2011年7月アーカイブ

写真は涙声になるCCTVキャスターの秦方さん(30)/YouTubeより

http://www.youtube.com/watch?v=tXIXhPPY6aE

 

7月26日正午、CCTV2の女性アナウンサーの秦方さんが、ニュースの途中で涙ながらに温州新幹線追突事故で救われた伊伊ちゃん()が健康で成長することを願い、政府の賠償金と長期間の保障を番組内で訴えた。また、国民の思っている四つの疑問を番組内で投げかけた。

 

1、責任は雷なのか?

2、後続車は前の車両が止まっていることに気がつかなかったのか?

3、障害物を取り除くために人は救わないのか?

4、名簿のメンテナンスは公開されないのか?

 

一般的には高飛車なCCTVの番組であるが、この番組が、正義と人情に訴えたために、瞬く間にネットで評判となり広まった。

 

CCTVは国営放送ではあるが、中国共産党の宣伝メディアと考えてよい。その番組で痛烈に中国高速鉄道のことを批判するのだから、これが党の考え方だ。徹底的に中国高速鉄道を揺さぶり、利権の根絶を狙っている。上海派を完膚なきまでに叩くのが支那の政権抗争である。

 

このキャスターは間違いなく党幹部の指示を受けている筈だ。こんな演技?をされたら、誰でも簡単に騙される。以下がその映像 

写真はタイムズスクエアの広告塔、プルデンシャルの下に新華社の広告あり/BackChina

中共党媒新社巨租下美国纽约时报广眼广告牌=中国共産党の媒体新華社は、ニューヨークタイムズスクエアの最も目立つ広告看板を巨額資本の下で借りる

http://news.backchina.com/viewnews-152511-gb2312.html

 

8月1日月曜日より、タイムズスクエアの広告塔に新華社の広告が登場する。以前はHSBCが10年間広告を出していたところ。先立つこと5月19日には、新華社の北米総支社がタイムズスクエアにオフィスを移している。

 

タテ18.3m、ヨコ12.2mLEDによる広告看板、新華社は6年契約を結んだが、賃貸価格はこの広告塔を運営しているSherwood Outdoorも明らかにはしていない。しかし、同地区での賃貸料の相場からすると、一月あたり30万~40万ドル≒2330万円~3100万円となると言われている。

 

以前は日本企業も幅を利かせていたが、寂しい限りだ。しかし、中国共産党のニュース媒体が世界の一等地(だんだん怪しくなってきたが)で宣伝をするのだから、世の中も変わってきた。

 

その新華社は、温州新幹線追突事故や江沢民の死など、本当のことを伝えていない。日本にも偏向メディアはいくつもあるが、その上を行く親分メディアのタイムズスクエアへの登場である。Nytimesだって、これほどの広告代を使って宣伝することはできない。

 

この記事の書き込みには、『米国は民主主義の国なのに、何故共産主義政権のプロパガンダを助けるのか?民主主義よりもお金の方が大切なのか?』と手厳しいものもある。また、『共産党は中国人のお金を使い、自分のために全世界へ広告を打ち、中国人を引き続き奴隷のように酷使するために臭い物に蓋をしている』と現政権への痛烈な批判もある。

 

タイムズスクエアのライブカメラ↓CAM6でこの広告塔を見ることができる

http://www.earthcam.com/usa/newyork/timessquare//

何だか一晩中点灯している。省電は日本だけか?でも2003/8/14の大停電では、この広告塔も消えたのだが・・・。

 

 

被害者が一瞬で犯罪者にされる国、生き残っても地獄だ!

 

 

写真上は高速道路上で燃え41名の死者(負傷者6名)を出した長距離バス、下は火傷を負った乗客(6名のうちの一人)/Discusより

http://www.disanna.com/viewthread.php?tid=9060

 

23日の温州新幹線追突事故で印象が薄れてしまったが、22日未明には、河南省で長距離バスが高速道路上で突然炎上、乗客41名が死亡し、6名が重軽傷を負うという事故が発生した。バスは全焼、死体の識別もできないほどの黒こげ状態であった。政府発表の死者の数だけでいけば、この事故の方が追突事故よりも大きいのだが・・・。

 

原因は乗客が燃えやすい化学製品を持ち込んだとして、生存者の6名を当局が逮捕した。命からがら逃げ出しても、犯人にさせられてしまうのではたまらない。これについて、中国のネットは猛反発をしているが、当局に全て削除されている。

 

事件を早期解決するために、安易に生き残った重軽傷者を犯人に仕立てると言う荒業は到底、国民を納得させることはできない。

 

逮捕された重軽傷者は危害公共安全罪が適用されるであろうから、3年以上10年以下の懲役刑となる。但し、41名も亡くなっているので、死刑の可能性も否定できない。この他に、バスや死者への賠償もあるので踏んだり蹴ったりの状態である。

 

この国には正義などない。あるのはいつも結果だけ、災難はどこから降ってくるか分からない。

 

参考ニュース

京珠高速公路火巴士案 6名重者被指是疑犯引=京珠高速道路でのバス事件炎上事件、6名の重傷者は犯罪容疑者として質疑を受けている

http://news.backchina.com/viewnews-152559-gb2312.html

 

 

写真は、BackChina頼昌星写真集より、71枚の写真有、上は北京送還時、下はカナダ、たった12年間でこんなにも変わってしまった。

http://news.backchina.com/viewnews-152434-gb2312.html

 

人権国家?カナダも中国に負け、死刑の可能性の高いアモイの密輸王「頼昌星」を北京へ返してしまった。この密輸事件は共産党高官も絡んでいるので、死刑よりも暗殺の方が本人にとっては怖いかもしれない。

 

江沢民の死亡と新幹線の事故、頼昌星の北京返還で上海派は益々窮地に陥ると言うのが、巷のもっぱらの声である。死んだ江沢民に罪を認めさせてから、正式に死亡をするのか?全ては、団派のシナリオ通りなのか?

 

【大紀元7/25-アモイ密輸事件主犯・頼昌星、12年ぶり北京送還 中共高層に衝撃】

「中南海ではフリーパス」と中国共産党高層とのパイプを豪語し、12年前にカナダに逃亡した中国アモイ巨額密輸事件「遠華事件」の主犯格・頼昌星容疑者が、23日午後北京に強制送還され、逮捕された。香港メディアは、中共高層に巨大な衝撃を与えるだろうとし、「杯をあげて祝う人、寝付けず寝返りを打つ人、恐れおののく人、いずれにせよ誰一人寝られないだろう」と評している。

 

 新華社の報道によると、頼容疑者がカナダ警官の護送の下、現地時間22日午後バンクーバーから中国民用航空便に搭乗し、23日午後北京首都国際空港に到着した。カ中双方が引き継ぎ手続きを行った後、中国公安は頼容疑者に逮捕状を公布し、その場で逮捕したという。

 

 それより前の21日、頼容疑者の送還猶予の要求に対し、カナダ連邦裁判所は北京から死刑に処さないことや拷問にかけないことを承諾してもらったことなどを理由に、却下の決定を下した。

 

 「遠華事件」とは、96年から99年にかけて、頼容疑者を総裁とする遠華電子有限公司が、多くの中共高官に賄賂を贈って大規模密輸し、約800億元の関税を脱税した事件。当時では中共政権樹立以来最大規模とされ、300人の幹部が求刑され、21人に死刑判決が下された。事件発覚後の99年8月、頼容疑者はカナダに逃亡した。

 

◇事件は中共高層の核心に関わる

 香港メディアの評論は、頼の事件は少なくとも3人の現職中共政治局常務委員に関わると指摘している。即ち、賈慶林全国政治協商会議主席、賀国強中央紀律検査委員会書記と習近平国家副主席である。頼容疑者も「自分が帰国したら、多くの高官が眠れないだろう」と語ったことがある。

 

 香港紙・アップルデイリーによると、江沢民前国家主席の側近でもある賈慶林氏は当時福建省党委書記で、本人とその妻・林幼芳氏が事件の黒幕との説がある。当時福建外国貿易グループの党委員会書記を務めた林幼芳氏は、2000年1月鳳凰衛星テレビの取材を受けた際、頼昌星のことも遠華グループのことも知らないと主張した。しかし、2006年頼容疑者が「アジアウィークリー」誌の独占インタビューを受けた際、当時賈氏の運転手を務めた丁金条氏の紹介で賈氏夫婦と知り合ったと証言した。

 

 また、96年~99年の間、福建省委員会副書記兼省長であった賀国強氏と、95年福建省委員会副書記兼福州市委員会書記を担当し、1999年省長を引き継いだ習近平氏にも、政治責任があるという。

 

◇政局への影響必至

 頼容疑者は江沢民や賈慶林ら江沢民派(上海派)との関係が特に深いと言われている。

 

 遠華事件発覚時、時の首相・朱熔基氏が頼の逮捕を決定した時、江沢民派からの内部通信があったから、大金を持って家族ごとカナダに逃亡できたとの説がある。朱熔基氏はどれだけの代価をかけても頼を捕まえてくると強く主張したが、12年間カナダに呼びかけてもうまくいかなかった。江沢民がいろいろな手を使って邪魔していたからとの説もある。

 

 最近、江沢民の死亡について情報が錯綜している。実状は「脳死」に近いとも言われている。香港のアップルデイリーは、北京の消息筋の情報を引用して、胡錦涛氏は4月に江沢民の危篤状態を知った後、「すぐに外交、司法などの部門に、カナダに圧力を加え、中国側が死刑判決をしないことを承諾する条件で頼を送還させるように命じた」という。

 

 香港・東方日報23日の評論によると、頼昌星に握られている「遠華事件」に関する官商結託の内幕、関わっている人物の数やレベルの高さは、恐らく外部の想像を超えるだろうとし、彼の送還は必ず中共各派の権力のバランスに影響するという。来年秋に開かれる十八大の人事配置をめぐって、いま中共党内の最も主要な二大派閥、江沢民派(上海派)と胡錦涛派(共青団派)が暗闘している。江沢民という後ろ盾を失った上海派は、頼昌星の出現でさらに劣勢を強いられるに違いない。(編集翻訳・金本)

 

 

政府発表39名、現場カウント63名、保険屋想定179名

 

写真は正常化した新幹線切符販売機/BackChinaより、券売機の上に受理凭二代居民身份证购动车》とあり、これは、第二世代身分証明書によってのみ新幹線のチケットを買えると書かれている。つまり、誰がどこに座っているかも全て分かる。名簿は既にコンピュータ上で出来ている筈。

http://news.backchina.com/viewnews-152393-gb2312.html

下は事故列車の上を復旧列車が通る

 

 

中国动车惨案黑幕:保险业传出消息 称死者多达179=中国新幹線惨殺事件の黒幕:保険屋は死者が179名に達すると伝えている

http://news.backchina.com/viewnews-152384-gb2312.html

 

30万人じゃないの!被害者は多めにカウントする筈が、自らのこととなると過少申告で済ませてしまう。後の方たちはどうなるの?行方不明かい?

 

政府は名簿も公表していないが、ミニブログで乗客の様子が更新されていく。死者の中には二名の妊婦がいた。つまり二人死ねば四人が亡くなったこととなる。米国籍二名だけでなく、イタリア籍も一名居たとも書かれている。

 

D301の運転手の遺体を遺族に引き渡していないとも・・・、遺体ごと現場に埋めちまったのか???

 

この死者179名のニュースはすぐに当局により削除されたとのこと。

 

新幹線の追突事故は大々的に報道するが、死者に関しての報道は、新華社に一本化させている。死んじまったガマオヤジと一緒だ。

 

新幹線推進の上海派のミスは徹底的に追及するが、死者に関しては南京なみに数を増やすことが、団派の利益とならないと見たのであろう。

 

40名未満が党に対する打撃の最小限であり、これ以上は上海派だけでなく、団派にも被害が及ぶ数なのだ。やれやれ・・・。

 

IZA7/26-中国高速鉄道事故、死者数を39人に訂正】

 中国国営通信新華社は26日未明、中国高速鉄道事故の死者数を40人から39人に訂正した。

 

 40人目に数えられていたのは25日の交通事故の死者で、鉄道事故とは無関係だったことが地元当局の調べで判明したという。(共同)

 

IZA7/26-中国各地の駅で切符の払い戻し求める乗客の列】

 【上海=河崎真澄】中国浙江省温州市の高速鉄道事故をめぐり、高速鉄道の運行安全性に対する疑念が浮上、各地の駅では切符の払い戻しを求める乗客らの列ができ、運行中の列車も空席が目立っているという。

 

 ネットサイトの福建新聞網によると、福建省のアモイ航空は同省のアモイ、福州と上海を結ぶ路線で、それぞれ1日2便ずつ臨時に増便し、乗客の受け皿を作っている。

 

下記写真は、泉州駅で高鉄の払い戻しを受けるために並ぶ人々

http://fj.sinaimg.cn/2011/0725/U4179P911DT20110725083741.jpg

下記は記事

http://fj.sina.com.cn/news/m/2011-07-25/0839105589.html

 

 

 

写真は事故車両を現場に埋めているパワーシャベル/BackChinaより

http://news.backchina.com/viewnews-152287-gb2312.html

 

この写真を見れば、証拠隠滅としか見えない。原因を解明するよりも証拠隠滅と中国のメンツにこだわる姿勢を表している。事故車両を保存して徹底分析するのが、今後の事故回避の絶対条件である。すなわち、また事故は起きる!

 

この埋設にはコマツや日立のパワーシャベルが使われていた。また、市民団体からクレームが来るのか???

 

しかし、「土を掛けた」のと「埋める」のでは全く違う。この写真を見れば、「土を掛けた」のではないことが分かる。いずれにしても、中国の新幹線には土がついた!

 

IZA7/26-証拠隠滅、メディア規制…中国鉄道事故】

 中国浙江(せっこう)省温州(おんしゅう)市で23日夜に起きた高速鉄道の列車追突事故で、中国鉄道当局は25日午前、事故で不通となっていた浙江省寧波(ニンポー)-温州間の営業運転を早くも再開した。さらに当局は、高架橋から落下した追突車両の最前部を破壊して現場付近に埋める措置を施した。原因究明より早期復旧を優先させたい意図が浮き彫りとなり、インターネット上では「事故原因の隠蔽(いんぺい)ではないのか」との批判が高まり、日本の専門家も「ありえないことで論外だ」と驚きを隠さない。

 

 ■「信じられない」死者数

 新華社電によると、地元当局者は25日、死者が38人になったと明らかにした。24日に3人の遺体が現場で見つかったという。しかし、2本の列車に合わせて1400人前後が乗車し、このうち4両が高さ約20メートルの高架から落下する大惨事。ネット上の調査でも、死者数の数字は「信じられない」という声が圧倒的だ。浙江衛星テレビも25日、「(発表以外に)行方不明者がまだ多数いるもようだ」と疑念を呈した。

 

 現場では24日、事故を起こした2本の列車のうち、高架上に残った車両を撤去。また、落下した追突車両の最前部を油圧ショベルで破壊して、土中に埋めた。この措置について、24日深夜に温州市で記者会見した鉄道省の王勇平報道官は「(雨で)地面がぬかるんでいて作業に不便だった。先頭車両を埋めて土を掛けたのは、他の車両の処理に当たり、危険を回避する緊急措置だった」と述べ、証拠隠滅との見方を否定した。

 

 しかし、日本の専門家からは「技術は失敗から繰り返し学んでこそ進歩する。こんなことをしていたら再発防止にならない」(北海学園大の上浦正樹教授=鉄道工学)、「調査の観点からすれば現場保存は最も大事。車両を埋めるのは普通あり得ない」(運輸安全委員会の大倉正義広報室長)といった声が相次いでいる。

 

 ■国内メディアに規制

 また、中国のメディア関係者によると、事故について共産党中央宣伝部は国内メディアに対し、独自取材に基づく報道をしないよう求める通達を出した。「事故の報道は新華社の配信記事をそのまま使用し、(各メディアは)政府の懸命な人命救助や市民による自発的な献血活動など、プラス面のニュースを中心に報道するように求める。インターネット上の情報や書き込みは転電しないこと」という趣旨の通達を24日午前に出したという。当局の責任を問う声を封じ込める狙いがあるとみられる。ネット上では「生存者や遺体、遺留品が残っているかもしれないのに、なぜ急いで埋めたのか。殺人に等しい」といった書き込みが相次ぎ、当局への反発が渦巻いている。

 

 さらに、大事故からわずか1日半での運行再開も、常識では考えられない措置だ。2005年に107人が死亡する福知山線脱線事故を起こしたJR西日本のある社員は「あれだけの大事故の直後に、明確な安全対策も施さず運転再開させるとは…正直目を疑った」と打ち明ける。福知山線脱線事故では、現場で運行が再開されたのは、事故発生から55日後だった。

 

 中国政府は貧富の格差是正などに向け「和諧(わかい)社会(調和の取れた社会)」の実現を唱え、高速鉄道を「和諧号」と命名し国策として整備を進めてきた。しかし、「和諧」とは言いながら、命の重さを置き去りにしてきた延長線上に起きた象徴的な事故といえるかもしれない。

 

 

上記は救助を受けた乗客などの名簿/浙江新より

http://www.zj.chinanews.com/detail/1349490.shtml

 

政府がやらないから、こうしてミニブログなどからメディアがまとめている。常時アップしているようだ。いざと言うときに役に立たない政府、我が国のこともあるので考えさせられる。

 

ここで3番目の名簿にご注目、この事故で外国人が2名亡くなっているが、ここに出ている方である。三人の米国籍の中国系アメリカ人の親子だ。奥さんの增容さんと夫のさんが亡くなり、子供の曹立行さんは重傷である。三人は追突されたD3115列車に乗っていた。亡くなった二人は福建の温州市にある長楽の出身であり、米国からの帰郷であろう。

 

せっかく取得した米国籍なのに・・・。

 

今回の事故でも外国人が2名死亡で日本人はいないと日本総領事館は言っていたが、中国系日本人が増えている現状では名前だけでは分からない。

 

 

写真はBackChinaより、他にも多数写真アリ

http://news.backchina.com/viewnews-152393-gb2312.html

写真は既に復旧した中国新幹線/中金在線より、事故車両の上を何事もなかったかのように走る和諧号

http://news.cnfol.com/110725/101,1281,10329524,00.shtml

 

7月23日20時34分に起きた悲惨な追突事故の20時間後の24日16時36分に運転再開している。

 

事故対策は完了したのか?無謀とも言える運転再開に中国人はどう反応するのか?いくら無鉄砲な中国人も怖くて乗れないと思うのだが・・・。

 

IZA7/25-中国脱線、事故車両を穴に埋める】

 【温州(中国浙江省)=河崎真澄】中国の浙江省温州で23日夜に起きた高速鉄道の追突事故で、消防隊や軍など救援隊が24日夕までに大破した車両の一部を重機で現場に掘った穴に埋めてしまった問題で、インターネット上では「車内には生存者がおり、遺体、遺留品もあるかもしれないのに、どうして急いで埋めたのか。最後まで探したのか」と反発する声が渦巻いている。

 

 破損車両は事故原因の究明にも欠かせないが、24日深夜に温州で記者会見した中国鉄道省の王勇平報道官は、運転席など車両の先頭部分を地中に埋めたことを認めた上で、「危険回避の緊急措置だった」と反論した。車両落下地点の農地は激しい雷雨でぬかるみになっており、救援隊や車両を現場に入れるために必要な措置だったと釈明した。

 

 しかし、こうした説明に対し、ネット上では「技術的な問題が引き起こした人災としての事故原因を隠蔽するためではないか」「安全性の向上のためにも事故車両は保存して徹底研究すべきだ」などとする声であふれている。ネットユーザーは当局の事故処理への疑念を深めているようだ。事故車両は24日夕までにすべて撤去された。

 

上の写真を見る限り、16時36分には撤去されていない。この後、撤去されたのか?それとも、やっぱり埋めたのか?

 

 

この写真を見ると安全性は速度や金に全て置き換えられたかのようだ!

 

 

写真はBackChinaより

http://news.backchina.com/viewnews-152110-gb2312.html

 

以下には101枚の写真あり

http://news.backchina.com/viewnews-152160-gb2312.html

 

【産経7/24-死者43人に負傷者は190人以上 鉄道局長ら幹部3人更迭】

 【温州(中国浙江省)=河崎真澄】中国浙江省温州市で23日夜に起きた高速鉄道列車の追突脱線事故で、死者が24日夜までに43人に増えた。国営新華社通信が報じた。負傷者は190人以上。鉄道省は同日、上海鉄道局の竜京局長ら幹部3人を更迭した。

 

 事故原因としては、列車衝突防止システムの作動不良や、運行指令の連絡態勢の問題などが指摘されている。中国が誇る高速鉄道の安全性への信頼を失墜させる事態で、胡錦濤国家主席は張徳江副首相を現場に派遣、鉄道省などに対し事故原因の徹底究明を指示した。

 

 上海の日本総領事館によると、死者に日本人は含まれていない。新華社によると、鉄道省は24日、事故について「落雷による設備故障が原因だった」との見解を示した。

 

 この事故は、浙江省杭州から福建省福州に向かっていた「D3115」(乗客約900人)が何らかの理由で急停車したところに、北京発で福州行きの列車「D301」(乗客約500人)が追突。D301の車両4両が約20メートルの高架橋から落下した。

 

 追突したD301は、6月30日に開業した北京-上海間の高速鉄道(中国版新幹線)を経由、さらに南下する路線を走っていた。D301は日本からの技術供与で中国で製造された「和諧(わかい)号」。時刻表によると、追突したD301がD3115よりも先に現場を通過するダイヤだった。

 

 

 

世界一危険な列車か?

やはり死傷者が増えた。中国新幹線のオカラ運行による安全面無視の結果か?停電停車中の新幹線に後続新幹線が突っ込んだ。 

写真は事故を起こした和諧号、他の車両に追突され脱線転落したと見られている/BackChinaより

http://news.backchina.com/viewnews-152070-gb2312.html

 

以下の写真で高架橋からの落下状況がよく分かる。

http://roll.sohu.com/20110723/n314339602.shtml

 

新華社は死者11名負傷者89名と報道している。

http://news.xinhuanet.com/society/2011-07/23/c_121711497.htm

 

7月23日20時34分、事故が起きたのは、杭州16:40発-福州南21:44行き(行程740km)D3115列車の15両目と16両目が脱線し、北京南07:50発-福州21:26行きのD301列車に追突をされ、D301列車の前方車両が高架線より転落した。

 

今回の事故は物理的なものではなく、ひょっとすると特許申請を考えている中国の運行システムに欠陥があったのだろう。前方の異常を感知できないのでは、今後も同様の事故は起き得る。

 

IZA7/23-中国で高速鉄道脱線 2両が転落】

 新華社電によると、中国浙江省で23日午後8時半(日本時間同9時半)すぎ、同省杭州から温州に向かっていた高速鉄道が脱線事故を起こし、車両2両が橋から転落した。負傷者の有無や事故原因など詳しい状況は不明。

 

 中国では高速鉄道網が急速に拡大。6月末に開業した「中国版新幹線」と呼ばれる、北京と上海を結ぶ高速鉄道でもトラブルが相次いでいる。(共同)

 

 

 

唸声


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