2007年11月アーカイブ


写真左はテイザー銃で撃たれ苦しむRobert Dziekanskiさん、中は撃たれる前のRobert Dziekanskiさん10時間も待ち続けてイラついている、右はビデオを撮ったPaul Pritchardさん/YouTubeより

Vancouver Airport - Robert Dziekanski's Taser Death (Full)

http://www.youtube.com/watch?v=1CR_k-dTnDU&feature=related

Man's stun gun death caught on tape police tazer taser

http://www.youtube.com/watch?v=zZOt4xYvLSk

 

AFP11/17-一瞬のすれ違いで生じた悲劇、ポーランド人移民がカナダ警察に撃たれ死亡】

カナダの空港で、警官が用いたテイザー(Taser)銃と呼ばれるスタンガンで撃たれたポーランド人男性が死亡する様子を映したビデオをめぐり、スタンガン使用の是非を問う論議が高まっている。ポーランド政府は15日、カナダ政府に正式に抗議し、事態を重くみたカナダ政府は同日、テイザー銃の使用を再検討するよう指示した。

 

 カナダ在住の母親と同居するため、1014日に同国西部バンクーバー(Vancouver)の空港に到着したRobert Dziekanskiさん(40)は、待ち合わせ場所の行き違いと言葉の不自由さから空港内で10時間、1人で母親を待ち続けた後、精神的に錯乱し騒動を起こした。その後、取り押さえようとした警官が繰り返し放ったテイザー銃を受けDziekanskiさんは死亡した。

 

 テイザー銃はワイヤーにつながれた電極を発射し、当たった標的に高圧電流を流すスタンガンの一種。

 

◆ポーランド大使も事件を問題視

 Piotr Ogrodzinski駐カナダ・ポーランド大使はAFPの取材に対し、「事件に衝撃を受けた。警官のとった行動は問題の起きた状況で不適切だった可能性がある」と述べた。同大使は事件の経緯について調査結果を開示するようカナダ政府に正式に申し入れ、カナダの警察苦情処理委員会の関係者とも面会したという。

 

◆ビデオの内容

 問題のビデオは、現場にたまたま居合わせたカナダ人旅行者のPaul Pritchardさんが撮影したもの。現地警察は当初、ビデオの返還に応じなかったが、Pritchardさんが法的手段に訴えたことで、事件から1か月を経てようやくビデオを返還した。

 

 ビデオの録画内容は以下の通り。

 

 空港内で錯乱したDziekanskiさんが歩き回り、ある場面では机の上のコンピューターを床に投げつける姿が映っている。空港保安要員の「ロシア語を話している」との言葉の後、4人の警官が現場に駆けつけるとDziekanskiさんは警官に背を向け両手を上げたが、片手にはホチキスのようなものを手にしていた。

 

 警官はDziekanskiさんに近づき、テイザー銃を繰り返し発射。Dziekanskiさんは床に倒れ苦悶の叫びを上げるが、警官に身体を抑えつけられ、数分後に動きを止めた。

 

◆カナダ警察は国民に理解呼び掛け

 カナダ連邦警察(Royal Canadian Mounted PoliceRCMP)のDale Carr報道官は、殺人捜査課による捜査は今後30日から45日続くと述べている。同報道官は、事件にかかわった警官が当時の状況と行動について説明するまでは、ビデオの内容だけから早急な判断をすべきではないと国民に理解を求めた。

 

◆一瞬のすれ違いが生んだ悲劇

 ポーランドの小さな町Pieszyceを初めて出たDziekanskiさんは、外部からは入れない税関で母親を10時間待っていた。母親は壁1枚を隔てた反対側におり、空港スタッフに息子の所在を尋ねたが正しい答えが得られず、あきらめて帰っていた。(c)AFP/Deborah Jones

 

◇関連ニュース/AFP11/21米テイザー、カナダ空港での死亡事故について「スタンガンは無実」

http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/crime/2315107/2377471

 

◇唸声コメント

悲劇は言葉が通じないことから起こった。異国で10時間も待ち続けた挙句、説明されても言葉も分からず、イラつき暴れだした。しかし、ビデオでも分かるが、それほど危険とは感じられない。

 

但し、セキュリティーから言葉の通じる警官へは「空港で男が暴れている」「コンピュータを投げつけた」との報告があり、警官は必要以上の警戒感を持っただろう。警官へはRobert Dziekanskiさんが10時間も待たされていることや母親のことはきっと知らせていないだろう。

 

こうして総合的な判断のできぬままにテイザー銃が使用された。「空港・暴れた」このキィワードだけでテイザー銃の使用を躊躇することはないであろう。初回の電撃でRobert Dziekanskiさんは苦しみのあまり暴れたが、これが第二第三のスタンガン攻撃に繋がったと思われる。何とも惨い。

 

「自分は母親を待っていただけだ」この言葉が通じれば、今回の悲劇は起きなかった。オシム監督もフランスではなく、日本の救急車をすぐに呼んでいたら・・・。

 

 


写真左はLeif Nelson助教授USCD、中左はJoseph Simmons助教授イェール大、中右はBrett Pelham准教授ニューヨーク州立大、右はサイコロジカル・サイエンス誌

 

USFRONTLINE11/20-頭文字C、Dの人は成績悪い?~「名は体を表す」は本当と研究者】

 名前が無意識のうちに本人の行動に悪影響を及ぼしているという調査結果を、イェール大学とカリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)の心理学者らが発表した。

 

 USAトゥデイによると、両大学の合同研究チームは、名前や頭文字がもたらすさまざまな影響について調べ、名前は確かに悪い影響を与える場合があると結論づけた。

 

 サイコロジカル・サイエンス誌12月号に掲載された同調査結果によると、名前がCやDで始まる学生はAやBで始まる学生よりも成績が低く(米国では成績は高い順にA~D、F=不合格=で表されることが多い)、姓または名がKで始まる大リーグ選手は三振する確率が圧倒的に高いという(Kは野球の記録で三振を意味する)。 

 

両大学の心理学者は、5年以上かけて5つの調査を実施。野球選手6398人(うち377人は名または姓がKで始まる)、経営学修士(MBA)課程専攻の学生1万5000人、大学生294人、弁護士39万人以上、両大学の実験参加者284人からデータを収集した。

 

 2002年以来、ニューヨーク州立大学バッファロー校のブレット・ペルハム准教授(心理学)が、氏名や頭文字は本人が大事な選択をする際に影響を及ぼすという調査結果を発表しているが、今回の研究はそれを補足するだけでなく、名前はむしろ悪い形で影響することが多いと指摘している。

 

 今回の調査で明らかになった名前の影響の例には、次のようなものもある。

▽トムはトヨタの車を買い、トロントに住み、トーニャと結婚する率が高い

▽デニス、デニース、デイナは、歯医者(Dentist)になりやすい

▽スー・ジョンソンは、ブラッド・グリフィンよりもティム・ジョーンズと結婚する

▽ジョージアという名前の女性はジョージア州に住む傾向が高い─。

 

◇唸声コメント

この調査をくだらないとするか、それともヘェーとするか、皆さんはどう思われかな?

姓名判断があるように、名前にも言葉の力がどこかに働いている可能性はあるかもしれない。但し、中国人や韓国人のように同姓同名が非常に多い国ではこうした調査で何か分かるのだろうか?

 

唸声がこだわっているのは、「顔」である。このブログニュースでもできるだけ顔写真を使い、ニュースに現実感を持たせたいからである。と言うよりも、どんな奴か「ツラ」を見たいと思う気持ちが強い。顔を見れば、何となく納得する。それだけ重要、個人情報やプライバシーで顔が出ないニュースも増えた。マック会長を騙した詐欺師の顔を見たいのに出てこない。550台ものパソコンを横流しした明治製菓の詐欺師も同じだ。

 

名前と顔を合わせるのがいいのかな?これに指紋を加えて、入管チェック、初日で5人も引っかかったと言うから驚きである。ブラックリストに載る人間は名前が悪い形で影響したのだろうか?

 

初日で5人と言うことは今までは何だったのか?テロリストが自由に入国できる国が日本だったのか?日本はよくスパイ天国と言われているけれども、これではテロリスト天国だなぁ。友人の友人がアルカイダでしかも日本にいる可能性が高くなる。

 

またぞろ人権団体が入管のチェックに対して抗議をしているが、日本をテロリスト天国にしたいのか?それとも反対する人間がテロリストなのか?いい加減にしてもらいたい。

某偏向テレビ局は入管の不手際ばかりをニュースにしていたが、5人ものチェックをどう見ているのか?日本にテロリストが入ってくるのを喜んでいるテレビ局があると言うことだけでも不謹慎であり、日本のテレビ局として失格である。あっ、そうか、日本人のテレビ局じゃないのか・・・。

 

◇ネタ元/USAToday11/14- What's in a name? Maybe an unconscious trend toward failure

http://www.usatoday.com/tech/science/2007-11-14-name-study_N.htm

 

◇ネタ元/Psychological Science.12月号、Moniker Maladies: When Names Sabotage Success要約

http://www.blackwell-synergy.com/doi/abs/10.1111/j.1467-9280.2007.02032.x

全文は有料となっている

 

 

純天然物だけど・・・

写真は内蒙古猪肉石/大紀元より

http://epochtimes.com/gb/7/11/20/n1907493.htm

 

豚肉のように吊るして売られているものもある。1斤=500グラム60元≒900

文化中国10/15-天然“猪肉石”形象逼真 60一斤(组图

http://www.culcn.cn/info/shownews.asp?newsid=18751

 

しかし何と言っても一番有名な肉石は台湾・故宮博物館の「肉形石」であろう。

國立故宮博物院-肉形石(日本語)拡大可能

http://www.npm.gov.tw/ja/collection/selections_02.htm?docno=1256&catno=12&pageno=2

 

中国人の石に対する思いは深い。たとえ食えなくとも・・・。

 

本日の豚肉の値段(中国語)1kg15元≒225円(11/21現在、福建・南靖県)

http://www.zhue.com.cn/service/quotation/default.asp

 

豚肉は前年同月(10月価格)に比べて54.9%の上昇

http://www.chinanews.com.cn/cj/hgjj/news/2007/11-13/1075808.shtml

吊るされている写真は本物の豚肉

 


写真左はウォールストリート名物のCharging Bullに乗る中国人/看中国より、右は作者のArturo Di Modica

http://www.secretchina.com/news/218730.html

 

RecordChina11/19-「あなたは中国人か?日本人か?」TV局キャスターがブログで告発、NYが呆れるマナーの悪さは】

20071118日、北京テレビのキャスターが、ニューヨーク旅行中に出会った中国人旅行客のマナーの悪さを自身のブログに写真付で掲載し、話題になっている。

 

現場はニューヨーク市のウォール街。ここには有名な雄牛のブロンズ像がある。金運上昇の象徴とされるこの雄牛像を見たある中国人旅行グループは大はしゃぎ、男女問わずに我先にと牛の背に乗って記念写真を撮り、周囲の人々からあきれられていたという。

 

おまけに「あなたは中国人か?日本人か?」との問いかけに、堂々と「中国人だ!」と答え、悪びれる様子もなかったらしい。その他の旅行客は雄牛像に近づくことさえできず、遠巻きにこの騒ぎを見ていることしかできなかったという。近くの清掃作業員は、この場所で働いて2年になるが、牛の背に乗る旅行客を見たのは初めてだ、と話していたそうだ。(翻訳・編集/BA

http://www.recordchina.co.jp/group/g12970.html

 

◇唸声コメント

Are you Chinese or Japanese?」と問いに「我是中国人」と堂々と答えるのは、ある意味で中国人の自信なのだろう。宇宙ロケットも飛ばしたし、外貨準備高も日本を抜いている、今や世界の大国となった中国が日本人と一緒にされるのは彼らの沽券に関わる問題なのだ。我々日本人も中国人と一緒にされるのは勘弁してもらいたいけど。

 

中国人のマナーの酷さは世界一、中国人か日本人かと聞く方もどうかしている。きっと中国語をまくし立てて大騒ぎをしていたに違いなのだから。

 

このCharging Bullは相場を下から上へ押し上げる象徴なのだ。だから上昇基調はBull、下落はBearと言われるらしい。中国人の大好きな金運が上昇するとあって、Charging Bullに触るだけでは物足りず、跨ってしまったのだろう。マナーよりも金運が重要な中国人らしい行為であり、彼らにとっては恥かしくも何ともないことなのだ。

 

『牛の背に乗る旅行客を見たのは初めて』とあるが、Charging Bullに子供の乗っている写真はよく見かける。ただ、大人は乗らないけどね・・・。

 

Charging Bullはイタリア系米国人のArturo Di Modica氏が1987年のブラックマンデーで暴落した相場を元気づけようと36万ドル(自費)をかけて作ったもの、完成は198912月、証券取引所の前に勝手に置いたストリートアート。そこが公道だったので、現在の場所に移動されている。総重量3.2トン、所有権はArturo Di Modica氏にあると言うが・・・?

 

◇参考ニュース/新華網11/19别让人把国人的脸丢华尔

http://news.xinhuanet.com/comments/2007-11/19/content_7103863.htm

自動翻訳はココをクリック

『我が国は儀礼の国として世界に知られていて~』

ん?そうでしたか?知らなかったなぁ?こうした台詞は百万遍唱えても、こうした写真が出てしまえば虚しくなるだけ、儀礼の国がどうして「整列の日」を作るのかな?

そうか、儀礼の国だから、試掘をすれば、軍艦まで出して歓迎してくれるのか・・・。納得!

 

 

大学在籍中および今年卒業した535人の学生ローン未返済学生の氏名・身分証番号・未返済金額などの個人情報を新聞紙上で公表。そのうちTVで顔も出すのかな?


RecordChina11/18-銀行が過激な督促方法!教育ローン未返済学生の個人情報を新聞紙上で大公開!】

20071116日、広東省広州市の「新快報」は中国農業銀行広東分行(支店)が前日の15日、地方紙「羊城晩報」に同銀行の教育ローン未返済者氏名を公表したと伝えた。 

 

15日付けの「羊城晩報」の第10面と第11面に掲載されたのは、同省の華南農業大学・広東工業大学・惠州学院・広州体育学院など22校に在籍および今年卒業した535人の教育ローン未返済学生の氏名・身分証番号・未返済金額などの個人情報。同時に紙面には、1131日までの返済を督促し、返済しない場合は法的手段をとるとする通知も掲載されている。 

 

銀行側の話では、これらの学生の多くと連絡が取れないため、やむなく新聞紙上に氏名を公開したとのこと。学生たちは銀行側の過激な対応に困惑しており、在籍する大学はこの件に関し不介入の立場を示している。(翻訳・編集/本郷智子)

http://www.recordchina.co.jp/group/g12920.html

◇唸声コメント

中国ではツケを払わない客への対応策として、店の外に李某***元と張り紙をして、回収促進を行うと聞いたことがある。まさにこれの新聞版、日本では考えられないことをするのが中国。日本では被害者よりも罪人の人権が尊重されるが、中国では金を払わないと人権もないらしい。

 

この個人情報公表については、周玉忠弁護士は銀行の措置は違法ではないと言っている。何故なら、このまま借金を返さなければ、就職時に問題となるからだそうだ。中国では就職時に借金のチェックがあるのか???

 

ローンの内容であるが、1000元≒15000円未満が26名、1000元以上10000元≒15万円未満が452名、10000元以上が57名。以下の中国の記事によれば、無利子(学生時)6000元まで借りられるらしい。返済期間は4~8年、もし8年として毎月125元を返す計算らしい。計算すると12000元となる。どこが無利子なのか良く分からない。

 

こうした学生ローンは米国でも問題となっている。学校を卒業しても、学生ローンを払い続けるからだ。これが終われば、住宅ローン、サブプライムローン問題の起点が、この学生ローンにある。

 

◇中国新聞網11/16-广东农行曝光535名欠款大学生 不还钱或被起

http://www.chinanews.com.cn/edu/xyztc/news/2007/11-16/1079134.shtml

 

 

 


写真は揚子江へ流れ込む真っ黒な汚水/大紀元より

http://img.epochtimes.com/i6/711141419391366.jpg

 

1114 AFP11/14-長江への汚水排出、過去最高の300億トン超】

中国最長の川、長江(揚子江、Yangtze River)に昨年1年間で排出された汚水の量は、過去最高の305億トンに達することが明らかになった。国営新華社(Xinhua)通信が13日に報じた。

 

 汚水の内訳は、工業・農業排水から生活排水、人のし尿までさまざまで、前年より9億トン(3.1%)も増加し、20年前と比較すると倍増しているという。

 

 汚水排出は広まっており、長江の汚染は深刻化している。昨年、世界最大の水力発電ダム、三峡ダム(Three Gorges Dam)が完成したが、そのせいで汚水がたまって「巨大な便器」と化し、水質悪化が加速しかねないと警告する環境学者もいる。

 

 アジア開発銀行(Asian Development Bank)も10月、中国の水質汚染について、急速な工業化と都市化により、警戒レベルに達したと警告した。新華社が引用している長江流域水資源保護局(Yangtze River Water Resources Commission)の報告によると、汚水排出の増加率が5%を切ったのは、2006年が初めてだという。

 

 また11月初旬に発表されたスイスと中国による共同調査の報告では、長江の水質汚染は「甚大」だが、政府が積極的な対策を行えば、環境被害は回復可能だとしている。

 

 流域には白ひれイルカや長江チョウザメなど、数多くの固有種の生物たちが存在するが、これらも絶滅の危機へと追いやられている。(c)AFP

http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2311645/2350432

 

◇唸声コメント

真っ黒い汚水が町を流れて長江へ流れ込む。こんなに黒いときっと悪臭もすごいことだろう。この長江に流れ込むどぶ川には生命など存在しないようだ。こんな汚水河川が何本も長江へ汚水を運び込む。その量は年間305.5億トン、しかも、305.5億トンには火力発電の冷却排水および鉱坑排水は含まれていない、これでは長江も巨大なドブ川となってしまう。そして巨大なドブ川が海を汚していく。

 

その長江の三峡ダムは世界一の汚わい溜めとなりつつある。汚水発電なる新語もできそうな勢いである。オリンピックへの情熱と同じくらい長江の環境整備に精を出すことだ。汚名返上とはまさにこのこと。

 

◇参考ニュース/僑報網11/13-近岸600余公里 江去年“喝”下300亿

http://www.chinapressusa.com/2007-11/13/content_42937.htm

 

 


写真は年画虎と疑惑の華南虎/看中国より

http://www.secretchina.com/news/218772.html

自動翻訳はココをクリック

年画とはお正月に玄関や室内に飾る絵のこと。実は3年前に販売された年画と疑惑の華南虎の写真がそっくりであることが判明した。これを発見したのは中国のネット人民、さすがに162百万人のネット人口を誇る中国の民間情報網はすごい。

 

以下に壁に貼られた虎の年画の全景があるのでご覧いただきたい。

新華網11/16-网友指证华南虎照片原形是一年画[组图]

http://news.xinhuanet.com/photo/2007-11/16/content_7091205.htm

 

真偽論争もこれで決着かな?それにしても、家に貼ってあった年画でこんなことを思いついた周氏のおとぼけも大したものだ。こんなことも平気でやれるお国柄か?

 

この年画の原版はないと印刷会社の駱光臨社長は言っているが、ネットでは1枚50元で売りに出されている。

http://hefei.news.sohu.com/news/20071117/n253305480.shtml

 

年画を製作した义乌市威斯特彩印包装有限公司の会社案内(中国語)


会社外景と華南虎製作者の周正龍氏

http://wstcy.cn.alibaba.com/

周さん、次はコレ↓を使って、「華南象」なんてどうかな???

http://wstcy.cn.alibaba.com/athena/offerdetail/sale/wstcy-0-38299303.html

 

◇参考ニュース/唸声中国/この虎、本物?2万元の賞金は出たものの・・・2007/10/20 01:07

http://datefile.iza.ne.jp/blog/entry/356220/

 



http://kr.china-embassy.org/kor/

 

【朝鮮日報11/16-中国学生「ニセ学歴」で韓国留学、不法就労320人を摘発して強制送還】

韓国へ留学に来た中国学生320人が「ニセ学歴」を摘発され、中国に強制送還されたことを明らかにした。

 

香港文匯報は16日、韓国駐在中国大使館の発表を引用し、中国学生たちが韓国留学の前に学歴や成績を偽造した事実が摘発され、中国に送還されていると報道した。

 

中国学生たちに韓国留学を斡旋するエージェントは、留学資格要件として高校卒業以上の学歴でなければならないとしている。そして、学歴を偽造もしくは高卒未満と確認された場合は強制送還すると規定している。

 

韓国留学に来たある中国人学生は「一部学歴が不足している学生が中国国内で非合法にニセ卒業証明書を取得し、(正規の留学資格を持った学生の)韓国留学の機会を奪っている」と話している。

 

去る618日、法務部麗水出入国管理事務所は虚偽学歴で韓国に留学後、中小企業に不法就職していた全南地域内のニセ中国留学生70人余りを摘発した。

 

中国内の留学斡旋組職は韓国教育機関の緩い規定を悪用、韓国内の二流・三流大学に留学を奨め、数万元を貰い書類を偽造していると分かった。

 

中国外交部はこれに対して「現在内容を確認中」としながらも、「もしこれが事実であるなら、急いで処理するようにする」と言った。

 

現在、韓国に留学している外国留学生のうちで中国学生が33千名と一番多い。

 

出入国管理事務所は、中国留学生らの不法就職が増えることにより、留学生の学歴に対する審査を以前より一層強化する一方で、各大学に留学生管理を強化することを要請した。

http://news.chosun.com/site/data/html_dir/2007/11/16/2007111600709.html

 

◇唸声コメント

以下の中国の記事には3.8万〜8.1万人民元(57万~121万円)がニセ学歴の斡旋料としている。これほどの大金を払ってまで韓国へ留学する意義が分からない。中国での就職が難しいために韓国へ来るのか?

 

中国の記事には怒りが表れている。どこか韓国に対する蔑視の気持ちがあるのだろう。上の記事にある中国外交部の「もし事実であるなら、急いで処理するようにする」とは何だろう?自動翻訳に唸声が手を加えたのだが、訳が悪くて自分でも分からない。中国国内の斡旋組織の取り締まりか?

 

ニセ学歴は良くないが、韓国の閉鎖性が良く分かる記事である。麗水出入国管理事務所の外国人収容所で2007/2/11に火事が起きて、9人が亡くなっている。収容されていた中国人が放火したものであるが、その収容所にニセ中国留学生70人余も一時収容されたことだろう。

 

320人の強制送還は中国でも大きな話題となっている。ひと悶着ありそうだ。

 

◇聨合新聞網11/16假学 320名留学生遭拘捕

http://gb.udn.com/gb/udn.com/NEWS/WORLD/WOR1/4099773.shtml

 

◇網易11/15-媒称320名中国非法留学生被抓 嫌学造假

http://news.163.com/07/1115/15/3TBMS3N90001121M.html

 

麗水出入国管理事務所の件

◇唸声韓国/韓国の外国人収容所で火事、27名死傷

http://datefile.iza.ne.jp/blog/entry/115807/

 

 


写真は射殺された珠江医院・神経外科 副教授 尹方明氏、銃弾は左脇から入り心臓と肝臓を破壊、ほぼ即死状態と思われる/大紀元より

http://epochtimes.com/gb/7/11/14/n1900828.htm

 

RecordChina11/14-職務質問を無視した医師、警察官が射殺!偽造“軍ナンバー”の捜査を拒否】

20071113日早朝、広東省広州市の珠江医院・尹方明(イン・ファンミン)副教授が警察官に撃たれ死亡した。

 

13日早朝、久しぶりに会った旧友と朝まで語らった尹副教授は車を運転し、病院へと向かっていた。途中、警察官に呼び止められ職務質問に応じるよう求められた。尹教授の車のナンバープレートは“軍ナンバー”のものだったが、偽造ではないかと疑われたためだという。軍ナンバー車両は高速道路で料金を支払わなくていいなど多くの特権があるため、現在偽造の軍ナンバーが流行している。

 

尹教授は警官と口論になった後、車を発進させその場から離れようとした。警官はすぐさま発砲、脇に銃弾を受けた尹教授はほどなく死亡した。事件の経過、軍ナンバーが偽造であったのか否かについては、いまだ警察の正式発表はない。(翻訳・編集/KT

http://www.recordchina.co.jp/show.php?img=CFP390477119.jpg

 

◇唸声コメント

2004年まで珠江医院は軍事医科大学の付属病院であったために未だに軍のプレートをつけている医者もいるようだ。射殺された尹方明副教授もこの大学を出ており、将校の資格を得ているが、証明書は期限切れとのこと。

 

また、新華社の記事によれば、この問題のナンバープレートは廃車となった軍用車のものであり、合法的取得手段ではないとの警察の説明がされている。続いて、車を止めようとしたが、警察手帳を奪い、警官を数メートル引きずり走ったために、もう一名の警官が威嚇ではなく、やむなく発砲したとしている。

 

事故現場は同医院の傍であり、そこの医者であると分かっているのに、何故警官は発砲まですることになったのか?大紀元の記事によれば、この発砲した警官はこの医院の警務室で働いていたこともあるそうだ。

 

夜食を朝まで食べていたとは思えないので、やはり飲んでいたのではあるまいか?酔っ払った生意気な医者に切れた警官の構図はどうだろうか?亡くなられた尹方明副教授は気の毒ではあるが、自業自得ではないのか?

 

中国の警官を怒らせると撃たれることを覚えておこう。オリンピックはどうなるのだろうか?

 

◇参考ニュース/新華社11/15-广州遭枪击身亡副教授家属疑警方调查报告 

http://news.xinhuanet.com/edu/2007-11/15/content_7077264.htm

 

 


写真左は中国宋級潜水艦、右はキティホーク/大紀元日本より

http://jp.epochtimes.com/jp/2007/11/html/d89645.html

 

【大紀元日本11/14-中国軍潜水艦、太平洋上で米軍警戒網を突破】

最近、米海軍の太平洋での演習の際に、中国の潜水艦が演習海域の中心部にいた空母「キティホーク」の付近で急浮上し、米軍を驚かせた。中国当局のこのような行動の目的について、専門家は見解を示した。

 

報道によると、米国海軍がキティホークなどを投入して、日本の南部と台湾の間の海域で演習を行った際に、中国製の全長49メートルの攻撃用潜水艦1隻が、約10隻の戦艦と2隻の潜水艦による警戒・監視網をくぐりぬけ、空母キティホークの近くで浮上した。約80機の戦闘機と4500人の兵士を乗せた同空母が中国潜水艦の射程圏内に入っていたが、米国はまったく事前に探知できなかった。昨年末にも、同様な事件が発生したとの説がある。

 

中国製潜水艦がこのような高度な技術を装備できたことを認識しなかった米国海軍が強いショックを受けたもよう。

 

その後、米国がこの事件への説明を求めたのに対し、中国当局は「偶発的なものに過ぎず」と回答したという。一方、専門家からは、中国当局が自国の軍事技術を国際社会に誇示するとともに、米国を含め関連諸国を警告する狙いもある、などの見解が出されている。

 

◇唸声コメント

問題の潜水艦は宋級ディーゼル攻撃型潜水艦、対艦ミサイルや空母攻撃用魚雷を搭載できるタイプであり、それだけに空母の無力化を実証したことになる。

 

いずれにしても二度も同じことを米軍が許していることは、米軍の技術的限界なのか?それとも中国の軍事技術の進歩か?1996年の台湾海峡での緊張時に空母を繰り出した米国に対してのお返しと言うことだろう。

 

中国当局の偶発発言は笑えるが、この事件自体は笑えない、非常に不気味なものを感じる。台湾には手を出すなと言う警告?日本のシーレーンの危機でもある。

インド洋での給油中はどうだったのだろうか?

 

米国の書き込みもご覧あれ

Chinese Sub Pops Up Undetected in U.S. Navy Exercise

http://www.clevelandleader.com/node/3540

 

2006/10/26に起きた同様の事件

◇朝鮮日報2006/11/14-米紙「中国の潜水艦が米空母を尾行」

http://www.chosunonline.com/article/20061114000027

 

 

唸声


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