写真は駐車場に立つ大看板/産経新聞より
“This Would Have Been A Picture Of My 2-Month Old Baby If The Mother Had Decided To Not KILL Our Child!”=ココに2ヶ月の赤ちゃんがいたんだよなぁ。母親が我々の子どもを堕ろす決断さえしなかったら
どんな場所にどれくらいの大きさで立っているかがわかる写真↓タイム誌
http://www.time.com/time/quotes/0,26174,2076263,00.html
中絶に関しては、米国では加熱した議論が展開されている。開発途上国で活動する家族計画に取り組む機関が、人工妊娠中絶を必要とする女性たちを支援した場合、またはアドバイスを提供した場合に財源提供を規制する法案は下院で既に可決されている。簡単に言うと、人工中絶を行なう国には、米国の支援は行なわないと言うものである。
これが加熱すれば、こうしたキモイ男も出てくる。中絶に関することではなく、こうした看板を立てることに気味の悪さを覚える。
ウシの殺し方が気に食わないとインドネシアに肉牛を禁輸したオーストラリアのような国もある。倫理観の押し付けはたまらない。その倫理観が人類普遍であると勝手に決め付けて、それに従わないものは、仲間に入れないとするのでは、いつ戦争が起きても不思議ではない。だから、いつ何時でも備えを怠ってはならないのである。
支那の価値観が偏っているように、西洋人の腹黒い価値観が人類普遍である筈がない。
以下に看板男Greg Fultz(35)と非難された女性Nani Lawrenceさんの写真がある↓
http://www.dailymail.co.uk/news/article-2000565/Woman-centre-anti-abortion-billboard-row-sues-ex-boyfriend-harassment.html
Naniさんのツイッター↓
http://twitter.com/#!/Nani22491
【産経6/13-米男性が屋外看板で「彼女が中絶」と非難、法廷論争に】
米ニューメキシコ州の男性(35)が、人工妊娠中絶したとして元交際相手の女性を非難する看板を高速道路脇に設置し、この女性が看板の撤去を求める法廷論争に発展している。
コンピューターサービス事業を経営するこの男性は、5月中旬に看板を設置。看板には赤ん坊の輪郭を腕に抱く男性の姿とともに、「もし母親が子どもを殺さない判断を下していたら、ここには私の生後2カ月の赤ちゃんが写っていた」と記されている。
元交際相手の女性は、看板は嫌がらせでプライバシーの侵害だとして、同州の家庭内暴力防止法に基づいて男性を提訴。一方、男性の弁護士によると、男性は米憲法で保障された表現の自由を盾に看板の撤去には応じない構えを見せている。
女性側の弁護士からは、7日の時点でコメントを得られていない。
男性の弁護士の話では、当時18歳だった女性は妊娠発覚後に結婚を求めたが、男性が拒否。女性はその後、2人が参加した教会の旅行で、男性が結婚しない場合は子どもを産まないと告げたという。
女性は仕事でウィスコンシン州に移ったが、戻ってくると既に妊娠しておらず、何が起きたか説明もなかったため、男性は女性が中絶手術を受けたのではないかと思ったという。
ニューメキシコ州の反中絶団体は、男性が設置した看板を当初支持していたが、女性が中絶ではなく流産したとする多くの電子メールが届いたため、現在は支持を取り下げている。(ロイター)
http://sankei.jp.msn.com/world/photos/110613/amr11061308330002-p1.htm