写真はNewsweek誌の表紙を飾った共和党ミシェル・バックマン下院議員、下部には「The Queen of Rage=怒りの女王」とのクレジット/MailOnLineより
http://www.dailymail.co.uk/news/article-2023865/Michele-Bachmann-Conservatives-fury-Newsweeks-crazy-eyes-cover-photo.html?ito=feeds-newsxml
以下はニューズウィーク誌サイト↓
http://www.thedailybeast.com/newsweek.html
『ミシェル・バックマン下院議員の対中観はより明確だ。オバマ政権の“経済失政”を批判しつつ、「米国経済は今や中国に牛耳られている」と強調している。』と的確な判断を下す共和党のミシェル・バックマン下院議員が、Newsweek 2011/8/15号の表紙を飾った。
ところが、その写真の目には、狂気が宿っているようにも見えるのだ。ロサンゼルスタイムズは
<Conservatives rip Newsweek's 'crazy-eyes' Bachmann cover.=狂った目のバックマンのニューズウィークの表紙に保守派は激しく非難する>との記事を載せている。
http://www.latimes.com/news/nationworld/nation/wire/la-bachmann-newsweek-m,0,7104860.story
ミシェル・バックマン下院議員は草の根保守派運動のティーパーティー議員連盟の創設者でもあり、2012年の大統領選の共和党候補の1人でもある。
この写真は、彼女の印象を著しくマイナスにする悪意がこもっている。それとも、今の米国をたち直すためには、このくらいの狂気が必要か?我が国もクズが続いただけに他人事ではないのだが・・・。
【IZA8/9-相次ぐ強硬発言 米、対中政策は“第2の争点”】
【ワシントン=佐々木類】2012年の米大統領選に向けて、野党共和党の党指名を目指す候補者の討論会(11日)と模擬投票(13日)が、アイオワ州で開催される。債務問題などに埋もれた争点として外交政策、中でも各候補が批判的な姿勢を鮮明にする中国に関する発言に注目が集まりそうだ。
共和党候補として各種世論調査でトップを走るミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事は経済界出身だけに、中国について遊説先で「経済競争相手として世界の安定にとり大きな脅威」とし、「中国の国際慣行を無視した貿易」への警戒感を隠そうとしない。
ミシェル・バックマン下院議員の対中観はより明確だ。オバマ政権の“経済失政”を批判しつつ、「米国経済は今や中国に牛耳られている」と強調している。
各候補の中でも外交・安全保障政策でタカ派の印象が強いティム・ポーレンティー前ミネソタ州知事は遊説先で、「米国は中国の後塵(こうじん)を拝してはならない」と強調し、外交では対中政策を争点にしていく考えを表明している。
4月まで駐中国米大使で6月に出馬表明したジョン・ハンツマン氏は中国語が堪能で中国人の養女がいるだけに、その対中姿勢が注目されている。「中国は多くの問題を内包している」と人権問題を厳しく批判するが、一時は融和的に傾いたオバマ政権の対中政策を外交の最前線で担っていたのも事実で、討論会でもやり玉に挙げられそうだ。
米議会では超党派議員らが「中国の不正貿易で米国の忍耐は限界」との文書をオバマ大統領に提出するなど、中国への警戒感はかつてないほど高まっており、「外交で中国の人権や不正貿易問題に触れない候補に大統領の資格はない」(共和党のウルフ下院議員)との声も上がっている。