
写真はほうれん草に15000ベクレルの放射性ヨウ素を検出したとのTBSニュース/YouTubeより
http://www.youtube.com/watch?v=2k4sHlO3jkM&feature=related
海からも放射能が検出されたと公開された。何でも隠さずに伝えることで、消費者は完全に冷えた。検出されてから、これくらいの量だったら問題ないと発表するものの出荷制限をすれば、益々消費者は冷えて固まる。
既に日本だけの問題ではなく、韓国や中国でも同じように消費者は固まっている。香港では日本料理店が閉店ラッシュ、客が遠のいたのと食材が上がったためだ。
【人民日報日本語版3/22-香港 日本料理レストランが閉店ラッシュ?】
http://j.peopledaily.com.cn/94476/7327183.html
発表の仕方に問題がある。現政権はとにかく責任を取りたくないことを前面に押し出しており、逃げカンの特徴を明確に出している。公開したのも後で隠したと言われないためだ。
このままだといくら我慢強くおとなしい日本人でもパニックに陥る可能性がある。ただ、現政権の支持率が35.6%にアップしている。まさに信じられない思いだ。国民は我慢強さの一流選手だが、リーダーは三流ヘッポコ選手とNYタイムズの反日記者ではないが、日本人は本当に我慢強いと感じる。カン首相に文句を言っても始まらないとの思いがあり、ある面ではあきらめているのか?
これだけ、枝野官房長官がテレビで露出すれば、ACジャパンのCMのように頭にこびりつくので、それが支持率アップに結びついているのであろう。
日本人は今一つになって、この東北関東大災害に臨んでいる。だから、カンやカイエダのバカさ加減を今は言うまいとの声が大きいのかもしれない。(但し、絶対に忘れてはならない)
しかし、カン首相にもできることがある。O157のカイワレダイコンのように、茨城県のほうれん草を食べるパフォーマンスならできるだろう。首相官邸では毎日茨城産のほうれん草を食べて頑張っているとやったらどうか。
東電をつぶし、日本の農家もつぶすのか?怒鳴りたいのは、農家の人たちだぞ!で、補償は東電に言えとは、まさに究極の逃げ技!
【IZA3/22-売れ残る北関東の野菜「つぶれてしまう」青果市場が悲鳴】
食品衛生法の暫定基準値を超える放射性物質(放射能)が検出され、政府が21日に福島県と北関東の計4県に出した一部農産物の出荷制限。東京都中央卸売市場の築地市場(中央区)では22日、これらの地域の野菜の売れ残りが顕著となり、「このままではつぶれる卸もでる」と悲鳴が上がっている。
22日早朝、市場にある青果部の場内には、政府の出荷制限指示に間に合わなかった茨城県産ホウレンソウや、売れ残った福島県、北関東産の野菜がうずたかく積まれていた。市場のホームページによると、築地市場は、都内11市場では大田市場(大田区)に次ぐ1日当たり約1200トンの青果を取り扱っている(平成20年)。
卸売業の佐藤修一さん(54)は、「出荷制限になったホウレンソウやカキナだけでなく、茨城や福島県産の野菜は全部売れなくなった。生産者にはかわいそうだけど私たちも買えない。仲卸も店も、体力がないところはつぶれてしまう」と嘆く。
仲卸の木村徹さん(37)も「連休明けにしては通常の3割くらいしか売れていない。西日本の野菜が終わって、これから関東の出荷時期だったのに。特にホウレンソウは壊滅的」と肩を落とし、「4県だけでなく千葉産品なんかも売れ残っている。風評被害が連鎖的に周辺地域にも影響しだしている」と不安を口にした。
政府の対応への不満も広がっている。築地東京青果物商業協同組合の泉未紀夫理事長(61)は「国は本当に無責任。決まった品目を出荷停止にして生産者に保障してくれないと混乱を招くだけ」と憤る。
泉理事長は「今は消費者が地震や計画停電の影響で他の食材を買いだめしていることもあり、野菜を買い占めるという現象はない」としながらも、「中央卸売市場は野菜を関東の産地に依存している。これが続けばいずれ品不足が出て、補充先となる西日本で野菜の価格が上がるなど、余波が広がるだろう」と心配する。ホウレンソウの出荷量は、当該4県で春先の首都圏への出荷の約6割を占めるという。
「計画停電で店は休みだし、人は家にこもっている。ガソリン不足で配達にも行けない。そこにきてこの出荷制限と風評被害で、青菜に塩だよ。消費者は風評に惑わされず、冷静になってほしい」と泉理事長はため息をついた。
◇おまけ/中国の塩パニック
上海の友人の話によると、今は塩の返金騒ぎになっているらしい。