写真左はハエが入っているスプライト/中網資訊より、右は3センチの虫が入っているスプライト/CCTVより
偶然にも2件も異物混入が起きたコカコーラ(可口可乐)社のスプライト(雪碧)、何か変じゃないのかな?
右の虫の件では4/3、100万元≒1483万円もの高額訴訟を起こす予定だとしている。そして、左のハエ混入は4/17に起きている。虫が100万元ならハエも100万元となるだろう。
ハエは温州、虫は北京、どちらもスプライトと言うところがミソ、もしコーラだったら中が見えないので開栓前に発見はできない。飲んでしまうかもしれない?飲んだ後ではさすがに訴訟は難しいかな?
中国では偽ビールが多い。国産ビールを外国ブランドのビール瓶に詰め替えて、偽造した王冠で栓をする。つまり、このスプライトは劣悪な環境で作られハエが混入した偽スプライトである可能性もあるし、ハエを入れて再度栓をした本物のスプライトかもしれない。
判決次第では今後、次々に虫入り飲料が登場するだろう。
また、コカコーラが以下のポスターにより、中国で不買運動が起こっていることも偶然ではないだろう。どこがチベットの独立なのか?過剰反応も甚だしい。煽る阿呆に乗る阿呆、同じ阿呆なら・・・。
写真はチベットの僧侶らしきお坊さんがジェットコースターに乗って万歳をするコカコーラのポスター/文匯報より、「MAKE IT REAL」は「夢想成真」の漢訳だが、中国人には「実現自由」と聞こえるらしい。
◇中網資訊4/18-雪碧瓶中现苍蝇 温州消费者要求可口可乐作解释http://www.cnwnews.com/html/finance/cn_xfzx/20080418/3238.html
◇CCTV4/3-雪碧瓶内现长虫 消费者状告可口可乐索赔百万(图)
http://news.cctv.com/society/20080403/106573.shtml
◇香港文匯報4/11-可口可樂撤涉嫌「藏獨」廣告(組圖)
http://news.wenweipo.com/2008/04/11/IN0804110016.htm
【RecordChina4/4-スプライトに「虫」混入で、巨額慰謝料請求へ=会社側の責任回避に激怒―北京市】
2008年4月3日、北京市内で購入したコカコーラ社製の「スプライト(中国名:雪碧)」に虫が混入していたとして、購入した市民が近く同社を相手取り、慰謝料100万元(約1400万円)を求める訴えを起こすことがわかった。北京の夕刊紙「北京晩報」が伝えた。
訴えを起こすのは北京在住の高(ガオ)さん。昨年6月、市内のスーパーで1ダース購入したうちの1本に、長さ3cmほどの虫が混入しているのを発見。あまりの気持ち悪さにその後「スプライト」と聞くだけで家族全員「胃がムカムカするほどの嫌悪感」を抱くようになった。
そこでまず高さんは大興法院(裁判所)に、代金5元(約70円)の返還と精神的慰謝料1万元(約14万円)の請求、及び問題の商品回収と原因解明を求める訴えを起こす。ところが北京コカコーラ飲料有限公司は、「原告の精神的苦痛に関する証拠がない。スーパーで購入したものなので、原告と直接の売買関係は生じていない」と反論した。
これに対し高さんは「誠意がない」と激怒。先の訴えを取り消し、改めて精神的慰謝料100万元(約1400万円)を求める訴えを起こす考えを明らかにした。(翻訳・編集/NN)