2011年3月アーカイブ

写真は3/19のパルテノン神殿と超特大満月、妖しくも美しい/Astronomy Picture of the Dayより、大判高画質写真

http://apod.nasa.gov/apod/ap110320.html

 

2011年3月19日の満月は、月が地球に最接近した時の満月で「スーパームーン」と呼ばれている。月と地球の平均距離は、38万4403km、最接近で35万6700kmまで近づいた。最も離れた地点(40万6300km)とは約5万kmの差があり、その差は大きさで14%、明るさで30%も違うという。この最接近は18年ぶりだ。

 

この最接近が今回の大地震と関係があるかは分からないが、11日と19日は非常に近い。

 

スーパームーンもさることながら、2500年の歴史を誇るパルテノン神殿との調和も面白い。ギリシャは地震の多い国だが、2500年間その姿を保ったことは賞賛に値する。パルテノン神殿は見ての通り修復中、この修復は1983年に始められており、既に28年が経っている。一体、何時終わるのだか???

 

パルテノン神殿の見学料は、通常12ユーロ≒1375円、割引料金で6ユーロ≒687円、無料の方はジャーナリスト、19歳以下、兵役中の兵士、ツアーガイド、ギリシャとEUの大学生、無料入場日は、3/64/185/186/59/27、7・8・9月を除く第一日曜日など、いつまで経っても完成しない理由も分かるというもの。ギリシャ危機もこんなところが発端なのかな?

http://odysseus.culture.gr/h/3/eh355.jsp?obj_id=2384

 

このサイトの名前で「オデッセイの夜明け」が浮かんでくる。攻撃はスーパームーンの19日に行われた。

 

 

 

写真は维读者網より

菅直人精神状异常:竟然放声大哭=菅直人の精神状態は普通でない。なんと大声を出したり、泣いたりと

http://news.creaders.net/headline/newsViewer.php?nid=465841&id=1051193&dcid=15

 

やれやれ、東電を怒鳴ったり、泣いたりと困ったリーダーだ。香港紙にまで書かれるようでは、もうおしまい。早く辞めてくれ。リーダーの資質も素質もない。ただ逃げる為だけの知恵しかない。

 

未曾有の大災害に未曾有の首相?国民は黙々と我慢を続け、放射能の数値を見守っている。

 

 

写真は遺体の髪を掴みカメラに向けて歯を見せて笑う兵士/BackChinaより、なんでこんなことができるのか?

慎入!德国媒体曝光阿美无故射平民现场照片()=注意してご覧を!ドイツのメディアはアフガニスタンに駐在している米軍が訳もなく一般人を射殺した現場写真を暴いた

http://news.backchina.com/viewnews-133102-gb2312.html

写真のキャプションには、『2010/1/15、米軍の“殺人チーム”の一名はアフガニスタンのクルムディンと呼ばれた農民の死体の側に並んで写真を撮る』とある。

 

かたや、東北関東大災害で地域復興を手伝う在日米兵の素晴らしい姿がある。アフガンでは誰しもがおかしくなってしまうのか?

 

IZA3/22-殺害遺体脇で笑う米兵 独誌、虐待写真を掲載】

 ドイツ週刊誌シュピーゲルは22日までに、アフガニスタンに駐留する米兵がアフガン市民を殺害後に虐待し、その遺体の脇で笑っている写真を掲載した。同誌は「イラクの旧アブグレイブ刑務所でイラク人収容者を虐待した事件以来のスキャンダル」として問題視している。

 

 同誌によると、アフガン南部カンダハル近郊で2010年ごろ、米兵が近くにいたアフガンの若者を呼び寄せ、いきなり手りゅう弾で攻撃。これを若者の犯行として偽装し、仲間の米兵とともにこの若者を射殺した。

 

 複数の米兵は犯行後、血まみれでほぼ裸の状態だった遺体の髪をつかみ、男性の顔をカメラに向けるようにした。この際、米兵は白い歯を出して笑っていた。

 

 欧米メディアによると、米軍は22日までに、米兵の行為について謝罪。捜査を開始したことを明らかした。(共同)

 

 

 

写真は強制撤兵を報じるCNNニュース(2011/3/22)

U.S. military considers mandatory evacuations in Yokosuka, Japan=米軍は日本の横須賀からの強制撤兵を検討中

http://edition.cnn.com/2011/US/03/21/japan.military.evacuation/#

『米軍は日本で上昇している放射能濃度への心配から、何千人もの米軍と彼らの家族の強制避難を考えている、と国防総の上級職員はCNNに話した』

と書かれていますが、

『米国防総省のラパン(Dave Lapan)副報道官は22日、東日本大震災での支援について「米軍は長年の友人である日本のために人道支援と救難支援を実施し続ける」と述べ、米軍が福島第1原発の放射能漏れによる被ばくを警戒して日本から離脱するのではないかとの不安を打ち消した。』時事ドットコムより

 

 

写真は米国防総省のサイトより、被災地域住民と力を合わせる在日米軍、25枚の写真有↓

http://www.defense.gov/home/features/2011/0311_japan/

 

当然ながら、自衛隊の皆さんの活躍が一番力強いことは言うまでもありません。

写真は以下にあり↓もっと日本のメディアは彼らの活躍をアピールすべきです!

http://www.mod.go.jp/j/approach/defense/saigai/tohokuoki/photo.html

 

米国の今回の「菅政権下東北関東大災害」への貢献度は大きく、我々は忘れてはなりません。民主党の口先同盟国とのうわべだけの対応にも関わらず、米軍は第七艦隊まで動かして日本を支援してくれています。

 

火事場泥棒みたいな国があるのは皆さんもご存知の筈。航空自衛隊はその度にスクランプルをかけています。

 

国の復興とともにもう一度国防とは何か?同盟国とは何かを考えてみるいい機会です。今回、副報道官は撤退などあり得ないと明言しておりますが、放射能汚染がもっと酷くなった時、彼らの意思とは別に米国議会いや米国市民が、彼らの日本撤退を命ずるかもしれません。これは、日本が他国からの侵略を受け、米軍が日本軍とともに軍事作戦をする場合も同じです。

 

自分達の国を自分達で守る意思のない国に米国市民は自らの息子達の血を流させるでしょうか?東電を怒鳴りつけるリーダーの居る国の指示を受け入れることができるでしょうか?へたをすると在日米軍を怒鳴りつけるかもしれません。(そんな肝っ玉はないか)

 

いずれにしても、今は福島原発をなんとかすることが一番大切ですね。

 

IZA3/23-在日米軍の退避報道を否定「任務継続する」】

 米国防総省のラパン副報道官は22日、一部米メディアが福島第1原発事故への対応として米軍横須賀基地の部隊全体が退避を検討していると報じていることに対し「在日米軍や米海軍第7艦隊は日本防衛を含む任務を継続する」と否定する声明を出した。

 

 ラパン氏は、日本に滞在する米軍兵士の家族は予防的措置としての退避が許可されているとしつつ「米兵士は(東日本大震災に関する)災害支援に従事する」と報道内容を否定した。

 

 ロシア訪問中のゲーツ国防長官は同行記者団に対し、福島第1原発の放射性物質漏れの影響を注視しているとした上で「米兵士と同盟国日本の双方にとって最善の策を取る」と語った。(共同)

 

 

 

写真はBackChinaより、大判高画質↓

http://news.backchina.com/viewnews-133211-gb2312.html

 

南相馬市の津波の瞬間/YouTubeより、道路を走っている車に襲い掛かる大津波

http://www.youtube.com/watch?v=inykhBdMC7I&feature=player_embedded

何度見ても胃袋が握りつぶされるようだ。

 

 

写真はほうれん草に15000ベクレルの放射性ヨウ素を検出したとのTBSニュース/YouTubeより

http://www.youtube.com/watch?v=2k4sHlO3jkM&feature=related

 

海からも放射能が検出されたと公開された。何でも隠さずに伝えることで、消費者は完全に冷えた。検出されてから、これくらいの量だったら問題ないと発表するものの出荷制限をすれば、益々消費者は冷えて固まる。

 

既に日本だけの問題ではなく、韓国や中国でも同じように消費者は固まっている。香港では日本料理店が閉店ラッシュ、客が遠のいたのと食材が上がったためだ。

【人民日報日本語版3/22-香港 日本料理レストランが閉店ラッシュ?】

http://j.peopledaily.com.cn/94476/7327183.html

 

発表の仕方に問題がある。現政権はとにかく責任を取りたくないことを前面に押し出しており、逃げカンの特徴を明確に出している。公開したのも後で隠したと言われないためだ。

 

このままだといくら我慢強くおとなしい日本人でもパニックに陥る可能性がある。ただ、現政権の支持率が35.6%にアップしている。まさに信じられない思いだ。国民は我慢強さの一流選手だが、リーダーは三流ヘッポコ選手とNYタイムズの反日記者ではないが、日本人は本当に我慢強いと感じる。カン首相に文句を言っても始まらないとの思いがあり、ある面ではあきらめているのか?

 

これだけ、枝野官房長官がテレビで露出すれば、ACジャパンのCMのように頭にこびりつくので、それが支持率アップに結びついているのであろう。

 

日本人は今一つになって、この東北関東大災害に臨んでいる。だから、カンやカイエダのバカさ加減を今は言うまいとの声が大きいのかもしれない。(但し、絶対に忘れてはならない)

 

しかし、カン首相にもできることがある。O157のカイワレダイコンのように、茨城県のほうれん草を食べるパフォーマンスならできるだろう。首相官邸では毎日茨城産のほうれん草を食べて頑張っているとやったらどうか。

 

東電をつぶし、日本の農家もつぶすのか?怒鳴りたいのは、農家の人たちだぞ!で、補償は東電に言えとは、まさに究極の逃げ技!

 

IZA3/22-売れ残る北関東の野菜「つぶれてしまう」青果市場が悲鳴】

 食品衛生法の暫定基準値を超える放射性物質(放射能)が検出され、政府が21日に福島県と北関東の計4県に出した一部農産物の出荷制限。東京都中央卸売市場の築地市場(中央区)では22日、これらの地域の野菜の売れ残りが顕著となり、「このままではつぶれる卸もでる」と悲鳴が上がっている。

 

 22日早朝、市場にある青果部の場内には、政府の出荷制限指示に間に合わなかった茨城県産ホウレンソウや、売れ残った福島県、北関東産の野菜がうずたかく積まれていた。市場のホームページによると、築地市場は、都内11市場では大田市場(大田区)に次ぐ1日当たり約1200トンの青果を取り扱っている(平成20年)。

 

 卸売業の佐藤修一さん(54)は、「出荷制限になったホウレンソウやカキナだけでなく、茨城や福島県産の野菜は全部売れなくなった。生産者にはかわいそうだけど私たちも買えない。仲卸も店も、体力がないところはつぶれてしまう」と嘆く。

 

 仲卸の木村徹さん(37)も「連休明けにしては通常の3割くらいしか売れていない。西日本の野菜が終わって、これから関東の出荷時期だったのに。特にホウレンソウは壊滅的」と肩を落とし、「4県だけでなく千葉産品なんかも売れ残っている。風評被害が連鎖的に周辺地域にも影響しだしている」と不安を口にした。

 

 政府の対応への不満も広がっている。築地東京青果物商業協同組合の泉未紀夫理事長(61)は「国は本当に無責任。決まった品目を出荷停止にして生産者に保障してくれないと混乱を招くだけ」と憤る。

 

 泉理事長は「今は消費者が地震や計画停電の影響で他の食材を買いだめしていることもあり、野菜を買い占めるという現象はない」としながらも、「中央卸売市場は野菜を関東の産地に依存している。これが続けばいずれ品不足が出て、補充先となる西日本で野菜の価格が上がるなど、余波が広がるだろう」と心配する。ホウレンソウの出荷量は、当該4県で春先の首都圏への出荷の約6割を占めるという。

 

 「計画停電で店は休みだし、人は家にこもっている。ガソリン不足で配達にも行けない。そこにきてこの出荷制限と風評被害で、青菜に塩だよ。消費者は風評に惑わされず、冷静になってほしい」と泉理事長はため息をついた。

 

◇おまけ/中国の塩パニック

上海の友人の話によると、今は塩の返金騒ぎになっているらしい。

 

 

これも想定外?

写真はケンタッキーのボーリンググリーン市にもうすぐオープンするレストラン/友人のS氏より、Coming soonの文字が空しい

 

さて、オープン間近のようですが、ボーリンググリーンの掲示板には

Kind of an unfortunate name considering the recent events.』との書き込みも

http://www.topix.com/forum/city/bowling-green-ky/T9K0G663D3QF7JBI8

 

入口に巨大な義援金箱を設置してはどうでしょうか。

 

Tsunami を名前にしたレストランはたくさんあります。しかし、これだけの被害をもたらした名前が日本食レストランとなるのはつらいですね。

http://www.tsunamiutah.com/

 

 

反日と見られていたニコラス・クリストフ記者だが、日本を称賛するコラムを書いている。

The Japanese Could Teach Us a Thing or Two=日本人は何かを我々に教えてくれる

http://www.nytimes.com/2011/03/20/opinion/20kristof.html?_r=1&ref=nicholasdkristof

 

このコラムの中で一番面白いところはココ↓

I was sometimes perceived as hostile to the country because I was often critical of the Japanese government’s incompetence and duplicity. But the truth is that I came to cherish Japan’s civility and selflessness.

(ニコラス・クスリトフ)は、しばしば、日本政府の無能さと二枚舌について批判的であったので、反日としてレッテルを貼られました。しかし、本当は、日本の礼儀正しさと無私を大切にしていたのです。

 

へぇーーー、知らなかった!中国人のおかみさんと散々日本をけなしていたのに・・・。

 

日本は不平不満を言わない倫理体系ができているので三流のリーダーでも我慢できるとするどい意見もあり、確かに誰が見ても三流のリーダーに違いない。

 

ただ、褒めてばかりではない。日本の緊密な社会機構に調和できない者はイジメと言う差別を受ける。1923年の関東大震災の際には、差別されていた朝鮮人が6000人も虐殺されたとのことを書いている。この6000人と言う数字は上海の大韓民国臨時政府の機関紙「独立新聞」によるもので当てにならない。

 

IZA3/21-「米国は日本から学ぶべき」 NYタイムズ紙】

 【ニューヨーク支局】東日本大震災で世界各国が日本の経験から多くの教訓を学ぼうとするなか、20日付の米紙ニューヨーク・タイムズは、福島第1原発で放射能汚染の危険に立ち向かう作業員の献身ぶりを称賛し、「米国は日本から何かを学び取るべきである」とする論評記事を掲載した。

 

 元東京支局長、ニコラス・クリストフ氏による論評は、地震、津波、放射能漏れの三重苦で日本人の「団結が深まった」と指摘。「我と欲を捨てる精神と冷静さ、規律を尊重するという日本人の行動規範を福島の原発で危険な作業を続ける作業員が体現している」とたたえた。

 

 さらに、日本政府の対応と比べ、苦難に耐える日本人を「立派で高貴だ」とし、米国人は日本人の精神から学ぶべきものがある-との趣旨を貫いている。

 

 

 

 

写真はディリーメールより、政府側軍事車両がピンポイント攻撃で破壊された大迫力の写真。以下のサイトには、戦車へのピンポイント爆撃の写真もあり

http://www.dailymail.co.uk/news/article-1368279/Libya-We-kill-Gaddafi-says-Defence-Secretary-Liam-Fox-RAF-blitz-Libya.html

 

テロに対する戦いをカダフィは主張していたが、自らが攻撃されると今度は連合国に対してテロ攻撃を行うと宣言した。

 

内戦から戦争へと拡大、ますます泥沼化する。反政府側が8000人以上亡くなったとの報道あり、また、連合軍の攻撃により政府側の被害者が増えて行く。

 

≪菅政権下東北関東大災害≫ではリビアの被害者以上に亡くなった方も多く。まだまだ行方不明者も多い。また、原発の問題も残っている。

 

戦争なんかしている場合ではないというのが、日本人の大方の意見であろう。でも、国際社会ではどんな場合であっても戦争は起こりうる。自然災害同様に備えは怠りなく。

 

IZA3/21-リビア反体制派への軍事支援 米欧のシナリオ】

 【ロンドン=木村正人】英国やフランスが主導、米国が支援したリビアへの攻撃で多国籍軍は20日までに飛行禁止区域を設定した。しかし、リビア最高指導者カダフィ大佐側は戦車や武装車両など地上兵力で反体制派を圧倒しており、多国籍軍は今後、反体制派への軍事支援、リビアへの武器禁輸などを強化するとみられる。

 

 多国籍軍は今後、空中警戒管制機(AWACS)や戦闘機による監視やパトロールを実施するとみられるが、問題はカダフィ大佐側の地対空ミサイルだ。移動式や携帯型のミサイルもあり、19、20両日の攻撃で完全に破壊されたかはわからない。

 

 カダフィ大佐側が19日に反体制派の本拠地ベンガジに一気に迫ったのは空軍力よりも、反体制派を圧倒的に上回るT55、T62、T72など旧ソ連製戦車や重武装車両など地上兵力に負うところが大きい。

 

 多国籍軍はこのため、カダフィ大佐側の戦車や重武装車両を空から破壊するとともに、反体制派に軍事顧問を派遣して支援態勢を強化するとみられる。

 

 イラクやアフガニスタンのような大規模な軍事介入に発展するのを恐れる米国は地上部隊の投入を否定しており、米紙ウォールストリート・ジャーナルはオバマ米政権はエジプトが国境を接するリビアの反体制派に武器を供与するのを黙認していると報じている。

 

 リフキンド元英外相は英紙タイムズで「反体制派に武器供与を」と主張。チャドやアルジェリア、シリアからの傭兵(ようへい)がカダフィ大佐側に流れ込む恐れがあるため、欧米は外交ルートを通じて各国政府に圧力をかけるべきだと訴えている。

 

 作戦には英米仏など5カ国の艦船25隻が参加。反体制派への人道支援物資輸送を警備する一方で、海上封鎖を実施してリビアに武器や支援物資が密輸されるのを防ぐ方針だ。

 

 フランスのアロー国連大使は20日、米ABCテレビのニュース番組に出演し、「われわれは、リビア国民が自らの意思を表現できるようになることを望んでいる。カダフィは退陣しなければならない」と述べた。

 

 

写真は元ワシントンポスト紙東京特派員ポール・ブルースタイン氏/ブルッキングス研究所サイトより

http://www.brookings.edu/experts/blusteinp.aspx?more=ex

 

【ワシントンポスト3/17-Why I’m not fleeing Japan=なぜ私は日本から逃げないのか】

http://www.washingtonpost.com/opinions/why-im-not-fleeing-japan/2011/03/16/ABQsdhk_story.html

 

IZA3/19-原発事故、冷静さ保って 米紙元特派員】

 18日付の米紙ワシントン・ポストは、東京電力福島第1原発の事故に関して「私はなぜ日本を離れないか」と題した神奈川県鎌倉市に住む元同紙東京特派員のコラムを掲載、放射能被害を恐れる声が高まる中、冷静さを保つことの必要性を訴えた。

 

 筆者はポール・ブルースタイン氏で、外国人らが日本を脱出しようとする動きや、放射能被害に効果があるとされるヨウ化カリウム錠を求めて米国内の一部で騒ぎが起きていることに触れ、「原発事故の先行きは分からないが、日本が核分裂性物質の温床のように捉えるのは、賢明でも公正でもない」と訴えた。

 

 日本は危険だとの認識は「経済的、心理的に打撃を与える」とし、過剰反応は「被災者への心からのお見舞いの言葉を無意味にし、日本が立たされた苦境をさらに悪くする」と強調した。(共同)

 

『自分は仏教徒ではないとしながらも、鎌倉の大仏はいつもと同じで、心の平安を得ることができる。原子力発電所とは200マイル=321kmも離れており、致命的な放射線で光ってはいなかったことを確認した』と始まるポール氏のオピニオン。

 

奥様は日本人であり、いつもテレビで被災者のインタビューを見るたびに涙を流していると言う。ワシントンDCで生まれた同氏であるが、日本的な情緒が理解できる貴重な米国人と言えよう。

 

 

 

唸声


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