2007年8月アーカイブ

北京の大気汚染は選手ばかりでなく、観客にも深刻な病気を引き起こす可能性があるとWHOの専門家は言う。今、北京に住んでいる人はどうなるの???

BBCによる博士へのインタビュー↓

http://www.bbc.co.uk/mediaselector/check/player/sol/newsid_6950000/newsid_6951000?redirect=6951048.stm&news=1&nbram=1&nbwm=1&bbwm=1&bbram=1



写真は大気汚染で曇る北京の街、天安門、看中国より

8/17北京空气染危害奥运

http://www.kanzhongguo.com/news/gb/kanshishi/dalu/2007/0817/207757.html

8/9北京奥运空气染防治测试 百万辆车禁上路

http://www.kanzhongguo.com/news/gb/kanshishi/dalu/2007/0809/206857.html

 

【大紀元日本8/22-北京の大気汚染、改善策を疑問視=WHO専門家】

世界保健機構(WHO)の医学専門家コルザノフスキ氏はこのほど、北京市の大気汚染は、来年のオリンピックに参加する選手の体調に影響するだけではなく、観衆にも危害をもたらすと警告した。また、北京市当局は排気ガスの排出削減に着手しているが、同氏は、開催までの1年間に、大気汚染をどれほど改善できるのか疑問視している。

 

 コルザノフスキ氏はBBCの取材で、「(北京市の)汚染された空気を吸い込むと、深刻な病気を引起す可能性がある」と述べ、特に心臓病患者は、北京五輪観戦のための渡航を見直しすべきであると警鐘を鳴らした。

 

 世界銀行が公表した報告書によれば、全世界で大気汚染が最も深刻とされている20の都市のうち、16は中国にある。

 

 それについて、前述のコルザノフスキ氏は、「欧州の判断基準に従えば、これらの都市の大気汚染水準が相当高い。アジアの基準に照らしても、中国都市の汚染も相当深刻。さらに、北京はその中において、大気汚染状況が一番ひどい」と指摘し、中国都市部の大気汚染最大の問題点は、大気中に浮遊している微粒子が、人間の肺に侵入することである。。さらに憂慮すべきのは、これらの微粒子は人体のその他の器官、例えば、心臓の血管に入り込み、血液の流れに伴って人体を周遊する。長期的にこのような環境で生活すると死亡率が高くなる選手は精力的な運動するため、吸入する空気の量も非常に多い」と警告した。

 

 また、コルザノフスキ氏は、北京五輪観戦を計画している喘息、心臓病などの持病を持つ人について、「空気中に浮遊している微粒子が原因で、病気が再発する可能性が高いため、十分に熟慮する必要がある」と話した。

 

 国際オリンピック委員会(IOC)のロゲ会長は、来年の開催期間までに北京の大気汚染状況が改善されなければ、一部の競技を延期する可能性を示唆していた

 

 BBCの報道によれば、「大気汚染による影響を考慮し、自国選手の北京入りをギリギリまでに遅らせる」と一部の国は表明している。

 

 一方、北京当局は大気汚染の改善を試み、817日から自動車の流量を抑える対策を実施し、工場の移転や水処理施設の整備などの環境改善措置を計画している。

 

 コルザノフスキ氏は、これらの措置の実効性を疑問視し、今後1年間で、北京市の大気汚染を著しく改善するのは極めて困難と述べ、北京市の大気汚染は現地の問題だけではないと指摘し、「空気中の微粒子が数千キロも漂流できるため、例え北京市の自動車流量を減少させることで、空気の品質を改善できたとしても、周辺地区から流れてくる汚染された大気を防ぐことはできない」と分析した。

 

◇唸声コメント

この頃、人と会う度にまるで挨拶のように「北京オリンピックできるんだろうか?」との言葉を交わす大気汚染だけではない。水質汚染も酷い状況だ。英国の水泳チームは大会直前合宿は大阪で行うとのニュースが流れた。他の国でも同じことを考えているのではないか。

 

あと1年でどれだけ改善できるだろうか?珠江水泳大会のように1週間前から工場の排水をストップさせるくらいは朝飯前、北京への交通規制は日に日に厳しくなり、共産党幹部の車のみしか通行許可を出さないのでは?

 

交通規制をすれば、民衆の不満は高まっていく。北京市民にまでオリンピック不満が出たら、開催は本当に危ぶまれる。

 

◇おまけ
北京オリンピック用のマスクでも作れば売れるかな?勿論<Made in Japan>で
観客が皆マスクをしていたら・・・、何か想像するだけでも凄いなぁ。
マスクに国旗をデザインすれば、参加国分売れるぞ。皮算用・・・。

 

以下の人民日報を読むとまるで日本が悪さをしているように見える。確かに785チャンネルの亜太メディアジャパン㈱は日本法人であるが、社長は王雄氏、専務も王某氏と中国人による経営である。親会社は香港にあるアジア・パシフック・メディア。

 

一般的には亜太メディアジャパン㈱が中国側の権利を得て、それをスカパーが放映する。売上1億円の同社が損害賠償に応じられる訳がない。中国側ははじめからスカパーをターゲットにしている。

 

スカパーが外国企業から提供を受けて放映するのであれば、必ず提供会社との取引基本契約が存在する筈。著作権は最も厳しくチェックされる項目である。中国のようにデタラメではなく、放映権等はあるのが前提で、万一放映権のないものを提供し、それについて著作権侵害等の提訴があった場合、スカパー側では一切責任はなく、提供会社がその責を負うとしている筈だ。

 

但し、その契約内容が裁判になった時にその通りになるとは限らない。スカパー側にも著作権確認の責任があり、それを怠ったとの判決が下るかもしれないそれを見越した上での今回の賠償訴訟であろう。

 

元ネタの記事には日本の大谷法律事務所とあった。日本の弁護士先生が中国のニセモノやコピー品の損害賠償を提訴するのは分かるが、中国側から頼まれて国益を損なうことにも手を貸さなくてはならないのは何とも悔しい。

 

悪いのは亜太メディアジャパン㈱であり、スカパーも騙された訳である。あり得ないとは思うが、亜太メディアジャパン㈱と中国側が裏で手を結んでいたら、これは最悪の事態。

 

亜太メディアジャパン㈱が提供しているのは中国のドラマや番組であり、日本人が見るのではなく、在日の中華系住民が見ているのである。唸声も見たわけではないのでハッキリとしたことは言えないが、全てに字幕などないので、いくら日本の中国ドラマファンでも内容は字幕なしでは分からないだろう。

 

スカパーは大至急外国語放送をチェックしなければならない。韓国のKNTVは大丈夫なのだろうか?

 

NHKの衛星放送を多くの中国人が見ている。当然ながら料金は払っていない。中国のケーブルテレビはどうなのだろう。日本の番組に対して料金を払っているのだろうか?目には目を!一企業の問題ではないと思うが・・・?



チャンネル785、スカパーより

http://www.skyperfectv.co.jp/prog/channel/785.html

【人民網8/20-日本の放送局が中国ドラマを無断放映の疑い】

  中国の知的財産権の権利人は19日、日本の放送局を中国テレビドラマの著作権侵害で訴える手続きを始めると発表した。中国が日本に対して知財権侵害の訴訟を起こすのは初めて。これまでに双方が提出した証拠によると、日本の放送局が権利を得ずに放映した中国のテレビドラマは500作品、放送回数は9000回近くに達する見通し。 

 

  ドラマ「苦菜花」の著作権所有者である北京赤東文化伝媒公司の担当者によると、2005年に同社は、日本のSKYperfecTV785チャンネルが、権利を得ずにテレビドラマ「苦菜花」を放映しているのを発見。赤東文化公司は同局に警告状を送付したが、SKYperfecTVは放映を停止しなかった。このため赤東文化公司は日本の弁護士に委託して日本の裁判所に提訴した。裁判所はSKYperfecTV785チャンネルの権利侵害事実が成立すると認定し、SKYperfecTVに対して処分書を発行した。同案件は現在賠償プロセスに入っている。日本側が中国のドラマを購入する場合の初放映の価格は、通例でドラマ一回1000万~1500万円程度となっており、賠償金額もこの価格を参考に決定される。 

 

  この訴訟は日本のテレビ局による中国のテレビドラマ放映の権利侵害の氷山の一角に過ぎないという。中国側の代表者は日本側が法廷に提出した証拠から、SKYperfecTV785チャンネルは、授権書なしでテレビドラマ約200作品を放映していたことを発見した。またKYperfecTV781チャンネルでも、300作品近くのうちの多くが権利を受けていない可能性があることを発見した。2003年から2006年までに無許可で放映された疑いのある中国のテレビドラマの総数は500作品・9000回近くに達する見通しだ。「還珠格格」や「激情燃焼的歳月」、「永不瞑目」、「武林外伝」といった中国の人気ドラマも多く含まれている。 

 

  北京赤東文化伝媒公司や杭州金視伝媒公司等5社が今回の集団訴訟に参加しており、北京欣然弁護士事務所と北京高黙克知的財産権代理有限公司が委託を受けて国内弁護士団を結成、近く日本を訪れ賠償訴訟を起こす構えだ。(編集YH) 

 

◇元ネタ

CCTV8/20-日本电视播《苦菜花》 中方公司将赴日维权

http://news.cctv.com/society/20070820/100199.shtml

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写真は8/13に崩落した沱江大橋、看中国より、他の橋の写真も有、九个月塌六 大陆桥梁拉警

http://www.kanzhongguo.com/news/gb/kanluntan/shiping/2007/0820/208012.html

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1.8/13――湖南沱江大10秒でバラバラに

2.6/15――广佛山九江大――船の衝突によりポキッと折れる

3.5/24――安徽怀宁跨河大――完成百日後に倒壊

4.5/13――江常州运河大――通行禁止だった

5.5/09――江西上――石のアーチ橋、1本の鉄筋も使わず

6.12/9――北京顺义悬-清華大学の建築設計院の設計

 

2006年だけで11000橋を作った。2006年から2020年までに20万橋を作るらしい。つまり一日あたり36橋を作っている。完成間際の沱江大橋のように崩落事故の起きないことを祈る。

 

当局は事故原因を検討中?きっと国民も外国メディアも納得の行く原因を提供してくれるであろう。



写真上左、民家に墜落した中国軍戦闘機、上右脱出したパイロット/大紀元より、写真下は墜落したと思われる-7基型/エアフォースワールドコムより

http://epochtimes.com/gb/7/8/17/n1805507.htm

http://www.airforceworld.com/pla/j71.htm

 

【大紀元日本8/19-中国軍戦闘機、民家に墜落、住民2人死亡=中国福建省】

中国福建省福州市の東南部近郊地区で816日午後4時ごろ、中国軍の戦闘機が民家に墜落した。パイロットは緊急脱出に成功したが、地上の住民2人が死亡したとの情報が寄せられている。墜落直後に、現地の武装警察が現場を封鎖し、現地政府は情報を厳密に封じているもよう。

 

 現地の住民が大紀元に寄せた証言によると、墜落地点は臚厦村という村落、地上の2人が死亡し、うち、1人は児童。墜落時には、爆発音がなかった。いま、現地警察は村を封鎖している。戦闘機にはパイロット1人しか乗っておらず、緊急脱出に成功した。事故直後、大勢の武装した公安警察が現場に駆けつけ、半径数キロ範囲の区域を封鎖した。戦闘機の残骸はすぐに回収された。現地政府は村民に対し、外部に情報を漏らした者を厳罰に処すると通告したという。

 

 本紙記者が現地の城門鎮の役所を電話取材したが、1人の職員が墜落事故の発生を認めたが、詳細について説明を避けた。その他の政府部門や、現地の派出所への電話取材では、関係者が事故の発生を完全否認している。

 

◇唸声コメント

この記事は大紀元などの民主メディアを除き、中国メディアにはない。ブログで写真が載っていた。写した本人だろうか?その内、このブログも消されてしまうのだろう。(写真は大紀元のものと同じ)

纵论天下--阿狼的故事8/17-传义坠毁歼机一架,被抓拍!()
http://zzh1125.blog.china.com/200708/802515.html

スパイ機が中国軍機に撃ち落とされたとの書き込みがあるが???

 

そして、以下の記事がつながってくるが、「無許可新聞」とは何だろうか?中共の言うことを聞かない新聞なのか?とすれば、真実を語っているのではないか?金を要求する偽記者などは論外だが、ニセモノや毒菜・毒薬報道を統制化したいと言うのが本音であろう。

【共同8/16-中国が「無許可新聞」の取り締まりへ】

中国当局は、国内で当局の許可を得ていない「偽新聞」「偽記者」が横行しているなどとして、10月15日までの間、集中的な取り締まりを実施することを明らかにした。中国共産党機関紙、人民日報が15日付紙面で伝えた。

 

同紙は、取り締まり対象行為として(1)海外から輸入した新聞・雑誌の違法出版(2)中国在住の外国人に向けた外国語新聞・雑誌の違法出版―なども列挙。第17回共産党大会を今秋に控え、中国問題を伝える海外メディア報道が国内に流入しないよう規制強化する狙いがあるとみられる。

 

また違反者に対しては刑事処罰も視野に責任を厳しく追及するとしている。

 

【人民網8/15-全国专项 决清除新出版“四害”】

http://media.people.com.cn/GB/40606/6115301.html

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民主化が遠ざかるか?それとも許可新聞のニセ報道に国民が怒り出すのか?

 

 


写真上左は鉛入りよだれかけ、上中環境保護センターキャロラインコックス主任、上右トイザラス、下は問題のブランド、WCSH6.comより(映像ニュースも有)

http://www.wcsh6.com/news/article.aspx?storyid=68836

 

【朝鮮日報8/17-中国製品:今度は赤ちゃん用よだれかけから鉛検出】

 鉛成分が検出された中国製の玩具に対するリコールが相次いでいる中、中国製の赤ちゃん用のよだれかけからも安全基準値を超える鉛成分が含まれていたことが分かった、と米国の環境団体が発表した。

 AP通信は15日、米カリフォルニア州オークランドに本部を置く「環境保護センター」が、米国最大の赤ちゃん用品・玩具専門店「トイザらス」で販売されていた中国製のビニールのよだれかけについて、ある研究所に依頼して成分分析を行った結果、このよだれかけに使用されている塗料に含まれる鉛成分の量が、米国環境保護局(EPA)が定めた最大許容基準の3倍から4倍に達していることが分かった、と報じた。

 同センターはこの調査結果をトイザらス側に通告し、製品の自主回収や販売の中止を行わない場合は提訴する意向を明らかにした。

 これに対しトイザらス側は「今年5月に自主的に行った実験では、基準値を上回ってはいないという結果が出ていた。すぐに再度の調査を行い、問題があれば販売を中止する」と表明した。


◇唸声コメント

今年の5月、米国で中国製よだれかけのインクに基準量の16倍もの鉛が含まれていることが分かり、ウォルマートが回収を行ったばかりだ。ただ、イリノイ州だけでも2004年から6万セット(2枚から7枚で1セット)も売れたと言うから、何をいまさらとも思える。今回のトイザらスも同様である。

 

鉛はポリ塩化ビニールの安定剤として使われているが、鉛害はどこの国でも嫌っているために、鉛フリーも増えている。幼年期の鉛曝露は、学習困難、知性減少、多動性障害、および注意欠陥障害を引き起こす場合がある。また、ポリ塩化ビニールの可塑剤として使われるフタル酸エステル入りの軟化塩ビ玩具(3歳児以下用玩具で直接口に入るもの、おしゃぶりなど)は、EUでは規制がかかっている。

 

世界の工場「中国」は今や世界各国から返品を受けている。商品だけでなく、金銭的損害も大きい。そしてなによりも大きいのは信用を全く失ったこと。

 

8/11、「機関車トーマス」の利達玩具の張樹鴻社長(香港人50)は鉛入り塗料を供給した東興新能源有限会社の梁社長に騙されたとして首を吊っている。(香港人も中国人を理解できなかったのか?)

 

ちなみに日本のトイザらスのオンラインショップでは同製品は売られていない↓

http://www.toysrus.co.jp/product/product_list.aspx?pccnt=0&ext=1&product_order=5

 

中国ではどうなのだろうか?

ドタキャン副首相がメスを入れるから安心?んな訳ないか・・・。

 

◇ネタ元ニュース

CNNMoney8/15-Still for sale: Bibs with lead

http://money.cnn.com/2007/08/15/news/companies/lead_bibs/index.htm?eref=rss_topstories

Tests by two firms show elevated lead levels in bibs sold at Toys 'R' Us, but retailer, Feds have not recalled item.

 

International Herald Tribune 2007/5/3-Wal-Mart recalls lead-laced baby bibs from China

http://www.iht.com/articles/2007/05/03/business/bibs.php

 

◇関連ニュース

【トイザらス8/17-トミーダイレクト 「カーズ」シリーズ「ムービーモーメント『フィルモア&サージ』」の回収について】

http://www.toysrus.co.jp/truj/pdf/20070817.pdf

 

アマゾンで売られていた同製品、現在在庫切れだって、鉛入りはいっぱいあるよ

http://www.amazon.co.jp/%E3%83%88%E3%83%9F%E3%83%BC%E3%83%80%E3%82%A4%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%83%88-%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%82%BA-%E3%83%A0%E3%83%BC%E3%83%93%E3%83%BC%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88%EF%BC%92-%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AB%E3%83%A2%E3%82%A2%EF%BC%86%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%82%B8/dp/B000P5O1FK/ref=dp_return_1/503-7059845-7057567?ie=UTF8&n=13299531&s=toys&qid=1187461904&sr=1-1 

 


写真は殺虫剤入りベット、看中国より

http://www.kanzhongguo.com/news/gb/kanshijie/ouzhou/2007/0817/207749.html
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 http://www.tiscali.nl/content/article/nbinn/beter_bed_roept_chinese_matrassen_terug/452734.htm

8/17、オランダのベット用品会社が中国製のマットレスに殺虫剤が含まれているとして、コンテナ内の728枚のマットレスを廃棄、市場に出回った1310枚の回収を宣言している。

 

防ダニ処理に工夫をしたのか?それともダニだらけのところで製作していたのか?

 

他の記事によればベンゼン系の殺虫剤としている。確か白元のパラゾールもベンゼン系。

 

世界中が中国製品に疑いの目を向けている。そんな訳で、ドタキャン先生の登場となる。

 

RecordChina8/18-中国製品、食品の安全確保へ!世界の疑念払拭に専任グループが始動】

2007817日、中国政府は、中国製品、食品の安全管理体制構築のため、国務院に「製品品質食品安全リーダーグループ」を発足させると発表した。グループリーダーには、呉儀(ウー・イー)副総理が就任する。 

 

同グループは、中国製品の品質や食品の安全に関わる重大問題を統括し、関係部門の意思統一、調整にあたる。事務所は国家品質監督検査検疫総局内に設けられる。 

 

最近、世界各地で中国製品、食品の安全性に疑念を抱かせる事件が続発している。呉副総理を起用し、対策グループを設置することで、国内外に中国が管理体制の強化に本腰を入れていることをアピールする狙いもありそうだ。

 

◇唸声コメント

SARSの時もドタキャン先生だった。再び国家の危機への登場でNo4から昇格か?付け焼刃ではどうにもなりませんぞ。とりあえず、報道管制か???続いてニセ報道、親中メディアが尾っぽを振ってデタラメを書くのであろう。ガン・畸形・原因不明死が続く中で報道だけはハッピー?

 

◇参考記事
■唸声中国/中国の女性国家指導者9人の顔写真

http://datefile.iza.ne.jp/blog/entry/178156/

この時に食の安全を予想したが・・・?

 

◇オランダのBeter Bed Holding社のレター

http://www.beterbedholding.nl//upload/doc/press%20release%2017%20augustus%202007.pdf
ベンゼンだけでなく、cis-1, 2-ジクロロエチレンも過剰に含まれていたとある。cis-1, 2-ジクロロエチレンは、嘔吐、中枢神経系の抑制、眼、皮膚への刺激などが報告されている。
 

 

◇関連ニュース

【美国侨报8/18-召回千余中国床

http://www.chinapressusa.com/yaowen/200708180126.htm

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評判の悪い公衆トイレを北京オリンピックまでに何とかしなくてはならないと当局は焦っている。それじゃ、オリンピックがなければほったらかしか?

写真は糞便パック型トイレ、水を使わず、袋に密閉して臭いも漏れず、外壁は日本の三井のものとしている/北石油HPより

http://www.cesuo.org/mianchong.html


【中国最新情報8/16-北京市 公衆トイレで食品販売禁止 商業広告も撤去】

 10月より前に、北京市ではトイレの外に張られている食品を含む広告の撤去と食品の販売を停止する。

 記者が4日、北京市市政管理委員会から得た情報によると、目下北京市では既にトイレの整頓工作を始めており、大衆の意見の多い移動式トイレサービスの管理不行き届き、劣悪な衛生状況、及び一部の移動式トイレが商品販売を主にして本来の使用の性格を変えていること、新しい汚染源をつくっていること等の問題に対して特別の整頓を行う。今後、北京市の公衆トイレでは商業的要素を取り除き、市民サービスという本旨に回帰することになる。

 

 「トイレで食品を販売するとは、どう考えてもおかしい!」北京市市政管委関連責任者は、各区県で既存の移動式トイレの施設設備及び衛生状況について全面調査を行い、基準に達していない場合は期限を区切って整頓、改修し、3回たっても整頓、改修がまだ基準に達していない場合は取り締まりを実施する。

 9月末前に、各区県では既存の移動式トイレの整頓、改修業務を済ませ、公衆トイレの外にある広告を撤去し、食品及び食品に関係する商品の販売をしてはならないものとする。

 そのほか、各区県でさらに「移動式トイレ設置規則」を制定し、利便性等の要素に基づいてさらに設置計画を進める。

 

 関係責任者によると、今後公衆トイレをつくる際には、まず臭気隔絶効果が高く、汚物飛散を防ぐ便器を選び、人の往来が多くて重要な地域内のトイレではいい脱臭剤を置かなければならないという。公衆トイレの脱臭は技術的に担保する。

 

 このほか、市政部門では、公衆トイレ設置及び情報案内をできるだけ早く改善し、トイレ地図の出版、GPSサービス、電話及びインターネット検索、町中に点在する情報ステーション等の方法で、城85000カ所のトイレ地点を発表し、情報のバランスと対称性を確保し、公衆の需要を満たし、トイレ問題を解決し、公衆トイレの利用率を高める。

 関連部門では、インターネットや携帯電話のショートメッセージ等の技術手段を十分用い、市民のトイレ探しに便宜を与える。

 市民は、パソコンでネット接続をしてのトイレ探し、町中に点在する情報ステーションで付近の公衆トイレ探し、自動音声及び人口音声サービスを使った電話によるトイレ探し、携帯電話のショートメッセージを使ったトイレ探しが可能となる。〔中国青年報85日〕


◇唸声コメント

この記事を読むと全てが実施されていないと読める。つまり臭い・汚いところで食べるものを売っていた訳だ。誰がそんなところで何を買うのか?臭豆腐か???

 

北京オリンピックに向けて一生懸命なのは結構なことだが、外国人が見るのはマナーとトイレだけではない。これだけ大騒ぎされている食品の安全の方が急務であろう。こっちは口で騙せるから大丈夫なのだろうか?見た目と臭いはごまかせないから、当局の優先順位はこうなってしまうのだろうか。

◇元ネタ
【北京8/4-北京市流将撤除广告 禁售食品】
http://www.bj.xinhuanet.com/bjpd_sdzx/2007-08/04/content_10766681.htm
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どうやらトイレでハンバーガーやコーラを売っているらしい。

 

 


写真左はひとめぼれとコシヒカリの価格表、中はコシヒカリレディ/上海熱線より、右は在りし日の松岡農相/中小在2007/4/12より

http://eat.online.sh.cn/eat/gb/content/2007-07/26/content_2026650.htm

http://www.smexm.gov.cn/2007-4/2007412852106843.htm

 

NNA8/14】新潟産の「コシヒカリ」と宮城産の「ひとめぼれ」で、一袋(2キロ入り)の値段はそれぞれ、198元と188元(200元で約3,200円)で、中国産米の数十倍。“超高級米”の販売については、業界でも賛否両論あるようです。

 

ちなみに、上海の日本食材を扱うスーパーなどでは、中国産のコシヒカリが1袋(5キロ入り)当たり62元、あきたこまちが同47元と、日本産の約10分の1。大型スーパーで売られている中国米に至っては、安いもので1キロ2.5元と、こちらは約40分の1にすぎません。

 

たとえば北京の物価と比べてみると。

2キロで188元=1カ月分の地下鉄代=スイカ23個分=肉まん376個分、と考えると「う~」と悩むが、=スタバのコーヒー7.5杯分=輸入物オリーブオイル1本分と換算すると「まあそんなもん」と納得する。地元の人はどうとらえるだろう。

 

◇唸声コメント

これだけ高ければ、庶民には手が届かない。肉まん376個分には驚き、得体の知れない肉や紙が入っていたとしても?肉まんは安い。米は主食なのであまり高すぎるのは・・・?2kg5元の現地米の40倍が日本の超高級米、一部のバブルの金持ちが美味しいと言って食べている光景が見えてくる。

 

しかしながら、早期完売した理由は美味しさだけではない。安心を中国人は買ったのだ。益々、日本の食材が売れるようになる。既に一部の金持ちの間では、日本のリンゴを11000(中国では110円程度)で買うのだから、40倍くらいはどうと言うことないのだろう。

 

日本人は中国の危ないが安い野菜を食べ、中国人は日本の高いが安心できる野菜を食べるようになる???何か変だぞ。日本の農業が中国へ対して攻勢をかけるのは面白いと思うが、自給率も常に考えてもらいたい。また、日本共産党はこうした農産物の輸出は全体の0.09%に過ぎず、攻めの農政が輸入自由化を呼ぶことになると説いている。これも一理ある。

 

日本を農業の輸出国にすると言っていた故松岡農相、さて、どうなる

 

ちなみに、コシヒカリは中国語で「越光」、ひとめぼれは「见钟」、10元の差は何なのだろう?おまけになるが、スタバのコーヒー7.5杯分は高いよなぁ。コーヒー1杯で肉まん50個分だよーーー。

 

◇参考

■唸声中国/りんご生産世界一の中国で青森りんごが高値で売れている!

http://datefile.iza.ne.jp/blog/entry/116575/

 

 

【人民網日本8/19-湖南の橋崩壊事故、救助活動終了 64人犠牲に】
湖南省鳳凰県で13日に発生した堤溪沱江大橋の崩壊事故は、18日午後7時40分をもって現場での捜索・救助活動が基本的に終了した。救助部門の繰り返しの調査により、事故に巻き込まれた作業員は152人だったことが一応確認された。うち88人が助かり、64人が亡くなった。


写真上左右は崩壊した堤渓沱江大橋、下左は救出作業、大紀元より

http://www.epochtimes.com/gb/7/8/14/n1801223.htm

 

下右の写真は建設中の写真、湘西土家族苗族自治州人民政府HPより転載

http://www.xxz.gov.cn/news/42654.html

RecordChina8/14-<橋崩落>建設中の橋が突如崩落14人死亡65人不明=手抜き工事の疑いも】

2007813日午後、湖南省西部の湘西トゥチャ族ミャオ族自治州の堤渓沱江大橋が突然崩落した。14日未明時点で14人の死亡を確認、65人が行方不明となっている。また22人が負傷した。

 

堤渓沱江大橋は鳳凰県から貴州省大興空港へと続く道路整備の一環として建設中で、今月末にも全面開通の予定だった。思いがけない大事故の発生だが、湖南省政府をはじめ各関係部門は迅速な対応を見せ、救援作業・遺族への対応など対策を進めている。

 

数日前から橋梁にひびが入っていたとも伝えられるが、詳しい事故原因についてはなお調査中だ。今年に入り、中国各地で橋の崩落事故が相継いでいる。特に今回の事件では大雨や船の衝突といった直接の原因が伝えられていないだけに、一部では手抜き工事の可能性を指摘する声もあがっている。

http://www.recordchina.co.jp/group/g10481.html

 

RecordChina8/14-<続報橋崩落>】

2007813日午後、湖南省西部の湘西トゥチャ族ミャオ族自治州の堤渓沱江大橋(全長約320メートル、幅約12メートル)が突然崩落した。国家安監総局のサイトによると、事故当時、現場では125人以上の作業員が働いていた。

 

14日午前715分時点では、22人の死亡を確認、22人負傷、35人を救出し、46人が行方不明となっている。現場は一面がれきの山となっており、当局は救出に全力を挙げている。

http://www.recordchina.co.jp/group/g10490.html

 

◇唸声コメント

原因は構造上の問題ではなかろうか?事故現場写真を見て気がつくと思うが、鉄筋があまりにも少なく、石ころだらけだ。工事の手抜きよりも設計段階で偽装があったと思われる。

 

それにしても8月末に完成予定だと書かれている。万一、完成後に崩落すればさらに大惨事になっていたかもしれない。上記の記事には125名以上が働いていたと書かれているが、他の記事には200名程度が常時働いていたとある。

 

この事故で災禍に遭われた人々は農村からの臨時工、万一設計の問題だとすれば、こうした事故も予見できたかもしれず、関係者の責任は重い建設会社と地元人民政府を徹底的に調査すべきである。

 

総工費は1200万元≒187百万円、日本の感覚で言えば大安売りだが・・・?

 

◇参考記事、全てに写真有り

【新華網8/14-湖南凰一在建大桥发生坍塌 20人遇[组图]

http://news.xinhuanet.com/photo/2007-08/14/content_6526681.htm

さすが新華社、迫力ある写真

 

順暢網8/14-凤凰县大桥垮塌14人亡65人失踪

http://sdnews.sc168.com.cn/yaowen/200708140002.htm

建設途上の橋の写真有り

 

【中新聞網8/14-凰大桥垮塌:现场烈 女游客(组图)

http://www.chinanews.com.cn/sh/news/2007/08-14/1001207.shtml

現場の様子が一番詳しい

 

【新唐人8/13-湖南桥垮1422

http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2007/08/13/a_62978.html

新唐人の動画ニュース、但し映像は全て写真

中国経済新聞網8/15-湖南塌事故-片新直播

http://www.jjxww.com/show.aspx?id=22112&cid=56

 

搜狐旅游8/15-桥墩没用钢筋 坍塌前曾下沉(组图)

http://travel.sohu.com/20070815/n251603711.shtml

 

 


写真上左はバッファローの挽き肉、454g4.29ドル、上右はステーキ肉セット、約4kg157.58ドル、下左はサーロイン、226g4.98ドル、下右は比較表

http://www.fullcirclebisonranch.com/catalog/traditional-buffalo-steak-package-p-30.html?osCsid=6a94d03b1dee7a0e6f32846fbab0d76f

http://www.buysomebison.com/buffalomeat/category/Steaks.html

All Naturalの挽き肉、もしAllでないならば何が入るのだろうか?ステーキ肉セットはまるでまぐろの赤身のようだ。なるほど脂が少ない

 

USFRONTLINE8/13-高級ステーキはどこ?~トウモロコシ高騰で不足気味】

エタノール需要によるトウモロコシ価格の高騰が原因で、ニューヨークの高級ステーキ・レストランのメニューに変化が現れている。

 

ニューヨーク・サンによると、トウモロコシはエタノールの原料であると同時に、米農務省(USDA)認定の高級牛肉として出荷される肉牛の主要なエサであるためだ。原油に代わる代替燃料として期待がかかるエタノールの増産でトウモロコシ価格が急騰、その結果、高級牛肉の価格も高騰していると肉牛市場分析会社キャトルファックスのトッド・カロウス氏は説明する。

 

しかも現在、トウモロコシは高値で売れる上に、生産者はエタノール製造者に販売した場合、政府から助成金の給付を受けられるという二重のメリットがある。

 

ニューヨーク州ブルックリンの高級ステーキ店ピーター・ルーガーでは、これまでメニューになかったリブ・ロースを追加し、同時に高級ステーキを出す量を制限するために、持ち帰りの注文を取るのをやめ、夜遅くの予約受付件数を減らしたという。他のレストランもバッファローのステーキなどをメニューに追加した。

 

こうしたメニューの変更の背景には、高級牛肉の価格高騰の他にも供給の低下がある。カロウス氏は、USDA高級牛肉が市場全体に占める割合は、昨年の2.5%から今年は2.3%に下がると予測する。しかし、一部の高級牛肉の卸業者やシェフ、ステーキハウス経営者は、昨年の約2%から今年は約0.5%程度まで

下がったと実感していると話す。

 

卸業者によれば、高級牛肉の供給不足の理由として、ステーキ店の新規開店が続いていることと、一般消費者も高級牛肉を食べるようになったことが挙げられるという。卸業者と長年の関係を持つ高級店であればそれほど困難ではないが、小さなレストランにとっては高級牛肉の入手はかなり難しくなりそうだという。

 

◇唸声コメント

エタノールによる弊害は牛肉にまで及んでいる。どう考えても食べ物を燃料にするのは間違っている。トウモロコシによるエタノール生産を止め、早く代替物を探すべきである。

 

さて、牛肉の代替としてのバッファローであるが、絶滅危惧はなくなったのだろうか?キチンと管理すれば、ステーキとして食用にしても大丈夫だと言うことなのか?であれば、クジラも同じじゃないのかな?特にクジラは増え過ぎていて魚の生態系に影響を及ぼしている。

 

米国人はフロンティア精神でインディアンを迫害し、野生種のバッファローを絶滅に追い込んだ。ウィキペディアによれば、毛皮を取るために白人が狩をし、その後、単に狩猟の楽しみで殺していったとある。白人はバッファローの肉を食べた訳ではない。インディアンの貴重な蛋白源を奪うために殺して行ったともある。

 

鯨油を採るためだけに捕鯨をしていた米国、バッファローと同じことをしていたのだ。しかし、鯨油に代わるものが手に入ると、日本人の貴重な蛋白源を奪うために捕鯨を禁止した?(クジラ以外にも多くの蛋白源はあるのでインディアンとは違うが・・・食文化を殺した)

 

要するにインディアンも日本人も生命の全てをありがたく戴き無駄にすることはない。しかし、米国人は一部を利用するだけで残りは捨ててしまう。また、殺戮の喜びをハンティングに求めている。

 

こんな米国人もバッファローの肉を食べるようになったのだから、少しは悔い改めたのだろうか?そんなことはなかろうが。

 

さて、お味は?あれだけ脂肪が少ないのでパサついているように思えるが、ネットでは「クセも臭みもなく、意外に柔らかい。牛と変わりない」との意見が多い。「牛よりも繊維質が多い」「ややかたい」「臭みが気になる」などの意見もある。

 

上記の「比較表」を見る限りはヘルシーな肉であることが分かる。さて、クジラも同じであることに何時気がつくのだろうか?

 

USO800/米国でエタノールに代わる燃料発見?

博士「ついにエタノールに代わる百倍もの効率の良い燃料が見つかった。」

高官「簡単に手に入るものですか?」

博士「鯨油だ。昔、我が国がやっていたことだから、何の問題もない」

高官「しかし、商業捕鯨は禁止ですぞ」

博士「日本が主張しているように、クジラが増えすぎて海洋生物の生態系に重大な影響を与えているとすればいいでしょ。本当のことなんだから」

高官「IWCはどうしますか?」

博士「そんなもの我が国が作ったものでどうにでもなる。金だけでしょ」

高官「グリーンピースはどうしますか?」

博士「揚子江イルカをはじめとする絶滅危惧種一杯の中国へ張り付かせればいいんじゃないの」

 

◇元ネタ

NewYorkSuns8/8-Where's the Beef, Indeed: A Steak Shortage Hits N.Y.】 

http://www.nysun.com/article/60032

 

 

唸声


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