写真は子ども達5人が死んでいたゴミ箱/大紀元・BackChinaより、第一発見者はゴミあさりのおばさん、11/15の当地の最低気温は6℃で晩には小雨が降っていたと言う。子供たちの年齢は7歳から13歳くらい、5人は浮浪児でゴミ箱の中で暖を取るために木炭を燃やし、一酸化炭素中毒で亡くなったものと見られ、他殺ではないとされている。
http://www.epochtimes.com/gb/12/11/19/n3733076.htm
http://news.backchina.com/viewnews-221104-gb2312.html
【IZA11/19-中国のごみ箱内で男児5人が死亡 暖取りCO中毒か】
19日付の中国各紙によると、中国貴州省畢節市で16日、大型のごみ箱の中で男児5人が死亡しているのが見つかった。地元当局の調べで、5人はいずれも一酸化炭素(CO)中毒と判明。ごみ箱の内に木炭を燃やした跡があることから、地元当局は、暖を取っていて死亡した可能性が高いとみている。
貴州省は中国で最も貧しい省の一つ。5人の詳しい身元は不明だが、経済的な理由から両親に捨てられるなどした子供とみられる。現場付近に地元政府の事務所があり、ネット上では男児らを救えなかった当局への批判の声も上がっている。(共同)
大紀元のタイトルは<畢節「皮帶哥」書記和5名避寒死的流浪兒=畢節市の「ベルト兄貴」書記と5人の寒さを避けて死んだ浮浪児>とある。畢節市委書記の張吉勇氏は高級ブランドのベルトを締めていることで有名である。高級腕時計に高級タバコなど、庶民には手の届かない高級品を持った姿で党幹部の写真が撮られれば、すぐにネットで公開される。
また、大紀元では、杜甫の詩を引用して、「朱門酒肉臭,路有凍死骨=高貴の家では酒も肉も腐っているのに路傍には凍死者の骨が横たわる」との比喩をしている。党幹部は贅沢な暮らしをして、暖かい贅を尽くした家に住んでいるのに、浮浪児はゴミ箱で暖を取り、一酸化炭素中毒で死んでしまうのだ。誠に哀れである。つい先日、中国共産党のトップ7名が決まった。その日に子供たちはゴミ箱の中の一時の温もりに命を委ねたのである。この後の杜甫の詩は、「栄枯咫尺異、惆悵難再述=栄華と衰亡が隣り合うのを見れば、悲しみは極まって言葉も出ない」と続く。
15日に選出された7名の常務委員など見たこともないような幸せな顔をして子供たちは死んでいたのだろうか?マッチ売りの少女の如く・・・。