写真は中型無人ヘリV750/BackChinaより
http://news.backchina.com/viewnews-140397-gb2312.html
【山東省濰坊市】5月7日、中国初の無人最大ヘリコプターV750は濰坊市の濰坊天翔航空工業有限会社の試験場にてテスト飛行を行った。
V750は、二人乗りB2Bヘリを改造したもので、重量757kg、搭載可能重量80kg、飛行速度161km/h、最大飛行距離500km、航続時間4時間、リモートコントロール範囲は半径150km、上昇高度3000m、プログラム飛行も可能である。
このV750は濰坊天翔航空工業有限会社と青島海利ヘリコプター製造有限会社・中航技輸出入有限責任会社・中航工業西安飛行自動制御研究所・中国電子科技グループ第10研究所で共同研究製作されたもので、現在年間150機の生産予定である。
テスト飛行と言っても、25mを10分間飛んだだけであるが、民間用途よりも軍事目的が主であり、偵察・監視体制の強化となっていく。搭載可能重量が80kgで多くの武器は搭載できないが、偵察だけではあるまい。
中国は空母やジェット戦闘機、無人偵察ヘリと我が国が震災・原発と大揺れしている間に着々と軍事拡大を進めている。日本のメディアも大騒ぎせず、まさに日本人の知らぬ間に隣国は尖閣・沖縄への道を準備している。