写真上は店内の防犯カメラに写った保安要員の楊喜利(31)と家電修理店の王娟さん(仮名29)、この後強姦に及んだ
写真中は事件後、半月も食事もせず、自殺未遂を何度も図った王娟さんと夫の楊武さん(仮名31)
写真下は事件の起きた家電修理店(左丸)と10mと離れていない派出所(右丸)/2hd.cnより
http://www.2hd.cn/huaduxinwen/201111/08-47661.html
【IZA11/23-市民を襲う保安要員 暴行された女性自殺図り波紋】
中国広東省深セン市で治安維持を担うはずの保安要員による女性暴行事件が起き、波紋を広げている。社会の安定のため民間の保安要員を増加させているが、不祥事が後を絶たず、制度への批判が高まっている。
10月22日夜、保安要員の男が酒に酔って民家に侵入、「通報しても無駄だ。警察は仲間だ」と言いながら主婦を殴打、性的暴行を加えた。ショックを受けた主婦は自殺を図った。
男が所属するのは「治安連防隊」と呼ばれる地域住民による保安組織。警官不足を補うために全国で導入。街頭パトロールや不審者摘発を行い、警察から法執行権を与えられているケースもあるという。(広州 共同)
この犯人と犯された奥さんの夫とは、小学1年時の同級生であるが、偶然に再会し、夫は何度も同級生に金を貸し、殴られていた関係だと言う。今回の件でも、この強姦を夫は自分が逃げて妻がされるがままになったのを、勇気がなかったと悔いている。警察に連絡したのも1時間も経ってからと誠に情けない。
中国では、この情けない夫に対しての非難に集中している。