写真は、ラルフ・マクウォーリー氏がスターウォーズの世界的ファンクラブ「501st Legion=第501軍団」より名誉会員として入隊を認められた時のもの/YouTubeより、2008/2/25撮影で当時78歳
http://youtu.be/UFjvw5bo_vk
なんだか分かっていないような感じだ。震えなのかずっとガラスの会員証を揺らしていたが、既にパーキンソン病の症状が現れていたのか?
3月3日、スターウォーズのキャラクターデザイナーのラルフ・マクウォーリー氏<1929年6月13日- 2012年3月3日>が82歳でカリフォルニア・バークリーの自宅で亡くなった。ラルフ・マクウォーリー氏はパーキンソン病からの合併症を患っていたと言う。
有名なダースベイダー卿のマスクのデザインは武士の兜からヒントを得て、真空でも息ができるように呼吸装置をつけた。あの呼吸音がなければ、スターウォーズの人気もいま一つで青息吐息だったかも(そんなこと、たぶんありませんけど)
ラルフ氏はスターウォーズシリーズ以外にも『未知との遭遇』『E.T.』『コクーン』『宇宙空母ギャラクティカ』『失われたアーク』『スタートレックⅣ故郷への長い道』『ニューヨーク東8番街の奇跡』『ジェラシックパーク』のデザイナー・イラストレーター・コンセプトアーチスト・視覚コンサルタントとして活躍した。『コクーン』ではアカデミー視覚効果賞を受賞している。
若き日のラルフ氏は朝鮮戦争に従軍し、頭に銃弾を食らったが生き残った。その後、パサディナのアート・センター・カレッジ・オブ・デザインに通う。
ラルフ氏は1960年代にボーイング社で技術部門イラストレーターとして働き、ボーイング747の組み立てマニュアルの図面を引いている。その後、アポロ計画のイラストレーター・アニメーターとしてNASAとCBSニュースで働いている。
1970年代中頃にジョージ・ルーカスに紹介され、彼の才能は開花する。
数々の素晴らしいデザインに敬意を表します。―合掌―
【IZA3/5-ダース・ベイダー生みの親が死去】
ラルフ・マクウォーリー氏(米SF映画、ドラマのデザイナー)米メディアによると3日、カリフォルニア州バークリーの自宅で死去、82歳。死因は伝えられていない。ワシントン・ポスト(電子版)によると、パーキンソン病を患っていた。
SF映画「スター・ウォーズ」シリーズでおなじみのロボットR2-D2やC-3PO、悪役のダース・ベイダーなど主要キャラクターをデザインしたことで知られる。
「E・T」(82年)やテレビのSFドラマでも活躍。「コクーン」(85年)では米アカデミー賞の視覚効果賞を受賞した。(共同)