写真は1320万人の個人情報が流出した韓国のオンラインRPG「メイプルストーリー」/同サイトより
ゲームは無料でも、ゲームの中でアイテムを買う課金システムが「無料ゲーム」に巨大な利益をもたらした。子供の携帯電話の請求が何万円もになるなど社会問題化している。そう、いつの時代もタダほど高いものはないのだ。
今回、韓国のオンラインゲームのサーバーから1320万人もの個人情報(名前・ID・住民登録番号・暗証番号)が流出しているが、無差別ハッキングではなく、集中ハッキングであることから、ネクソン社に不満を持つものの犯行によるものだとの見方もある。
しかし、現在、出ている被害は課金アイテムの50億ウォン(現金では40~50万ウォン≒26600円~33300円の盗難であり、課金アイテムを狙っただけとの見方もあるが・・・。
【IZA11/26-韓国で人口の4分の1以上に当たる個人情報流出】
韓国政府機関の放送通信委員会は26日までに同国の有名オンラインゲーム「メープルストーリー」のサーバーがハッキング被害に遭い、韓国の人口の4分の1以上に相当する約1320万人分の会員の個人情報が流出したと明らかにした。
同国では8月、ポータルサイト「ネイト」と会員制交流サイト(SNS)「サイワールド」会員の個人情報約3500万人分の流出が発覚。相次ぐ大規模流出は「IT大国」を自負する同国政府にも痛手で、インターネット上では企業の管理体制の甘さや監督機関の責任を問う書き込みが続いている。流出したのは行政手続きやネット接続で本人確認に使われる政府発行の住民登録番号など。ゲーム運営会社は情報は暗号化されているとしているが、住民登録番号は生涯不変。悪用されれば本人になりすました犯罪被害が増える懸念もある。(共同)