写真はテロの現場/BackChinaより、大判高画質写真(衝撃写真注意)
http://news.backchina.com/viewnews-104810-gb2312.html
【IZA9/9-露南部の爆破テロで15人死亡、70人超負傷 イスラム過激派の犯行か】
ロシア南部北オセチア共和国の首都ウラジカフカスにある中央市場の入り口付近で9日、爆発が起き、少なくとも15人が死亡、77人が負傷した。国営ロシア通信などが伝えた。検察当局は乗用車を使った自爆テロとみて捜査を開始。車には爆発物のほかにガスボンベが積まれていた。
プーチン首相は同日、このテロがラマダン(断食月)明けに合わせたイスラム過激派による犯行であるとの見方を示唆した。
イスラム教徒が主流の露南部北カフカス地方では過激派によるテロが頻発しており、ロシア正教徒が多数派の北オセチアにもイスラム武装勢力が拡散してきた恐れがある。北オセチアでは2004年9月、チェチェン独立派による学校占拠事件で児童ら330人以上が死亡したのを最後に比較的安定した情勢が続いていた。(モスクワ 遠藤良介)
爆発した自動車の中からは自爆犯とみられる頭部のない遺体が発見されている。爆発の威力はTNT火薬で30~40キロ程度であり、鉄筋やボルトやベアリングなどの金属片も詰め込まれていて殺傷力を増強させていた。最新の情報では19人が死亡したとも言われている。