写真はイラク戦で両足切断をした元米兵のJames Hackemerさん(29)/YouTubeより
http://www.youtube.com/watch?v=JKu6-yZ_f44&feature=player_embedded
以下は同ニュース映像
【NY州Darien Center】7月8日、イラク戦の仕掛け爆弾で両足を失った米兵が3年半のリハビリを経て、やっと故郷に戻り、遊園地でジェットコースターを楽しんだが、転落死した。普段は義足をつけているが、ジェットコースターに乗り込んだ時は外していたと言う。
同遊園地のジェットコースター(Ride of Steel)は最高時速113km、137cm以上の身長を必要としている。また、193cm以上は乗れない。James Hackemerさんは、義足を外していれば、137cm未満であろう。安全性を考えれば、乗せてはならなかった。
裁判となれば、この点が賠償額の決め手となろう。相手はCNLフィナンシャルグループ系の遊園地なので弁護士も相当吹っかけてくる筈だ。巨額賠償金訴訟となれば、今後、遊園地には義足の注意事項も盛り込まれることになろう。
体重制限は書かれていないが、後楽園遊園地のような事故もあるので、今後はきめ細かいチェックゲートが設けられるかもしれない。後楽園遊園地と言えば、現在、事故のあった施設は解体中であった。他の施設も解体されているものもある。
「事故があれば、すぐに解体」は性急すぎる。後楽園もダリアンレイクもセキュリティチェックさえ十分にしていれば、事故は回避できた筈だ。
原発も全く同じである。
【IZA7/10-両足切断の元米兵、遊園地コースターから転落死】
イラク戦争に従軍中の2008年、爆弾による負傷で両足を切断し、義足になった元米軍兵士が8日、米ニューヨーク州にある遊園地でジェットコースターに乗っている間に転落し死亡した。地元紙バファロー・ニューズ(電子版)が報じた。
死亡したのはジェームズ・ハッカマーさん(29)で、事故は同州北部にあるダリアンレイク遊園地で起きた。警察が原因を調べている。
同紙によると、ハッカマーさんは08年3月、バグダッド南方で道路脇に仕掛けてあった爆弾の爆発で両足を失ったが、ワシントンの陸軍病院で義足の装着とリハビリを受けた後、今年3月に退院していた。
遊園地には2人の娘や姉妹と来ており、母親は同紙の取材に「息子は楽しんでいたので少しは心の慰めになる」と語った。(共同)
以下は事故の起きたダリアンレイク遊園地のサイト↓事故を伝え、安全性を何よりも重視していることを伝えている。