
写真は殺人鬼Rodney James Alcala被告(当時35歳)が米国の人気テレビ番組「The Dating Game」に出演した時の悪魔の笑い?/YouTube映像より
http://www.youtube.com/watch?v=9Uf95INZmWI
このテレビ出演をした時には、既に5件の殺人(3件有罪判決、2件疑い)を犯していた。それなのに、この表情は何なのだろう?この殺人鬼はIQが160以上もあると言う。8歳の子どもを誘拐してレイプもしている危険な性犯罪者でもある。
以下は出てきた写真↓犯人の現在(66歳)の写真もあり
http://www.youtube.com/watch?v=EyjpwcOOj34&feature=player_embedded
一部の白人は、こうした殺人鬼だけでなく、詐欺師も満面の笑顔で人を騙す。中国人でさえ、こうした白人には騙されてしまう。
一体、何人を殺したのだろうか?今日もどこかで笑顔で人を騙す奴がいる。
【IZA3/24-【今、何が問題なのか】デートゲームの殺人者】
米カリフォルニア州で計5人の女性を殺害したとして有罪になった男が、ビキニ姿などのたくさんの女性の写真を所持しており、これらを手がかりに過去の事件の多くが解決される可能性が出てきた。ほかに20~30人の被害者がいるはずだと指摘する元刑事もいる。きょうのテーマは「デートゲームの殺人者」とした。
カリフォルニア州サンタアナの裁判所で先月(2月)25日、ロドニー・アルカラ被告(66)に対し、1979年6月にロビン・サムソーちゃん=当時(12)=を殺害したほか、77~79年の間に4人の若い女性を殺害した殺人罪などで有罪評決が下された。
ロビンちゃんはバレエ教室に自転車で通っていて行方不明になり、12日後に遺体で発見された。ほかの女性は当時、それそれ18歳、27歳、32歳、21歳だった。いずれも暴行された上、絞殺されており、のどの骨が砕けた遺体もあったという。
■「番組が無実を証明」
アルカラ被告のニックネームは「デートゲームの殺人者」。ABCテレビなどの報道によると、被告は78年9月、テレビ番組の「デートゲーム(The Dating Game)」に出演し、優勝した。1人の女性が、誘いを受けた3人の男性の中からお気に入りの1人を選ぶという趣向だった。
ロビンちゃんの事件では、ロビンちゃんが大切にしていた金色の小さなボールと同じものが、アルカラ被告がシアトルで借りていた倉庫から見つかった。無罪を主張する被告は、この金色のボールは自分が以前から持っていたものだと指摘した。
法廷でアルカラ被告は、自分が出演した「デートゲーム」のビデオを再生。「登場する僕の耳をよく見てください。金色のボールのイヤリングをつけている。収録は事件の1年前だった。金色のボールは女の子のものではない」。被告は弁護士を拒否しており、自ら陪審員に説明した。
■DNA鑑定で新たに4人
アルカラ被告はカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)卒業後、ニューヨーク大学で映画を勉強した。短期間だが、あのロマン・ポランスキー監督(76)と仕事をしたことがある。自分は有能なカメラマンであると考えていた。
79年7月、ロビンちゃん殺害容疑で逮捕された。ロビンちゃん殺害の裁判では、有罪となって死刑を言い渡されながら控訴審で差し戻しとなったことが2度あった。検察によるアルカラ被告の前科の提示の仕方が陪審員に偏見を抱かせるものだったなどと指摘された。「デートゲーム」の金色のボールが差し戻しの決め手になったのではないらしい。
3度目となった今回の裁判でアルカラ被告は、ロビンちゃんだけでなく、ロビンちゃんを含む5人の女性に対する殺人罪に問われた。4人の若い女性の事件については、DNA鑑定の精度向上により、起訴が可能になった。
■写真を撮られた女性たち
シアトルの貸倉庫では、アルカラ被告が撮影したとみられる2000枚の写真が見つかっていた。多くは若い女性の写真でビキニ姿のものや、挑発的なポーズをとったものもあった。警察は今月中旬、地元紙を通じて、これらの写真の一部を公開した。法的手続きの問題で、これまで公開できなかったのだという。
ある元刑事はABCテレビに「被害者はあと20~30人はいる。テッド・バンディー級だ」と語っている。テッド・バンディー(1946~89年)は米国犯罪史に残る連続殺人鬼で、死刑になったが、いったい何人を殺害したのか解明されなかった。
警察は写真公開の反響について「私の写真があったが私は生きているとの連絡も少なくない」と具体的な説明を避けている。だが、地元ではすでに「○○もアルカラ被告の犯行か」式の報道が目立ち始めている。
(内畠嗣雅(うちはた・つぐまさ)/SANKEI EXPRESS)