2007年7月アーカイブ


enterobacter sakazakii       粉ミルク                                   乳児用ビーフン

RecordChina7/6-感染したら2人に1人は死亡!?中国製粉ミルクから大腸菌!―北京市】

200773日、北京市衛生局のWEBサイトは、同市で販売されていた中国製の粉ミルク・米粉(ビーフン)の7%から腸内細菌が発見されたと伝えた。

 

北京市疾病コントロールセンターは乳幼児用食品のサンプル調査を行った。国内企業3058点の粉ミルクと51点の米粉を検査したところ、粉ミルク3点、米粉4点からエンテロベクター・サカザキと呼ばれる細菌が発見されたという。

 

エンテロバクター・サカザキ菌は乳幼児の髄炎や腸炎の原因となる大腸菌で、感染した幼児の死亡率は2050%と極めて高率。死亡しなかった場合も神経障害などの重い合併症を誘発する危険が指摘されている。

http://www.recordchina.co.jp/group/g9442.html

 

◇唸声コメント

原材料か加工時なのかは不明だが、なんとも不衛生な話である。2003年にはでんぷんに香料をつけたニセ粉ミルク事件で栄養障害となった229名の乳幼児のうち12名が亡くなっている。この国では子供の命よりもお金が大切らしい。

 

次から次へと出てくるニセモノや毒食品、北京オリンピックを間近に控え、中共政府も頭が痛いことだろう。オリンピックか?国民の肝臓か?いくら取締りを強化してもイタチごっこ、中国国民の人心を変えなければ、国民の健康と命は失われる。反日騒ぎでお茶を濁している場合ではない。

 

エンテロバクター・サカザキ菌(enterobacter sakazakii)のサカザキが気になって仕方がない。どうも0157を発見された坂崎利一博士の名前を取ったらしい。坂崎利一博士は世界的細菌学者である。病原菌の命名は名誉なことだろうけど、こうした時に日本人名があちこちのニュースに出てくるのは面白くない。

 

以下の元ネタの中国の新聞には「阪崎杆菌」とあるし、韓国の中央日報には「サカザキ菌」とある。まるで日本発の病原菌のように聞こえる。記者に悪意が全くないとは言えない。東亜日報には「サカザキイ菌」とあり、英文をそのまま読んでおり、日本名とはやや異なるように思える。逆に日本人の命名であることを認めたくないのかも知れないが・・・?

 

◇元ネタ↓北京市疾控中心:幼儿奶粉出致病

http://finance.sina.com.cn/consume/puguangtai/20070706/11033760470.shtml

 

◇参考記事/調製粉乳から「サカザキ菌」検出 …販売禁止措置

http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=79653&servcode=400&sectcode=400

http://japan.donga.com/srv/service.php3?bicode=020000&biid=2006090814708

 

◇エンテロバクター・サカザキ菌についての詳細

http://japan.biomerieux.com/upload/api_news_no.152.pdf

 


写真上はパールオイスターバー、下左ロブスターロール、Flickrより、下右経営者レベッカ・チャールズ氏、コンチネンタルマガジンより

http://www.flickr.com/photos/freestyla/143723865/

http://www.flickr.com/photos/jessicow/365663248/

http://www.flickr.com/photos/jessicow/365663864/

http://magazine.continental.com/092005/content/indulge/go-eat.jsp

写真上左はエドロブスターバー看板、上右問題のシーザーサラダ、下左ロブスターロール、下右経営者エド・マクファーランド氏、全てFlickrより

http://www.flickr.com/photos/roboppy/648858739/in/photostream/

http://www.flickr.com/photos/roboppy/648855867/

http://www.flickr.com/photos/roboppy/649723678/

http://www.flickr.com/photos/edyson/421549292/

USFRONTLINE7/4-メニューにも知的所有権~NYレストラン店主、元副料理長訴える】

ニューヨーク市にあるレストランの女性経営者がこのほど、同店の副料理長だった男性に損害賠償を求める訴訟をマンハッタン連邦地裁に起こした。かつて働いた店の料理をそっくりまねして自分の店で出しているのは、知的財産の侵害だと主張している。 

 

ニューヨーク・タイムズによると、原告は、市内ウェストビレッジで「パール・オイスター・バー」を経営するレベッカ・チャールズ氏。訴えられたのは、市内ソーホーで今年3月開店した「エドのロブスター・バー」の料理長兼経営者のエド・マクファーランド氏。訴状によると、被告の店は、カウンターが大理石のバーから羽目板の色、シーザーサラダのドレッシングまで「ありとあらゆる要素」が原告の店の模倣で埋め尽くされ、原告に経済的損害を与えているという。

 

チャールズ氏は10年前に「パール」を開店して以来、ニューイングランドの海産物を使ったエビ巻きやアサリ揚げなど多彩な海鮮料理で名を売ってきた。一方で、自店のメニューなどをまねた「まがい物」を出す店に目を光らせている。 

マクファーランド氏は、かつてパールで6年間、副料理長を務めた。同氏は訴えについて、「(エドの店はパールに)似たレストランではあるが、模倣ではない」と反論している。 

 

チャールズ氏は特に、7ドルの前菜「エドのシーザー」がパールの代表的メニューのレシピをまねしていると話す。「彼に作り方を教えた時、『他の店で作らないで』と話した」という。マクファーランド氏は「私の料理は独自のレシピで作られている」と話し、訴えを「かなりばかげた主張」と突っぱねている。

 

◇唸声コメント

洗濯屋にスボンをなくされて5400万ドルもの損害賠償を起こしたおバカ判事が裁判に負け、米国に残された節度を見せた。今度は「シーザーサラダ」のレシピを盗み、同じものをメニューに載せたと訴訟を起こしたレストランオーナーが話題を集めている。

 

エド氏は6年間パールの副コック長、エド氏の弁護士は、「シーザーサラダとロブスターが知的所有権法の下で保護されるのを知らなかった」と小バカにしている。

 

確かにレシピには知的財産が含まれていると思えるが、そこで修行すれば、その店の味が身につくであろう。それをも知的財産権の侵害となれば、レストランの従業員と秘密保持契約を結ばなければならず、随分と硬直化した仕組みになりそうだ。食いしん坊の唸声としては美味しいものがどこででも食べられることを切に願う。

 

ただ、この事件はエド氏がパールの店で働いている最中に独立の準備をしていたこと。従業員を一人引き抜いたこと。これでパールのレベッカさんが怒ったのではないか?

 

この訴訟が原告側勝訴となると米国中のレストランで訴訟合戦が始まる恐れあり。

 

スボン訴訟ほどふざけてはいないけど、結構ややこしいことになりそうだ。

 

USONews――USOなので念のため

USONews7/5-物まね味噌汁で日本料理店を提訴?】

ヨッシー・コモリ氏の「おにぎりレストラン・タラコ」で先代から引き継がれた秘伝の味噌汁のレシピを盗み、味を真似したとして、ライバル店の「日本料理・恵瀬」のマイク・ホンダワラ氏を訴えた。

 

マイク・ホンダワラ氏は「タラコ」に行った事もない。私の店の味は支援団体の華僑の人達から教わったものと話している。日本の味噌汁をどうして中国人から教えてもらったのかは不明だが、「タラコ」の従業員には中国系も多く、企業秘密が漏洩した疑いもある。

 

◇参考記事

http://nymag.com/daily/food/2007/06/eds_lobster_bar_calls_a_press.html

http://www.newsday.com/news/local/wire/newyork/ny-bc-ny--foodfight0627jun27,0,6637802.story?coll=ny-region-apnewyork

 


中国産リンゴジュース           中国産アスコルビン酸  米国、アップルジュースの国別輸入量推移 USDepartment of Agriculture

http://www.21food.com/showroom/18482/product/Apple-Juice-Concentrate.html

http://www.21food.com/showroom/19249/product/VITAMIN-C-(L-ACCORBIC-ACID).html

http://www.fas.usda.gov/htp/horticulture/Apple%20Juice/Apple_Juice_2006_07.pdf

USFRONTLINE7/3-中国産材料・製品の検査強化~米メーカー、自社ブランドの安全確保で】

ゼネラル・ミルズ、ケロッグ、トイザらスなど米国の大手企業は、中国の提携先から供給される製品の検査を強化している。玩具や歯磨きなどの危険物混入・リコール問題で、これまで見過ごしてきた自社ブランド商品の潜在的な危険を直視せざるを得なくなったためだ。

 

ニューヨーク・タイムズによると、これらの企業は中国工場で抜きうち検査を実施するなど、輸入販売する製品の調査を強化している。問題につながる異常が生じた段階でただちに製品を店頭から回収することを決めた社もある。

 

「ピルズベリー」ブランドの焼き菓子生地やシリアルを製造販売するゼネラル・ミルズは現在、以前は対象にしていなかった潜在的汚染要因を検査しているという。ケロッグも業者を使って中国の供給会社を検査し、必要な原材料が入手不可能な場合に備え、代替業者も指名した。またトイザらスは、主に中国製品の材料調達と安全管理を統括する2つの上級役員職を新設した。

 

最近、歯磨き、タイヤ、玩具、魚など中国からの輸入品から相次いで不良品が見つかったことで、連邦議会では「企業は利潤追求のため安全性を犠牲にした」との非難が強まっている。

 

5月には、マイク・ジョハンズ農務長官らが中国当局に食品の安全問題を指摘した。西側の不安を鎮めようと、中国政府は先週、180の食品工場を閉鎖し、2万3000件の安全基準違反を摘発したと発表した。

 

それでも米食品医薬品局(FDA)は6月下旬、国内で使用が禁止されている抗菌剤が見つかったとして5種類の中国産養殖魚介類の輸入を停止するなど、急速に農水産品の輸出大国となった中国への懸念が高まっている。2002年から06年までに、FDAの規制対象となる食品の中国からの船積みは10万件強から235000件へと急増した。今年30万件に達する見通しとなっている。

 

さらに、米食品大手は現在、多くがリンゴジュースや甘味料、合成保存料のアスコルビン酸(ビタミンC)の大部分を中国から輸入している。中国製品の安全確保は、中国への依存度を高める米国にとって重大な問題となっている。

 

◇唸声コメント

中国産食材が米国に蔓延している。ウォルマートなどはほとんど中国産じゃなかろうか?マイク・ホンダ先生、慰安婦問題どころじゃないよ。米国人の現在の健康がおかされようとしている。あんたが金をもらっている中国の食材だぞ。ケロッグも入っているから、それこそ、子供さえも(健康を)おかされている。

 

NYTimesの記事は↓

http://www.nytimes.com/2007/07/01/business/01imports.html

リンク切れしていたら↓

http://www.hendersonvillenews.com/article/20070701/ZNYT01/707010426/1042/NEWS/ZNYT01/Companies_in_U_S_Increase_Testing_of_Chinese_Goods

 

1995年には1%でしかなかった中国からのリンゴの輸入が2005年には50%を超えている。

米国人の飲むりんごジュースの半分は中国産である。

 

以下のデータを見ると中国のリンゴの生産量は増えていないことが分かる

http://www.ers.usda.gov/Data/China/NationalResults.aspx?DataType=4&DataItem=30&StrDatatype=Crop+sown+area&ReportType=0

1995年と2005年を比較すれば、64%まで落ちている。

 

その他にも実に興味深いデータがある↓

http://www.ers.usda.gov/Data/China/NationalForm.aspx

 

乳牛が凄い勢いで伸びている↓

http://www.ers.usda.gov/Data/China/NationalResults.aspx?DataType=9&DataItem=79&StrDatatype=Livestock+inventories&ReportType=0

中国人が牛乳を飲みだした。どうやら日本に負けるなということらしいが???汚染牛乳も恐ろしいし、期限管理がどうなっているのか?雪印みたいなことは起きていないのだろうか?


大方県政府庁舎                                             大方県の小学校学費を払えない子供は教室の外

http://datefile.iza.ne.jp/blog/entry/134347/


記事にある蝶々ブランド?ああ、バタフライか  上海 新天地 中国とは思えない

http://www.butterfly.co.jp/e_shop/item/412-2.html

 

【中国最新事情7/3-拝金主義と現実のギャップ/李年古氏】

 「お金は万能ではないが、お金がないと絶対だめだ」(金銭不是万能的、没有金銭是万万不能的)。これが、いまの中国でお金についてもっともポピュラーな考え方だ。

 市場経済にともなって著しい変化をとげた中国で、もし昔と今とでおおきなちがいはなにかと聞かれたら、間違いなく「金銭観」という答えが返ってくるだろう。拝金主義に走っている中国で、もっとも変わったのは国民のお金にたいする考え方だ。いまの時代を生きていくには、「何もなくても構わないが、お金だけはなくてはならない。何があっても構わないが、病気だけはあってはならない」ということをいまの中国人たちはよく口にする。

 

 このように、中国人がみんな拝金主義になっているが、逆にお金に一番ドライなのはいまの子供たちかもしれない。いまの若者は、流行に敏感だから、流行っているもの(生活スタイル)にどんどんお金を費やす。わたしは、日本でいえば六本木のような上海の大人の町、「新天地」に何度も行ったことがあるが、そこでよく中学生や大学生らしき若者たちに出会うことがある。故郷の長沙市でも、若者が集まっている有名なバーやディスコを訪ねたことがあるが、どこも賑やかで、大学生などの若者が半数以上を占めている。

 

 また、わたしの弟には九歳の娘がいるが、まだ小学校二年生だというのに、ナイキやアティダスなどのブランド靴をはいて闊歩している。さらに卓球を特訓中なのだが、日本製の「蝶々」というブランドの道具がないと、練習する気がしないのだという。おかげで、わたしが中国へ帰国するたびに運び屋にさせられる。

わたしの弟は「友たち同士で身につけるブラント品の数を比べ合うから、しかたがない」のだと私に淡々と話すのだ。

 

 このように、ほとんどのいまの中国の都会の子供たちは、まったく金銭感覚をもっていない。お金に困ったことがないから、お金にも無関心なのだ。デパートで洋服を試着すると、姪はいつも同じセリフを言う。「試着したものを全部買っちゃったらいいでしょう。私なら、全部買っちゃうわよ」と。

 

 ただし、農村ではこれほど恵まれている子供はまだ少なく、都会の子供ほど贅沢な金銭感覚をもっていない。しかし中国では最近、農村の子が大学に受かったものの、親がどうしても学費を工面できず、子供が自殺したというニュースがよく紙面に取り上げられてもいる。

 

 私の知っているかぎり、農村の子供が経済的理由で学校に行けないケースは、昔のほうがいまよりずっと多かった。だが、昔の子供はその厳しい現実を受け入れることができたから、自殺にまで追い込まれることはほとんどなかった。しかしここ数年の間に、学費の問題で子供たちが自分の人生に幕を下ろすようになってしまった原因は、いったいどこにあるのだろうか。もしかしたら、いまの農村の子供たちも、自分の置かれた貧乏な生活環境、お金がない現実を直視できなくなり、金銭面で恵まれている他の子供たちとのギャップに耐えられなくなったのかもしれない。彼らは世の中の金銭観と、自分が置かれている貧乏な現実の生活、それを変えていこうとする夢との間で、苦労する様子を想像するだけで、やはり辛いのかもしれない。

 

◇唸声コメント

農村と都市の格差はよく言われるが、この格差が昔はよく見えなかっただけなのであろう。今ではテレビを見れば、一目瞭然、どうあがいてもどうにもならない現状に絶望する子供達が増えたのは事実。御殿のような地方の行政機関と粗末な学校、こんな格差を見るだけでも子供達に共産主義など教え込むのは無理があるだろう。子供達よ、これが資本主義なのだと教える教師がいる訳ないし、早く偉くなって袖の下を膨らませようとも言えず、子供達は大人のやり方をジッと見るしかないだろう。

 

教室の外で授業を見ている子供を見ると胸が痛むが、この格差是正は中国が自身で克服しなければならない。しかし、格差は広がるばかりで、拝金主義は益々猛威を振るう

 

このまま食えない農村にいても死ぬだけだ。だったら都会に行って金を手にしよう。ニセモノを作ってもいいし、人を騙して金を奪ってもいい。捕まっても捕まらなくてもどうせ死ぬだけだからと考える人間が次から次へと出てくるのも中国社会の抱える病根である。

 

そんな絶望を回避させる為に反日を刷り込むのは勘弁してもらいたい。希望を教えることができないので憎悪を教えるのか?このまま反日教育をするのは我が国に対する宣戦布告と受け取らざるを得ない。中共は簡単に人身掌握できると思っているのかも知れないが、反日教育は既に独り歩きをはじめているぞ。北京オリンピックで花が開くだろう。上海デモとワールドカップは序章に過ぎない。

 

 


写真は罗技科技(州)有限公司                                                           CEO Guerrino DeLuca

RecordChina7/2-市内の外資系企業で集団食中毒、11人が病院に!社員食堂の弁当か?―江蘇省蘇州市】

200771日。江蘇省蘇州市のある外資系電子機器会社で、食中毒事件が起きた。従業員が社員食堂で昼食の弁当を食べた後、一斉に嘔吐、下痢などの症状を訴え、11人が病院に運ばれた。 

 

治療を受けた患者の容態は安定している。中国でのこうした食中毒は大腸菌、カビなどが主な原因であることが多いが、時おり殺虫剤、殺鼠剤などが食品に混入し中毒症状を引き起こす事件も報道されている。今回の食中毒事件の原因については、現在関係機関によって調査中である。

http://www.recordchina.co.jp/group/g9349.html

 

◇唸声コメント

『時おり殺虫剤、殺鼠剤などが食品に混入し中毒症状を引き起こす』なんて恐ろしいことをさりげなく書くのだろうか?日本企業の社員食堂に反日人士が入り込んだら、どえらいことになる。

 

ある外資系企業とは1981年スイスで設立の「ロジテック(Logitech)」のこと、日本では「ロジクール」ブランドでお馴染み。エレコムが出資する「ロジテック(Logitec)」とは別会社

技科技(州)有限公司  州新区嵩山路3号 邮编215129 电话+86-512-6662-2666

 

この工場では夜勤従業員に夜食として1000名分を4社の給食会社に委託している。午前二時に食べた夜食が原因ではないかとされている。(下記の参考記事より)

 

食べてから3時間後くらいに食中毒は襲ってくる。午前中に吐き気や下痢の症状が出たと言うから、午前中も早い時間であろう。

 

ISO9000を取得した工場も当然ながら食堂は無関係、食堂にこそISOが必要だと思われるが・・・。あってもニセISOじゃ、しょうがない。

食の安全は人の生存権として当たり前のことであるが、中国では企業のセキュリティとしても重要な課題である。

◇唸声川柳-しょうがない 大臣辞めても しょうがない

 

◇参考記事/ロジテック集団食中毒・蘇州新聞網より

http://www.szrbs.net/misc/2007-07/02/content_8111253.htm

 

 


トヨタ・ヴィオス                                                      パンクさせられたタイヤ

Record China7/2-日本車狙って嫌がらせ?!ホンダ、日産、トヨタ車が一斉にパンク被害―北京市】

00771日。北京市内のある住宅地で、マンションの敷地内に駐車していた車10数台が一斉にパンクするという事件がおきた。しかも、パンクしていたのはすべて日本車、そのほかのメーカーの車には何の被害もなかったという。

 

早朝、買い物に出かけようとした住民が、敷地内に駐車してあったトヨタのヴィオスがパンクしているのに気づいた。所有者に知らせようと家に帰りかけたところ、なんと自身が所有しているヴィオスも同じようにパンクしていた。通報を受けた警察が調べたところ、この日、合計13台の車がパンク被害にあっていたがそれらは全て、ホンダ、日産、トヨタといった日本車で、同じ場所に停めてあったほかのメーカーの車は1台も被害を受けていなかったという。

 

この事件は中国のネット上でも広く討論されており、多くの中国人が自身の意見を公開しているが、こうした道徳心に欠ける行動は慎むべきだという意見があるのに対し、全ての日本製品を排除することが愛国精神を高めることにつながるなどの過激な意見も多く見られる。この事件の犯人はまだ見つかっておらず、なぜこうしたことが起きたのかは明らかになっていない。

 

◇唸声コメント

なぜこうしたことが起きたか?これも反日でしょ。しかし、犯人は日本車を狙ってパンクさせているが、犯行がエスカレートすれば、タイヤではなく、他のものを刺すかもしれない。いずれにしても陰湿な犯行、これは愛国ではない。単なる犯罪、愛国無罪などありえない。

 

以下にこの事件での中国人の書き込みをまとめた記事がある。自動翻訳なので意味不明なところもあるがも概ね分かるであろう。
小区十余辆日本品牌小车被扎
 

こうした行為は悪いとしながらも、反日教育の成果か、日本製品は使いたくないと言う意見が多い。おまけに韓国のものも使いたくないとしている。また、日本製品を使いたくない理由は、日本が儲けるから嫌なのだと。笑えるのは、こんなパンクをさせれば、また日本製の部品を買わねばならず、日本を儲けさせてしまうだって。

 

どうやら日本人が中国人を騙して儲けていると考えているらしい。常に自分達と同じレベルで考えてしまう。

 

反日教育と金儲けはどこかでつながっている。

 

◇参考記事

http://news.qq.com/a/20070702/002445.htm

http://www.dahe.cn/xwzx/sh/mlfs/t20070702_1021177.htm


写真左はクエルボ、写真中はテキーラの原料リュウゼツラン、写真右はコーン・トルティーヤ

USFRONTLINE7/2-テキーラの里がトウモロコシ産地に~エタノール需要増大で】

アルコール度の高い蒸留酒テキーラの産地として知られ、古い蒸留施設が昨年ユネスコの世界遺産に指定されたばかりのメキシコ・ハリスコ州テキーラでは、酒の原料であるリュウゼツラン畑が急速にトウモロコシ畑に変わりつつある。米国でエタノールの需要が高まり、原料のトウモロコシ価格が急騰しているためだ。

 

クリスチャン・サイエンス・モニターによると、テキーラのリュウゼツラン栽培農家の4分の1が、今の畑を燃やしてトウモロコシ畑に変えたいと考えている。

 

リュウゼツランに限らず、メキシコ豆、ジャガイモ、米、大麦もトウモロコシ人気に押されている。メキシコの全国トウモロコシ農家連盟によれば、国内トウモロコシ価格は2006年から07年にかけて80%上昇しており、この年末までにはさらに250万トンのトウモロコシが植え付けられる見込みだという。 

 

メキシコ国会は今年4月、メキシコシティ、モンテレー、グアダラハラでガソリンへのエタノール混合を義務付ける法案を可決した。

 

現在メキシコ北部を中心に、約10件のエタノール工場建設計画がある。米国の110工場に比べれば少ないが、国内トウモロコシ農家の期待は大きい。

 

北米自由貿易協定(NAFTA)により、批准国ではトウモロコシと豆を輸入する際の関税が来年撤廃されるため、今こそ作物をトウモロコシに切り替える好機と考える農家も多い。一方で、メキシコ人の主食であるコーン・トルティヤの価格が高騰し、年初には一部地域で2倍に値上がりした。そのため5000万人の貧しいメキシコ人からは抗議の声が上がった。

 

◇唸声コメント

婆ちゃんが言っていた。食べ物を粗末にするとバチが当たるって。ドリフのコントも当時は食べ物を粗末に扱うと非難された。パイ投げなんて、おバカなアメリカ文化だ。フジコ・ヘミングも「お百姓さんが汗水たらして作ったお米を一粒だって残せない。私がご飯をこぼした時はおばあちゃんに納屋に入れられたものよ。いい教育だったわね」と大好きなタバコを燻らせながら答えていた。

 

これが米国の投機筋の動く戦略だとしたら、米国政府は方向を正すべきである。米国政府もグルだとしたら(きっとそうだろう)最悪だ。この国は救われない。考え方の基本が狂っている。

 

キリスト教は食べ物を大切にしないのか???

 

コーン一粒にも七人の神様が宿っているって習わなかったの!失礼、神様は一人だったか?

 

◇唸声会話集/トロモロコシ畑

アメリカ人「テキーラ作っているのかい」

メキシコ人「ここらじゃ皆そうだけど」

アメリカ人「テキーラじゃ大して儲からないだろ。ここをトウモロコシ畑にしないか」

メキシコ人「チチャ(トウモロコシの酒)じゃ、もっと儲からないよ」

アメリカ人「違うんだ。トウモロコシでバイオ燃料を作れば、今の10倍は儲かるぞ」

メキシコ人「でも、あんたはそんな儲けてどうするんだい?」

アメリカ人「そうだなぁ。メキシコに農場でも買って、のんびりとリュウゼツランでも作るかな?」




【大紀元日本7/1-テレサ・テンの元彼、10年間墓参りせず】

「アジアの歌姫」と呼ばれるテレサ・テンは1995年に亡くなってからすでに12年がたったが、依然として多くのファンはテレサのことを忘れることはない。テレサのストーリーを再現するミュージカルに出席するために、唯一の弟、テレサ・テン文教基金会執行長の鄧長禧氏は四川省重慶市を訪ねた際、メディアのインタビューに応じた。

 

 出棺日、彼氏は泥酔

 

 テレサ・テンが発病したときに、付き合っていた14歳年下のフランス人ステファン・ピエールが留守だったため、テレサ・テンの治療が手遅れた。テレサ・テンが亡くなってから、テレサ・テンの兄はピエールに対して、憎しみを抑えられずに、殴りかかりそうになったという。これに対して、弟の鄧氏は、兄をなだめたという。「自分はそこまで思ってはいないが…」とコメントした。

 

 出棺の前、兄はピエールの出席を阻止したが、最終的に、弟の鄧氏の説得で家族はピエールの出席を許したという。しかし、出棺当日、ピエールは現れてこなかった。鄧氏はポールの宿泊先のホテルに連絡を取り、ホテル側に部屋をチェックしてもらうことにした。結局、ホテルのマネージャーから、ピュエールは泥酔状態との連絡があったという。

 

 数年間音信不通、彼には恨みはない

 

 テレサの死後、ピエールはテレサが持っていた香港の別荘に2年間住んでいた。鄧氏はピエールのために、管理人を雇い、世話をさせた。勿論、費用はすべてテレサの遺産から支払われた。その後、鄧氏はピエールと長時間にわたり話し合った。鄧氏はピエールに対して、「君はまだ若いし、自分の歩むべき道を歩まなければならない…」と諭し、ピエールは最終的にフランスへ戻った。その後数年間は、鄧氏と連絡を取り合っていたが、徐々に連絡が途切れがちになった。記者は「ピエールは、お墓参りに戻ったことがあるのか」の質問に対して、鄧氏は「戻って来たことはない」と答えた。

 

 ピエールについて、鄧氏は恨んではいないとし、「少なくとも、姉と楽しい時間を分かち合っていた」とコメントした。

 

◇唸声コメント

6/2、テレ朝で「私の家は山の向こう―テレサ・テン十年目の真実」が放送された。出演者がフランス人役のピエールを除き全て日本人だったのが印象的、但しロケは全て現地。我がままなピエールの様子が良く分かった。スーパースターとしてテレサ・テンを扱わなかったことが彼女には気楽だったのか?

 

出棺日に泥酔とはピエールらしい分かれ方だ。ドラマではテレサ・テンの兄が葬儀の際にピエールに殴りかかるシーンがあったが、泥酔シーンはなかった。彼女は喘息の発作で亡くなったことになっているが、謎も多い。

 

そんな中で仰天話がネットにあったのでご紹介しよう。

【ネットゲリラ6/6-テレサテンは生きている】

http://my.shadow-city.jp/?eid=444288

信じるか信じないかはご自由に。折しも香港返還10周年、テレサ・テンがもし生きていたとしてもまだまだ出てこられないかなぁ。

 

◇参考/香港返還10周年写真

http://photo.chinatimes.com/photofile/newsweb/960630Photo.htm#3

http://www.cnhubei.com/images/200705/hb-2007070101-2.jpg

http://photo.chinatimes.com/photofile/newsphotob/96070105kb.jpg

アレ、大仁田議員が暴れている? んな分けないか。何故、大仁田議員か?私の家は山の向こうの原作者のジャーナリスト有田芳生氏が参議院議員にご登場ってな訳。


汚染は続くよ何処までも、写真は看中国より

【大紀元日本6/302020年より前に、中国に政治危機が訪れる可能性指摘=ドイツ専門家ら】

中国は、高度な経済発展とともに生態環境も悪化し続けている。もしこの環境問題を解決できなければ、2020年より前に中国に社会の動揺と政治危機が訪れるだろうとドイツの専門家は指摘している。

 

 ドイツのデュースブルグ-エッセン大学のトーマス・へーバラー教授ら2人が最近、ドイツ政府に向けて書いた気候変動リスク報告で、中国は2020年より前に危機が訪れる可能性があるとの見解を示した。教授らは、中国の直面している大気汚染、酸性雨、飲料水汚染、ゴミ処理問題、砂漠化、過剰に使用される肥料、干ばつ、地質の腐食と種の減少などの環境問題を詳細に分析し、これらの問題の原因および政治社会との関連性を論じている。

 

 報告では、中国は世界中で最も汚染が深刻な国の一つであり、環境保護意識が高まっているとはいえ、中国政府の環境問題に対する見方は国内問題の一つという認識でしかなく、多くの人は経済発展にばかり気をとられ、少しでも早く欧米の生活水準にたどり着こうとしているだけで、このような豊かさは生態環境に対して深刻な結果をもたらすことは考えられていないと指摘されている。

 

 2020年より前に中国は水資源と、都市と地方の格差、政治構造の三方面からの問題がさらに深刻化し、農村が負担した都市発展の為の代償と最も基本的な環境保護規準を遵守しない地方政府職員らの存在が、政府構造の安定を揺るがすいう。欧米諸国からの中国に対する環境保護のための技術の輸出と、環境保護規準の設定に対する協力の必要性が指摘されている。

 

 中国が最終的にこれらの問題を克服できるかどうかについては、教授らは楽観視できないと考えている。中国政府は問題解決をしようとはするものの、環境破壊があまりに大きいこと、また、社会の動揺を避ける為、これらの問題を政府が隠蔽していることから、欧米諸国は自国の利益のためにも、中国がそうした体質を平和的に転換できるよう支援する方向へ変わっていくだろうとの見方をしている。

唸声コメント

環境問題もさることながら、安心できる食品や飲料水が国民に供給されなくなるとその政府は信頼を失い社会は崩壊する。

地方で起きている暴動が大都市でも起こる可能性がある。人間食えなくなれば、矛先は現政府に向かう。

もはや反日だけでは収まらない。現政府は国民の爆発寸前の不満を戦争によって解消をしようとするかもしれない。究極の反日行動である。

 

まさかとは思うが、上海デモを考えれば、万一も想定しなければならない。

 

唸声


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