V Express (トリップアドバイザー提供)
写真はスノーデン容疑者が泊まっているとみられるモスクワ・シェレメーチエヴォ国際空港内のカプセルホテルV Expressの部屋
このカプセルホテルはトランジットホテルで料金は、窓付きの部屋で4時間68ドル≒6644円、24時間では209ドル≒20420円と結構高い。スノーデン容疑者には長期割引があるのかもしれないが、窓からモスクワを見ることはできても、バスポートが無効である以上、空港から出ることはできない。
クーデターにより国が消失し、パスポートが無効となり、空港から出られなくなった映画「ターミナル」を思い出す。ただ、映画の主人公で孤立無援のトム・ハンクスと違い、スノーデン容疑者にはウィキリークスのアサンジ容疑者が全面支援をしており、ウィキリークスの法律顧問で英国人のサラ・ハリソンさんが香港から付き添っている。エクアドル政府のパスポートが発行されない限り、この空港からは出られない。エクアドル政府にも米国から圧力がかかっている筈である。映画「ターミナルⅡ」のシナリオは・・・?
ウィキリークスによるサラ・ハリソンさんのプロフィールと写真
http://wikileaks.org/Profile-Sarah-Harrison.html
ちなみにシェレメーチエヴォ国際空港からのキューバ・ハバナ行きの飛行機は月・火・木・土・日の週5便、14:05発18:45着となる。ターミナルはD、航空会社はアエロフロート、同空港はアエロフロートのハプ空港でもある。
スノーデン容疑者とはやや異なるが、ハトヤマの発言も国にダメージを与える点では同じである。逃げもせず、捕まえもせず、また我が国を貶めることを話すのが分かっていて、放置するのは、管理者の怠慢である。国民の財産を他国に売り渡すものを決して許してはならない。
【IZA6/27-モスクワの空港滞在は旅券失効が原因、航空券買えず スノーデン事件】
米当局がスパイ活動取締法違反などの容疑で訴追した中央情報局(CIA)元職員エドワード・スノーデン容疑者(30)が23日以来、モスクワの空港内にとどまっていることについて元職員の関係者は26日、インタファクス通信に、米当局が旅券を失効させたためだと明らかにした。
関係者は「米旅券が無効になり他の身分証明書もない」ため「ロシアに入れず(外国へ向かう)航空券も買えない」と話した。国際線航空券購入の際は通常、旅券データの提示などが求められる。米ロ間の綱引きを背景に、扱いは一層不透明になった。亡命申請したエクアドル側は元職員が到着した23日に在ロシア大使館の当局者が空港に駆け付けるなど支援の姿勢を示しているだけに、米国の強い圧力が影響している。
元職員を支援する内部情報告発サイト「ウィキリークス」は25日夜、ツイッターで「旅券無効化と関係国への嫌がらせによりスノーデン元職員は永遠にロシアにとどまるかもしれない」と懸念を示した。(共同)