由だった。

グリーンピースの代理人は、団体名にかかわらず、環境団体に遺産を寄付したいという氏の意思は明確だと主張した。

デステファノ氏の財産は、元はといえば妻ドリスさんの家族のものだった。ドリスさんはUPSの重役だった父親から同社の株を譲り受けたが05年に90歳で亡くなり、デステファノ氏の所有となった。夫妻は晩年をシアトル郊外で過ごしたが、周囲は同夫妻が裕福であることを知らなかった。

和解は成立したものの、両団体とも和解の詳細や、なぜグリーンピースの受け取り額が3300万ドルから2700万ドルに減ったかは公表していない。

◇唸声コメント
元ネタ↓LosAngelesTimes  Salvation Army, Greenpeace call off fight over beques
http://www.latimes.com/news/printedition/asection/la-na-charityfight14may14,1,766142.story?coll=la-news-a_section

46歳で結婚、子供のいなかったデステファノさんは巨額の遺産を慈善団体に寄付をする。贅沢もせずにお金の無駄遣いをしなかったデステファノさんは偉い。果たしてグリーンピースにその資格があるのか?

寄付の文化は残念ながら日本では定着していない。寄付をすることにより得られる名誉などがシステム化されていないからだと思う。金持ちほど費用対効果を求めるものである。寄付に関しては、その効果が薄いのだ。税金にしてももっと控除があってしかるべき。金持ちはどうせ税金で持っていかれるなら、自分の納得したものに寄付したいと思うのであろう。

国や地方自治体に寄付をしたいと思われるようにせいぜい頑張って欲しい。あそこだけは嫌だなんて情けないぞ。

◇おまけ
救世軍とドーナッツの関係は深い。第一次大戦時、塹壕の中での揚げたてのドーナッツを兵士に配った救世軍の女性士官は「ドーナッツガール」と呼ばれた。
http://members.at.infoseek.co.jp/kindoochan/war5.jpg

写真は星辰在線より
http://www.csonline.com.cn/news1/3/200705/14/t20070514_583013.htm

【中国最新情報5/16-「孝行の文化」は中国人精神の支え/李年古氏】
 あるアメリカの大学のゼミで、教授が各国の留学生に質問をした。
 「あなたの奥さん、子供、お母さんが同時に川でおぼれていたと想像してください。そこで、一人しか助けることができないとしたら、あなたは誰を助けますか。」
  
  すると留学生のほとんどが子供か奥さんと答えたのに、中国人だけが「当然お母さんだ」と答えたという。「奥さんや子供を助けたい気持ちはあるが、倫理的には、お母さんをまず助けなければいけない。」
  
  しかし、まるで自分をなぐさめるように、その中国人は付き加えた。
「奥さんはもう一度探せるし、子供もまた生まれるだろうけれども、お母さんは一人だけしかいないから。」

 このエピソードからもわかるように、親との血縁関係は、中国人の伝統的な価値観のきわめて基本的な原点である。

 つまり、父母にたいする愛は、中国における倫理道徳観の基本なのである。「百善孝為先」という、すべての善意、道徳は親孝行からはじまるということわざもある。

  ご存じのとおり、中国における封建社会の歴史は非常に長い。長い歴史で、多くの社会的変化が起きたが、中国人の伝統的な価値観を根幹から覆すことは一度もなかったのである。
 中国人にとって、国と家とは一体化した組織であり、「国之本在家」(国家の根本は家庭にあり)といわれる。すなわち「国家」とは文字どおり、国があって家があり、家は国の基盤でもある。さらに、「家国同構」(国と家庭は同じ構造だ)という考え方にも結びつく。つまり、中国における封建主義の特徴の一つは、国家は拡大した家庭であり、家庭は縮小された国家であり、ともに同じ構造をなしているということだ。

  中国人は血縁関係をあらゆる人間関係の中核に置き、その家族とのきずなをなによりも大切にしている。さまざまな伝統的な価値観が崩れかかっているいまも、血縁関係で結ばれたきずなだけは強固に保たれている。

中国最新情報↓
http://www.bizchina.jp/modules/nweek/
◇唸声コメント
奥さんも子供も一人しかいないのは変わらないが・・・。自分の命と引き換えにしてでも子供を助けるのが親だと思うが、中国人は違うようだ。「子供はまた生まれるし、奥さんはまた探せばよい」まさに理に適っているが、我々日本人とはDNAが異なっている。



しかし、その違う筈のDNAに異変が起きている。母親の首を切り落とした高校生の話は中国人にしてみれば考えられないことだろう。日本人にとっても同じだが。バラバラ事件は中国でも珍しくない犯罪、しかし、これが親殺しとなると話は違ってくる。こうした話で日本人は残酷であると位置づける。





日本での少年の親への殺傷事件は過去5年で44件もあると言う。
http://www.sankei.co.jp/shakai/jiken/070515/jkn070515011.htm







色々な意見はあると思うが、やはり戦後教育の歪みであろう。やってはいけないことはやってはいけないのだ。これは教育ではないかもしれない。しかし、やってはいけないことをやれば、厳しい体罰があり、体で覚えていくのだ。

母親の首を切り落とした少年の話は↓新華社5/16中国語
http://news.xinhuanet.com/world/2007-05/16/content_6104385.htm


写真はnouvelobs.com より、2007/5/10シラク元大統領とサルコジ新大統領、右は飯村豊フランス大使
http://tempsreel.nouvelobs.com/galeries_photos/politique/elections_2007/20070510.OBS6594/jacques_chirac_et_nicolas_sarkozy_reunis.html

シラクとサルコジの間のニコリともしていない男性は誰かな?


安対ネット:フランス大統領選挙後の集団的破壊行為(注意喚起)
フランスに滞在されている皆様へ(注意喚起)

1.報道等によれば、フランス大統領選挙結果判明後、サルコジ氏が当選したことに反発して、パリを始めリヨン、ナント、トゥールーズ等国内の複数の都市の中心部等で56日夜から7日朝にかけて、多数の若者らによる抗議行動が行われ、警察当局との間で衝突に発展しました。また、数百台の車両が放火され、多数の検挙者を出す事態に至りました。

 

2.現在は沈静化していますが、16日には大統領の交代式が行われますので、その際、抗議行動が再燃することも懸念されます。フランスに渡航・滞在を予定されている方は、最新の関連情報の入手に努め、集会、抗議行動が行われている場所や地域には近づかないよう注意してください。

 

 

在フランス日本大使館サイトで見つけたいい話を紹介しよう

◇領事の手記 「パリで巡り会った親子の人生模様」20065  

  ここはパリの病院の緊急集中治療室。フランス人医師が少年に話し掛ける。「君はフランスの小学校に通っている立派な日本の男の子だ。フランス語は分かるね。これから話すことをよく聞きなさい。お母さんは今静かに眠っている。君のことを夢に見ているかも知れない。でももう目を覚まさない。深い永遠の眠りの中にいて君とはもう話せない。あと数時間でお母さんは冷たくなってしまう。お母さんに最後の挨拶をしなさい」。そう言って少年の手を、昏睡状態の母の腕に触れさせる。延命装置で生きて眠っているようにしか見えない母の顔に、少年はこわばった顔を近づけ、頬にキスをして「ママさようなら」と声にならない声で涙も見せずに小さく囁いた。続きは↓

http://www.fr.emb-japan.go.jp/jp/ryouji/ryouji-syuki.htm

 

この少年は今どうしているだろうか?日本では赤ちゃんポストで右往左往している。

 

 

 


80万ボルトのスタンバトン、なんと55.95ドル6700(注意、同通販を推奨するものではない)

http://www.defensedevices.com/exlonstunbat.ht

電気警棒は中国で拷問に使われているようだ。「電気警棒」でググレばたくさんヒットする。そしてこれが使われるとこんな状態になる↓全く酷い話だ。大紀元日本2005/8/25

http://jp.epochtimes.com/jp/2005/08/html/d10206.html

朝鮮日報5/14-報復暴行:被害者ら、示談金103600万円要求か】

 11日に逮捕されたハンファ・グループの金升淵(キム・スンヨン)会長(55)は報復暴行の全般を主導し、この過程で電気警棒(スタンバトン)や鉄パイプを使っていたことが金会長の逮捕状により明らかになった。また、金会長は令状実質審査(逮捕状が請求されている容疑者に対し、判事が直接尋問し逮捕するかどうかを決める審査)で「被害者らに示談金として80億ウォン(約103600万円)を要求された」と主張、混乱の様相を呈している。

 

◆「金会長が計画し役割分担」

 警察が取った逮捕状によると、金会長は二男(22)が暴行されたとの報告を受け、暴力団ソバン組行動隊長で下部組織マンボ組の組長も務めるオ組長、ハンファ系列会社のキム代表、清潭洞G飲食店のチャン社長と直接または間接的に犯行計画・役割分担を話し合った。「偶発的な行動だった」という金会長の釈明とは食い違っている。

 

 金会長は、呼び出されたSナイトクラブの従業員たちが清潭洞のG飲食店に到着すると、仲間に「車に乗せろ」と命じた。金会長の指示どおり、Sナイトクラブの従業員たちは無理やり車に乗せられ、清渓山近くの新築ビル工事現場に連れて行かれた。一行はG飲食店を出発してから30分ほどで15.6キロ離れた現場に到着した。このことは、金会長とその一行が清渓山を「仕返し」の場所として事前に決めていたことを示唆している。

 

◆「電気警棒・鉄パイプを使って暴行」

 逮捕状では「金会長は清渓山近くの工事現場でSナイトクラブ従業員を暴行した際、長さ150センチの“金属製建築資材”で被害者のうち一人を1回殴った」とされている。「金属製建築資材」とは鉄パイプのことだ。さらに金会長は、被害者一人の頭と、別の被害者の首に電気警棒を当て、1回ずつ電気ショックを加えたという。しかし金会長は「凶器は使っていない」と釈明している。逮捕状に書かれていることが事実なら「凶器傷害罪」で実刑を受ける可能性もある。

 

◆金会長の弁護士「被害者が80億ウォン要求」

 裁判所による11日の令状実質審査では、「被害者側が金会長側に示談金として80億ウォン要求してきた」という主張が飛び出した。ハンファ関係者によると、イ・グァンマン令状担当部長判事が同日、話し合いで解決できなかった理由を問うと、金会長の弁護士は「被害者に会ったことはない。被害者をサポートする人が100億ウォン(約13億円)、150億ウォン(195000万円)、80億ウォンなどと要求してきた。要求してきたのはSナイトクラブのチョ社長ではなく、その上の人物」と答え、被害者らの背後関係を示唆する主張をしたとのことだ。しかし被害者たちは「逃げ回っていたので金会長側と接触できるような状況ではなかった」と話しているという。(イ・ギルソン記者・キム・ジン記者)


◇唸声コメント

この韓国の情けない報復暴行はこの国がまだまだ未熟であり、大人の仲間入りができていないことを現している。暴行させた側が一番問題ではあるが、受けた側もとてつもない金額を吹っ掛けている。両者共にお里が知れると言うものだ。

 

韓国の中のまともな人間や人格者もこうした人間が全てをぶち壊してしまう。おまけに親日派の虐待でどうしようもない大統領に対して正論を吐くこともできない状況である。現在でも民族の敵は親日派か?親日派が革命でも起こすと言うのか?核ミサイルを韓国や日本に向けている国は民族の敵ではないのか?

 

民族の敵ではないが、先日、韓国映画「公共の敵」を見た。ストーリーは悪徳刑事が公共の敵をとっちめて(刑事自身が)更生していく話。暴力も韓国チンピラも満載で、チャラチャラした恋愛ものでないところが良い。そう言えば若い女性は一人も出ていなかったなぁ。これぞ韓国の底辺を現しているものと感じた。

 

この映画の良さは実は全編に溢れ出る「悪口」である。「セキ=獣の子」「ケッセキ=犬の子」「シバル=淫売」などなど。韓国語の悪口雑言はその種類の多さと言い、品の無さと言いこれはこれで素晴らしい文化?である。まさに売り言葉に買い言葉ですぐに喧嘩が始まる。

 

韓国語の悪口を詳しく知りたい人は↓

http://naver.uwakina-honeypie.com/index.php?%B4%DA%B9%F1%B8%EC%A4%CE%A5%B9%A5%E9%A5%F3%A5%B0%A4%E4%B0%AD%C2%D6

例として
日本人の別称/チョッパリ=獣足野郎

中国人の別称/デノム=垢野郎

米国人の別称/コッチェイ=鼻野郎

 

この国と仲良くするのは数百年はかかるであろう。中国の痰吐き同様、韓国の悪口も年季が入っている。すぐに直すことはできない。品格が上がるまで日本はこれらの国を放置するしかないか?

 

 


D・SミュージックレストランHP

http://www.drs.com.tw

店内の様子、下記で360度見ることができる。点滴瓶と松葉杖を除けば?普通のレストラン…

http://www.coupon.com.tw/360/360.php?id=25873226&imagename=memoryimage.jpg&imagemain=out.jpg&n=D.S+Music+Restaurant

同店の登記資料


 

メイドカフェならぬナースカフェ、これで癒される現代人は何に疲れているのか?

 

破産してしまった「田園都市厚生病院」脳内革命の春山茂雄氏の病院であるが、人間ドックはとてもユニークであったらしい。泊りがけドックでは看護婦さんが和服に着替えて給仕をしてくれ、食事にはアルコールも出るそうだ。普段の生活で検査をするのが本来の人間ドックとの考え方は素晴らしい。毎年楽しみにしていた方も多いと思う。

 

台湾のナースカフェは日本のメイドカフェが基調となっているのだろうが、29歳のオーナーである李卉芃さん?が入院中の看護に感激して生まれたアイデアとのこと。ナースカフェと言うと極端な考え方に陥ってしまう御仁もいるが、ここは意外と明るく健全な雰囲気のようだ。

 

日本でもできそうだな?唸声もどうしてもおじさんの発想が頭をもたげてしまうが、「人間ドックコース」なんてどうだろうか?身も心もスッキリして・・・。

点滴ビールは気も抜けるし温まってしまいそう。
HPにあるトマトの点滴は迫力あるぞ。台湾ではビールのトマト割りをよく飲む。唸声も大量に飲んだが二日酔いはない。意外に美味しいのでどうぞお試しあれ。

 

点滴ビールも上にかけてあるからいいけれど、下にあったら小水袋だな・・・。

あっ、そうだ、人間ドックへ行かねば。


偽造硬貨と製造マシンの写真は↓新聞中心5/12-湖南沙假币团伙半年300万枚硬
http://news.sina.com.cn/c/l/2007-05-12/151012972187.shtml

 

2007/5/12の新華社(沙一“假工厂”半年生“硬300万枚)によると

http://news.xinhuanet.com/photo/2007-05/12/content_6089891.htm

長沙市公安局は511に大規模1元硬貨偽造団の捕縛と製造機械と偽硬貨12万枚を押収したことを発表したと伝えた。

 

半年間で300万枚を製造していたと見られ、昼夜なく作り続けた模様。1元ニセ硬貨は0.37元で売り捌いており、300万枚を全て捌いたとしても1700万円程度の売上しかなく、機械代金や人件費など製造コストを差し引くと果たしてどれだけ残ったか?

 

これだけの情熱を他の仕事に活かしたらと思うのは唸声だけではない筈。

 

10名の容疑者の名前等↓捜狐新聞5/12-摧“工厂”
http://news.sohu.com/20070512/n249978950.shtml

 

以下の写真は少し古いがネットで見つけた偽造コインと本物の比較写真

左がニセ、右が本物、五星と天安門が不鮮明 http://www.szroki.com/life/l-13.htm

このように偽造コインも今に始まったことではない。まじめに働くことに意味を見出せないのか?今回捕まった犯人グループの平均年齢は34歳である。偽札の本場は北朝鮮に移ったかのようであるが、やはりニセモノの中心は中国。4000年の歴史は伊達ではない。ニセモノも同じだけ歴史を刻んでいるのだ。

◇参考記事

【中国最新情報3/1中国の偽造貨幣の9割は広東製 低額偽造貨幣へ移行傾向】

「中国国内の他の地域に存在する偽造貨幣は90%は広東でつくられたものである」、広東省人民大会代表で中国人民銀行広州支店支店長の馬経氏は「偽造貨幣」問題は既に広東の金融の信用に影響を及ぼし、その影響は人々の生活や社会の安定にまで及んでいると語る。

 

 馬経氏は、広東省人民大会が反偽造貨幣計画を2007年特別監査の項目とし、偽造貨幣取り締まりに力を入れること、また、偽造貨幣製造販売行為の取り締まりの処罰に不十分である現行の関係部門の規定を解決するべく地方法規を制定することを提案している。

 

〈犯罪対象は低額偽造貨幣へ移行傾向〉

 広東は現在偽造貨幣の製造販売が最も高い地域である。2006年だけでも、広東省では前年比20%増の5.4億元の偽造貨幣を押収、そのうち公安局が4.5億元を押収、全国公安局押収量の80%を占めた。また、年間で12件以上の1000万元以上の犯罪事件を摘発した。

 

 中国国内の他の地域に存在する偽造貨幣は90%は広東でつくられたものである。現在、偽造紙幣の製造拠点は汕頭、汕尾、掲陽などの地域に集中している。偽造貨幣取り締まりが強まるとともに拠点が周辺地域に拡散する傾向にある。

 

 広東省の偽造貨幣の製造販売は、民衆が偽造貨幣に対する警戒心と識別能力が向上したことにより、次第に犯罪対象を低額の貨幣に移行し、金額の大小にかかわらず存在するのが特徴である。

 

 特に最近、硬貨のうち偽造硬貨の割合が多くなっている地域というのもある。そのほとんどが1元、その規格と材質は本物と実に似ていて、区別がつかないものもある。

 

 偽造貨幣の犯罪手法も、もともと単一、個々ばらばらでの犯罪から、組織、分業といった集団化、家族化へと変化し、もともと同一地点での製造、製造販売が一緒だったものから、製造分業、製造と販売を分離する方向へ変化し、もともと持参して渡していたものから、専門の運び屋が存在する形態へと変化している。

 

〈偽造貨幣組織打破へ〉

 馬経氏は、偽造貨幣問題は広東の金融信用に影響を及ぼし、広東金融のイメージを落としたと断言する。「被害を受けている多くは農民である。1回の被害でも彼らにとっての損失は大きい」

 

 馬経氏は、広東省人民大会が反偽造貨幣を2007年の特別監査の項目にし、犯罪の動向に応じて、現行の部門の規則が偽造貨幣取り締まりに対する使い勝手がそれほどでもないこと、処罰が不十分であるという問題を地方法規を制定し解決するべきであると提案している。

 

 さらにまた、偽造貨幣が農民を食い物にしている問題を解決すべく、政府が各部門の宣伝をリードし、民衆に偽造貨幣の製造、流通の危害性を正確に認識させるべきであるとしている。特に、農村、都会と農村の境目、自由市場への宣伝活動に注意を払い、民衆の人民元の偽造貨幣に関する知識など金融の観念を高めるべきであると提案している。〔信息時報29日〕


煮ても焼いても飲めないか?この虫入りの水道水は北京だけではない。

写真はレコードチャイナよりhttp://www.recordchina.co.jp/group/g7839.html

【レコードチャイナ5/9-水道水に虫が混入、多いときには1000匹近くも―北京市】

200758日、北京市朝陽区の住宅で水道水に虫が混入していたことがわかった。住民が水道の蛇口をひねったところ、水の中に細長い虫が3匹入っていた。別の住民によると、多いときには1000匹近くいたこともあったという。原因はわかっていない。  

 

朝陽区では以前にも水道水に虫が混入していたことがあり、ほかの地域でも同じような状況が見られる。虫混入の原因は貯水タンクの不衛生によるものが多い。衛生局や住宅の管理部署では貯水タンクの清掃と水質検査などが義務付けられているが、実際にはこのようなずさんな衛生管理が行われているところも少なくないと見られる。

◇唸声コメント

このニュースはネットでは有名。気味の悪さでも。

 http://www.bj.xinhuanet.com/bjpd_sdzx/2005-01/05/content_3509314.htm

http://news.xinhuanet.com/newscenter/2005-05/25/content_3000311.htm

http://www.gsep.gansu.gov.cn/xwdt/xinwen/hbdt/gndt/20047695555.htm

やはり他の地域でも虫入り水道水の話はあった。上左は北京市昌平区の水道水、上右は広州市白雲区の水道水、下は広東省江門市の保健所の水道水、この水道水で手を洗って医療行為を行うというのだから驚きである。

 

中国で水道水を飲んではいけないと旅行ガイドにはあるが、虫がいるからとは書いていない。考えようによっては、虫がいるくらいだから毒は入っていないとも言える。しかし、煮沸してこの水を飲まなければならない事態になったら、あなたは飲めるだろうか?

 

中国の水不足は深刻、おまけに水質汚染が進み、飲める水が少なくなっている。

下記の写真は汚染された水源の様子。

【看中国5/11-触目惊心:广州西部水源调查
http://www.kanzhongguo.com/news/gb/kanshehui/luanxiang/2007/0511/194725.html 

10年前は川で泳ぐこともできたし生きた魚もいた、しかし今ではこの川に魚もいない。この川を水源とした浄水場からの水道水は臭くて飲めないし、タオルを水道水に浸けるとが鉄さび色になるそうだ。

 

工場排水の垂れ流しは止むことがない。中国の経済成長と正比例して環境汚染が進んでいる。誰もが金儲けに一生懸命で環境は二の次三の次。中国人はそのツケを自らの肝臓で払っている。拝金主義は絶滅への道へまっしぐら、自業自得だが、日本を巻き込まないで貰いたい。

 

 


写真はレコードチャイナより

http://www.recordchina.co.jp/group/g7871.html

吉林省長春市の動物園で手書きのシマウマが現れた。5元で乗れて写真も撮れるそうだ。この手書きシマウマは皆がニセモノと思っているが、馬を引いているおじさん曰く、「アフリカから来たシマウマがどうしてニセモノなのか」と開き直る。もう一匹のポニーはこのシマを除けばそっくりらしい。

他のニセシマウマの写真↓
http://www.photofans.cn/showthread.php?threadyear=2007&threadid=324198

http://www.gdtv.com.cn/newpage/fashion/detail.asp?node=29&xrl=/ccore/news/node29/20070509/1760795.xml

 

動物園の管理部では「ニセモノか本物かは大して重要ではない。大切なのはお客様が楽しんだかどうかだ」と言う。これが中国人の基本的な考え方なのだ。北京市の石景山遊楽園がディズニーの真似でテレビで盛んに放送されていたが、香港ディズニーは本物なのに人気がないのと同様で、ニセモノと本物の区別は中国人にはない。使えるか使えないか。効くか効かないか。美味いか不味いか。

 

但し、中国のニセ薬は命に関わる問題だけに中国人も気にしている。日本の薬が一番安心なのだと。パナマの例でも分かるように中国のニセ薬は非常に危険である。金儲けのためには人の命などお構いなしだ。

 

こんな記事が朝鮮日報にあった。韓国に入ってきた「熊の胆」が全てニセモノだったとの記事だ。


【朝鮮日報5/10-仁川空港で摘発した中国産「熊の肝」、すべて偽物だった!】

 熊の肝(くまのい)や麝香(じゃこう)は海外からの持ち込みが禁止されているが、中国産である場合、本物である可能性もほとんどないことが分かった。

 9日、仁川空港税関は「昨年1月から今年4月末までに仁川空港で摘発された中国産の熊の肝、麝香、牛黄(ごおう)など499点がすべて偽物であったことが分かった」と発表した。

仁川空港税関のチェ・ジェホ携帯品課長は「熊の肝、麝香、牛黄などは、ほとんどが絶滅の危機にある野生動植物種の国際取引協約(CITES)で保護対象に指定されているため通関されなかった。現地の案内員に『本人が服用するものと認められれば韓国に持ち込むことも可能』と言われてもだまされず、購入しない方がよい」と注意を呼び掛けた。

 

本物も当然あるのだろうが、ほとんどニセモノと考えた方がよい。彼らは騙すことをなんとも思っていない。だからニセ薬など売ることができるのだ。そんなに良いものならば、自分のために取っておく。


本物の熊の胆に関しては、熊を狭い檻に入れ、生きたまま胆汁を採取する方法が取られているそうだ。殺さないように一生胆汁を取り続ける。なんとも恐ろしい方法を考えたものだ。

以下の新華社の記事に写真も添えられている。胆汁ファームげに恐ろしきかな

http://news.xinhuanet.com/newmedia/2004-11/17/content_2228581.htm

 

唐人(モロコシビト)も高麗人(コマビト)も大和心になりぬべし、これは黒田節の歌詞、既に大東亜共栄圏は詠われていた・・・???皇御国のもののふはいかなる事をか勤べき・・・。


大和心の唐人や高麗人が隣国の基礎を作ってきた。大和心の失われた国の明日は?


(左)銘槍「日本号」   (中)母里但馬守太兵衛友信象(光雲神社・西公園内)  (右)皇御国 加藤司書自筆

http://museum.city.fukuoka.jp/jg/html/backnumber/shozohin/22.htm

http://www.ishimura.co.jp/saijiki/71_80/vol77/vol77_img.jpg

http://www.geocities.jp/book_of_tikuho/06sishoden.htm

◇黒田節

酒は飲め飲め 飲むならば

日の本一の(ひのもといちの) この槍(やり)を

飲み取るほどに 飲むならば

これぞまことの黒田武士

 

峰の嵐か 松風か

訪ぬる人の 琴の音か

駒ひきとめて 聞くほどに

爪音(つまおと)頻き(しるき)想夫恋(そうふれん)

 

すめら御国の もののふは

いかなることをか つとむべき

ただ身にもてる 真心を

君と親とにつくすまで

 

花より明るく 三芳野(みよしの)の

春のあけぼの 見わたせば

唐人(もろこしびと)も 高麗人(こまびと)も

大和心(やまとごころ)になりぬべし

 

古き都に 来てみれば

浅茅が原(あさじがはら)とぞ なりにける

月の光は くまなきて

秋風のみぞ身にはしむ


黒田家の武士のあいだでは、雅楽の越天樂の節に替え歌をつけて歌う『筑前今様』が盛んで、福島正則が豊臣秀吉から贈られた名槍『日本号』を黒田藩士の眉太く六尺の大男「母里太兵衛」が大盃の酒を飲み干して持ち帰ったという勇壮な故事を冒頭に、平家物語、明治新曲などで歌われていたのを、昭和311月に福岡放送局の井上精三氏が三味線を伴奏につけ「民謡黒田節」としてラジオで全国放送したのが、黒田節の大ヒットの始まりである。

 

一番/母里太兵衛武勇伝

後述

 

二番/平家物語 巻六『小督(おごう)』より

亀山のあたりちかく、松の一むらあるかたに、かすかに琴ぞきこえける。峰の嵐か松風か、たづぬる人の琴の音か、おぼつかなくは思へども、駒をはやめていくほどに、片折戸したる内に琴をぞひきすまされたる。ひかへて是をききければ、すこしもまがふべうもなき、小督殿の爪音なり。楽はなんぞとききければ、夫を想うて恋ふとよむ、想夫恋という楽なり。

 

三番『皇御国(みめらみこく)』より

福岡藩士、加藤司書の作。勤皇の侍で慶応元年に35歳で切腹

http://www.geocities.jp/book_of_tikuho/06sishoden.htm

 

四番/宮城道雄作『花よりあくる』

http://mionokai.sakura.ne.jp/hanayoriakuru.WMA

 

五番/平家物語 巻五『月見』

古き都をきてみれば 浅茅が原とぞあれにける 月の光は隈なくて 秋風のみぞ身にはしむ

 

母里太兵衛武勇伝

~黒田節由来~ボトルストーリーより

 「酒は飲めのめ 飲むならば 日の本一のこの槍を」。ご存じ、『黒田節』の歌い出しの一節であります。今日では福岡県の民謡として歌い継がれるこの黒田節。もともとは、福岡黒田藩で歌われていた藩の歌、藩歌でありました。

 この歌の由来には、福岡黒田藩藩主、黒田長政の家来、母里(もり)太兵衛の武勇伝があります。

 

長政: 「ああ、母里太兵衛、そちを呼んだのは他でもない。広島の福島正則殿のもとへ使いに行ってほしいのじゃ」

母里: 「ははっ、かしこまりましてございます」

長政: 「そちも存じているとおり、福島殿は加藤清正殿と並ぶ槍の名手。加えて大酒飲みの豪傑である。太兵衛、そちも酒が好きであったな。しかし、酒を酌み交わし、何か間違いがあっては大事。福島殿とは、決して酒を飲むでないぞ」

 

 御意と受け止めた母里太兵衛、福島正則のもとへやってくると、なるほど朝から飲んでいたらしく、ご機嫌であります。

 

福島: 「そちが黒田藩屈指の家来と噂の母里太兵衛か。用件は後でよい、まずは一杯やれ」

母里: 「おそれながら福島様、拙者は下戸にございます。そればかりはご勘弁くださいませ」

福島: 「なに? わしを誰だと思っておる。一度口に出したら後へは引かぬ福島正則じゃ。口を割ってもそちに酒を飲ませるぞ」

母里: 「たとえ八つ裂きにされても飲めぬものは飲めぬのです」

福島: 「ハッハッハッハッ、黒田殿はよい家来をお持ちだ。酒も飲めぬ男が黒田藩屈指の家来とは、聞いて呆れるわ」

母里: 「なんですと。拙者のことならともかく、主黒田長政の名に関わるとあれば聞き捨てなりませぬ。ならば飲みましょう」

福島: 「おう、よくぞ申した。さすがは母里太兵衛じゃ。さあ飲め。この大盃(おおさかずき)に注いでやる」

母里: 「お待ちくだされ福島様、飲まぬ酒を飲むからには、ただでは飲めませぬ。なにか肴を所望いたします」

福島: 「ほう、肴か。構わぬ、望みのものをくれてやるわ」

母里: 「間違いございませんね」

福島: 「武士に二言はない。何でもやろう。さあ、ぐっといけ」

 

 さあ、母里太兵衛にしてみれば飲みたいのに我慢していた酒。それも上等な三原の酒であります。なみなみと注がれた大盃を、グイッ、グイッ、グイッと、息もつかずに平らげ、もう一杯、さらにもう一杯と、三杯立て続けに飲み干します。

 

福島: 「見事じゃ。さあ、約束通りそちの望むものを肴に使わす。なんなりと申せ」

母里: 「では、おそれながら、あの槍を戴きとうぞんじます」

福島: 「なんだと! そちはこの槍がなにか知っておるのか。恐れ多くも織田信長公が正親町(おおぎまち)天皇より賜り、信長公から秀吉公に、さらにこの福島へと授けられた日本号であるぞ」

母里: 「もちろん知っております。だからこそ所望いたしましたのでございます」

 

福島: 「(弱気)母里、これだけは勘弁してくれ。この槍を酒の肴に取られたとあっては、太閤秀吉様に申し訳が立たぬ」

母里: 「武士に二言はないとおっしゃったのは、どなたでございますか。それとも福島様は、武士ではないのか」

福島: 「なんだと! え~い、う~ん、う~ん、も、持って行け!その槍はくれてやる。それでよいのであろう!」

母里: 「さすが福島様、たいそうな太っ腹でございます」

福島: 「なあ、母里よ」

母里: 「なんでございます?」

福島: 「えぇい、なんでもないわ! 持ってけ持ってけ。その日本号は、そちのものじゃ。」

http://www.tbc-sendai.co.jp/02radio/cheers/bottle/2006/060624.html

 

古今東西、酒豪にまつわるサクセスストーリーは多い、これぞ誠の日本武士。

 

しかし、我が国の皆さん、中国ではニセ酒も多く、酒豪自慢もニセ酒には勝てません。どうぞ、十分気をつけて下さい。ご自慢の槍を取られますぞ!

 

 

 


アメリカカブトガニ            カブトガニ                   ミナミカブトガニ        マルオカブトガニ<いずれも雌>
写真は筑波大関口コレクションより 

【レコードチャイナ5/8-保護動物のカブトガニを海鮮市場で販売―江蘇省連雲港市】

http://www.recordchina.co.jp/group/g7826.html

200757日、江蘇省連雲港市の工商局は市民からの通報を受け、海鮮市場を捜査した。保護動物であるカブトガニを販売している店を発見、即座に押収した。押収した32匹のカブトガニは近くの海に放された。 

 

カブトガニは5億年前には存在が確認され、2億年前からほぼ形状を変えていない古い種だ。そのために生きた化石とも呼ばれる。現在はその数を減らし、各国で絶滅が危惧されている。 

 

中国でも国家2級保護の指定を受けているため、販売や食用にすることは禁止されている。しかしカブトガニは中国南部では珍重される食材。こっそりと販売する店が後を絶たないという。(翻訳/編集・KT


◇唸声コメント

何でも食べてしまう中華民族、タイでもこのカブトガニを食べる。ただ、タイに生息する二種類のカブトガニのうち、マルオカブトガニには神経毒もあり、ヘタをすると死んでしまう。もう一種類のミナミカブトガニも29月の期間はTetrodotoxinを持っているので食用は危険なんだと。フグと同じでシビレながら楽しむのか?

 

さて、お味の方はネットから拾ってみると、「ほとんど味がしない」「非常に淡白」「卵も植物を食べてる感覚」「カニ味噌も濃厚さはなくアッサリ系」とのことで、これじゃ食欲は湧かない。中華民族が食する理由は、何億年も前から生きていることに堪らない魅力を感じるからであろう。

 

しかし、このカブトガニは食用以外にも大量に捕獲されている。それはカブトガニの持つ血液が癌発見の試薬やエイズウィルスの増殖を抑える効果があるからだ。下の記事には1kg50万台湾ドル≒180万円とある。こんなに高値で取引されるのなら、中国人に全てを持っていかれそうだ。うーむ、1匹のカブトガニから血液はどれくらい取れるのだろうか?1kgなら膨大な数のカブトガニが必要だな。そんな取っていいのかな???中国でさえ国家保護動物に指定しているのに・・・。

 

【環球網4/29-台研究称血清可快速测试癌症 一公斤50万】

http://www.singtaonet.com/hot_news/gd_20070429/200704/t20070429_525414.html
文中には1000万CCで50万元との表記も有、1000万CCは1万ℓで1kgじゃないなぁ???

 

こちらは数千元から数十万元もする国家二級保護植物「羅漢杉」の盗伐

http://news.sina.com.cn/c/2007-05-08/144611776862s.shtml

「開運招財」の木として人気あり

http://www.spps.cyc.edu.tw/plant/%E7%BE%85%E6%BC%A2%E6%9D%BE.htm


 


唸声


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