写真はサンピエトロ大聖堂のバルコニーに姿を見せたフランチェスコ一世(76)/YouTubeより、集まった数万人の人々に始めた語った言葉が「ボナ セーラ=こんばんは」
高齢を理由に退位されたヨハネ・パウロ二世の後継者は、76歳のアルゼンチンのホルヘ・マリオ・ベルグリオ枢機卿でこれまたご高齢です。今年の12月17日に喜寿を迎えます。イスラムとの問題などてんこ盛りですよ。
【産経3/14-新ローマ法王にアルゼンチンのベルゴリオ枢機卿 法王名はフランチェスコ1世】
【ローマ=宮下日出男】2月末にローマ法王を退位したベネディクト16世(ドイツ出身)の後継者を決めるため12日から始まったコンクラーベ(法王選挙会)で13日、新法王にアルゼンチン出身で、ブエノスアイレスの大司教のホルヘ・マリオ・ベルゴリオ枢機卿(76)が第266代法王に選ばれた。法王としての名はフランチェスコ1世。南米からの法王選出は初めて。世界約12億人のカトリック信者を率いる。
コンクラーベでは世界各国から集まった80歳未満の枢機卿115人が新法王選出のためシスティーナ礼拝堂で投票を行った。新法王選出には115票のうち3分の2の77票以上が必要で、これを獲得する人物が出るまで投票が続けられた。
26年間在位したヨハネ・パウロ2世(ポーランド出身)の後継者として2005年4月に即位したベネディクト16世は今年2月、「高齢」を理由に退位を表明。終身が原則のローマ法王の存命中の退位は約600年ぶりで、世界に驚きをもたらした。
カトリック教会は聖職者による未成年者への性的虐待事件やバチカン(法王庁)の内部文書流出事件で揺れており、新法王は重い課題を抱えてのスタートとなる。今回は、これまで法王を最も多く輩出しているイタリアから選ばれるのか、最大のカトリック人口を誇る中南米など欧州以外から選ばれるのか注目されていた。
フランチェスコ一世のウィキ↓
http://en.wikipedia.org/wiki/Pope_Francis
Jorge Mario Bergoglio法王はイタリア移民としてブエノスアイレスで五人の子供の一人として生まれました。父親のMario Jose Bergoglio氏は鉄道工夫、新法王は10代で感性症により片肺を切除しています。